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シンセミア
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【この小説が収録されている参考書籍】
シンセミアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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作家の想像力で描くはずの街,神町。 筆者の生まれた実在の田舎町であるが、 想像力が足りないために実在の街のイメージが残り、 なんとも読んでいて物足りない。 想像力と。創造力の産物である街を描くのに もっと力を込めるべきである | ||||
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全ての点を線でつなぎきっています。力作。それは間違いない。 ところが『IP』について著者自身がいみじくも指摘していた、「完璧主義的な厳密性」が色濃くなってしまっているような気がします。 個人的には『アメリカの夜』のような、自己格闘の