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名探偵のコーヒーのいれ方



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名探偵のコーヒーのいれ方の評価: 3.45/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(4pt)

コーヒーをこよなく愛し逆境に負けない強い女性クレアの大人のミステリー第1弾。

「ミステリー書店」シリーズが好評のアメリカの夫婦合作作家コンビが別名義で贈る新シリーズ「コクと深みの名推理」第1弾です。本書を読んで感じたのは、実際のベテラン夫婦が書いている事もあってか、単純に陽気なだけの物語ではない人生の苦労が滲み出ている少し翳りを帯びた大人の雰囲気の小説だなという印象です。ヒロインのクレアは離婚暦があり二十歳の娘を持つアラフォー女性で今回再びNYの老舗コーヒーハウス「ビレッジブレンド」のマネージャーとして復職した落ち着きのあるしっかり者ですが、時々コーヒーを準備しているのを忘れてしまいほったらかすそそっかしい面もある愛すべき好人物です。
クレアが愛猫ジャヴァを連れてビレッジブレンドに引っ越して来た朝、不思議な事に空っぽの店内で階段から転落した従業員女性を発見する。単純な事故と判断する警察に対して「優秀なダンサーでもある彼女が簡単に転ぶだろうか?」と不審を抱いたクレアは独自に調査を開始する。
あの手この手を使って関係者に聞き込みをして粘り強く真相を探ろうとするガッツのあるクレアですが、やはり素人探偵の限界からか推理はピシャリと的を射る所までは行きません。本当はじっとしていれば完全犯罪成立となるのにうっかり自ら馬脚を現してしまう展開は甘くはありますが、意外な真犯人を上手に隠す著者のテクニックには大いに感心させられました。レギュラー陣ではビレッジブレンドの経営者でクレアの元義母のマダムの優しく温かな人柄と表紙を飾るだけある愛猫ジャヴァの肝心な場面での大活躍が印象的でした。そしてロマンスの面では、世界を飛び回り家庭を省みなかった事が原因で離婚した色男の元夫マテオはまだクレアに未練があり捜査にも快く協力してくれていてもしかしたら将来復縁の可能性もありそうですし、妻子あるクィン警部補に一目惚れしたクレアの淡い恋心が今後どう発展するのかも気に懸かります。
離婚女性がヒロインである事や今回の事件の秘めた暗い事情にも大人の雰囲気が濃厚に漂うまさにコクと深みのあるミステリーの今後の展開に期待し、通読すれば一流のコーヒー通になれそうな気がする随所に挿まれるオマケの専門的な豆知識の数々も楽しみにしてこれから既刊を読み進めようと思います。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
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No.13:
(5pt)

本当に酷い

本当に酷い。小説かどうかもわからないくらいストーリー性がない。うんちくを並べてあるだけ。仕方なく読んでる。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
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No.12:
(4pt)

意外な面白さ

この本の前に別の筆者のもので紅茶店の店主が探偵役といった、よく似た設定のものを読み心底ガッカリしたリベンジ的にこちらの本を読んでみました。

まず舞台になった店の雰囲気が素敵で、どれだけ美味しい珈琲が飲めるのだろうと想像するだけでも楽しかった。
流れとしては紅茶店のものと同じく珈琲(紅茶)ウンチク&登場人物の恋愛模様を絡めた描写が多々挟まれてはいましたが、今回は前回よりもスムーズに読めて、あまりうんざりすることなく時間が空くとすぐに本を開き熱心に読み進めて最後までいけました。
肝心のミステリーもそこそこ推理好きな私も納得。

基本的に私は女が探偵役というのは、二時間サスペンス以外あまり好きではない方ですが(推理ものでの恋愛描写が多いのはちょっとウザい派)、そこを差し引いてもこの本は総合的に面白かった。(ちなみにミスマープルは大好き^^)

表紙絵やタイトルも私好みなので今後もこのシリーズは継続して読んでみようと思います。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
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No.11:
(5pt)

終章の工夫?(・_・)が、とても役立った

何と行っても街でコーヒー空間を得るには値段が高い今、
この本は推理物なのに終章で「おうちコーヒー」の図解がユニークだった。
 
 主人公クレアはビジュアルカフェオーナー。副店長アナベルを信頼する。
事件になりクレアは独自捜査をする。

 海外推理はワンフレーズが長くなるように思って読むのは苦手だったが、
この本はすらすら読めた。
 
 ビジュアルカフェイのオリジナルコーヒーを作る図解では試してみたくなった。
 
 シナモン、カフェイオーレ、カクテルコーヒーの紹介で奥深いコーヒーと物語の合致。

事件はありきたりでも実生活に役立つページを入れる編集姿勢に納得したので星5つにします。
 文庫本の値段としては高いがサービス精神を評価したい。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
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No.10:
(4pt)

少女マンガ的ワクワク感はあります

推理小説としては、いまひとつだなと思いました。一応は主人公がタイトルで言われているところの「名探偵」的役割を果たしているのですが、主人公が推理をする場面は大して出てこず、なりゆき的に話が進んでいきました。

この作品の魅力は、ちょっとマッチョな感じの元夫と、クールなクィン警部補の2人に好かれる主人公に感情移入しながら、主人公はどちらの男性を選ぶのかしら〜とか考える、そんな少女マンガ的楽しみにあるのだと思います。
ですから、そういうものを楽しまない人は、読んでもぜんぜんおもしろくないのではないか、と思います。
あと、主人公が40代近いのに何か幼い感じなので、そういうタイプが苦手な人も無理かもしれません。

私自身は楽しめましたが、再読はしないと思います。図書館で借りて読むのが一番いいかも。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.9:
(4pt)

コーヒーをこよなく愛し逆境に負けない強い女性クレアの大人のミステリー第1弾。

「ミステリー書店」シリーズが好評のアメリカの夫婦合作作家コンビが別名義で贈る新シリーズ「コクと深みの名推理」第1弾です。本書を読んで感じたのは、実際のベテラン夫婦が書いている事もあってか、単純に陽気なだけの物語ではない人生の苦労が滲み出ている少し翳りを帯びた大人の雰囲気の小説だなという印象です。ヒロインのクレアは離婚暦があり二十歳の娘を持つアラフォー女性で今回再びNYの老舗コーヒーハウス「ビレッジブレンド」のマネージャーとして復職した落ち着きのあるしっかり者ですが、時々コーヒーを準備しているのを忘れてしまいほったらかすそそっかしい面もある愛すべき好人物です。
クレアが愛猫ジャヴァを連れてビレッジブレンドに引っ越して来た朝、不思議な事に空っぽの店内で階段から転落した従業員女性を発見する。単純な事故と判断する警察に対して「優秀なダンサーでもある彼女が簡単に転ぶだろうか?」と不審を抱いたクレアは独自に調査を開始する。
あの手この手を使って関係者に聞き込みをして粘り強く真相を探ろうとするガッツのあるクレアですが、やはり素人探偵の限界からか推理はピシャリと的を射る所までは行きません。本当はじっとしていれば完全犯罪成立となるのにうっかり自ら馬脚を現してしまう展開は甘くはありますが、意外な真犯人を上手に隠す著者のテクニックには大いに感心させられました。レギュラー陣ではビレッジブレンドの経営者でクレアの元義母のマダムの優しく温かな人柄と表紙を飾るだけある愛猫ジャヴァの肝心な場面での大活躍が印象的でした。そしてロマンスの面では、世界を飛び回り家庭を省みなかった事が原因で離婚した色男の元夫マテオはまだクレアに未練があり捜査にも快く協力してくれていてもしかしたら将来復縁の可能性もありそうですし、妻子あるクィン警部補に一目惚れしたクレアの淡い恋心が今後どう発展するのかも気に懸かります。
離婚女性がヒロインである事や今回の事件の秘めた暗い事情にも大人の雰囲気が濃厚に漂うまさにコクと深みのあるミステリーの今後の展開に期待し、通読すれば一流のコーヒー通になれそうな気がする随所に挿まれるオマケの専門的な豆知識の数々も楽しみにしてこれから既刊を読み進めようと思います。

名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.8:
(4pt)

猫はあんまり出てこないけど

表紙絵にはヒロインの愛猫が描かれています。
大の猫好きとしてはこれだけで評価プラス1。ただ、たしかにきわどい所でヒロインを
救うのに一役買ってくれましたが、全体的に猫の存在感はあまりありません。
あくまでアクセントとして登場している程度。
典型的なコージーミステリーですが、ヒロイン・クレアと女癖の悪さ故に
泣く泣く別れた元夫との距離感がおもしろい。この先クレアの恋の行方が
非常に楽しみです。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.7:
(5pt)

コーヒーを飲みながら

アリス・キンバリー名義でミステリ書店シリーズを書いているクレオ・コイル。
ミステリ書店シリーズが凄く面白いから、このコクと深みの名探偵シリーズにも期待してました。
そして見事にその期待以上の面白さを提供してくれましたよ。
まず表紙からして手にとって読みたくなるような可愛さがありますよね。
このシリーズはNYの老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアが主人公なんですが、アシスタント・マネージャーのアナベルが階段から転落してる姿を発見するところから話が始まります。
警察の事故という判断に納得の行かないクレアは素人探偵全開の危なっかしさで捜査を開始します。
一流のコーヒーをいれるけど、捜査はど素人。この危なっかさがコージーミステリーの魅力でもあるのですが、自分の得意分野でもあるコーヒーを利用して情報を手に入れようとするのもいいですよね。
コージーミステリーの定番ともいえる恋愛事情も読んでいて楽しかったですよ。
元夫のマテオとこの事件を捜査するクィン警部との三角関係の今後がどうなるのか今から楽しみにしてます。
元夫マテオの母親がコーヒーハウスの経営者ってところがミソなんですけどね。
色々な部分でお菓子探偵ハンナシリーズに似てる部分があるけど、面白いからいいですね
色々なコーヒーやお菓子のレシピなどがのっていてコーヒーが好きやから一度は挑戦してみたいなって思いました。
もう続編も発売されてるらしいのですぐにでも読みたいです。
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No.6:
(4pt)

コーヒーの知識がつきます

コーヒーショップ・ビレッジブレンドのマネージャーを務める主人公・クレアは店の階段で転落しているアナベルを発見。警察は事故と判断したが、納得がいかないクレアは事件を調べる。次々浮かび上がる疑惑の人々。気軽に読めるミステリーですが、第一弾ということでコーヒーの淹れ方や人間関系の描写がメインな印象。元夫と警部補の間で揺れ動く心・・・恋愛要素もかなりあります。登場人物の個性があって、スラスラと読めます。面白いです。
本格ミステリー派には向かないかもしれませんが、次が読みたくなる1冊です。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.5:
(4pt)

温かいコーヒーは人の温かさ

ニューヨークの老舗のコーヒーハウスを舞台にしたシリーズの第1作。コーヒー色の猫のかわいい表紙に惹かれて、衝動買いしてしまった。
前半はいただけない。まず、プロローグが完全なる蛇足。次に、コーヒーの蘊蓄が過剰なのはまだともかく、話に乗ってきたところをプツンプツンと断ち切るように挿入されるのは、かなり気にさわる。場面転換もわかりづらい。
だが後半は、コーヒー蘊蓄の嵐がおさまった事もあり、結構おもしろく読めた。特に、コーヒーハウスのマネージャーで、探偵業はずぶの素人の主人公が、案外まともな推理をし、案外まともな調査をするのが、推理物としては全く期待していなかっただけに、うれしい驚きだった。クライマックスの盛り上がりも悪くない。
また、9.11テロの挿話で、人々を力づけたのは、コーヒーそのものではなく、誰かが自分のためにコーヒーをいれてくれる、自分をねぎらってくれるとの思いだった…とのフレーズがある等、単なるコーヒーおたくではない、人の温かさが感じられるのもなかなか良い。ちょっとおまけだが、星は4個。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
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No.4:
(5pt)

本を閉じたくないっ(>_<)

途中でカフェオレとオレオを用意してムグムグしちゃいました(^-^)読んでると無性にコーヒー飲みたくなります。普段はそんなに好きじゃないのに(^_^;)だから絶対に準備しておいてた方がいいです。ミステリー書店シリーズの続きを期待してましたがこれはこれですんごく良かったです。小柄でコーヒーを心から愛する主人公とセクシーな元夫、この事件で知り合ったクィン警部補の三角関係(?!)も気になります。次作が待ち遠しいです。クッキングママシリーズやステファニーシリーズ好きな人にはオススメです。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.3:
(4pt)

コーヒーを飲みながら

犯人探しよりも、コーヒーに関する薀蓄、描写が楽しい本でした。
店のオーナーのマダム、娘のジョイのキャラクターもいい感じです。
主人公と元夫、この事件で知り合った警部補との関係がどうなるのか?今後が楽しみなシリーズになりそうで期待してます。
コーヒー好きの方は、この本を読み始める前にコーヒーを淹れることをオススメします。読んでいるうちに、飲みたくて堪らなくなると思いますので。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621
No.2:
(4pt)

こだわりの珈琲が登場

珈琲が好きな人にはたまらない。一杯の珈琲と共に良質のミステリーを味わう。至福の時。
本書では老舗の珈琲ショップで突如起こった不幸な事件の謎が主題となる。様々な珈琲の種類が登場するのが特徴。物語の随所で登場するこだわりの珈琲が物語を一層香りたてる。
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4270100621
No.1:
(4pt)

お店に行ってみたい。

コーヒーとコージーミステリーって定番という気がしていたのですが、そういえば・・あんまりないなあと読んできて気がつきました。
気軽な気持ちで読んだのですが、コーヒーに関する知識がぎっしり。トピックで説明されているわけではないので、読んでいるうちに「このお店に行きたい」という気持ちが強くなってきました。コーヒー党はもちろん、紅茶派の人も楽しめると思います。
登場人物の会話やニューヨークの町の雰囲気がゆったり流れている感じがしました。
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100621

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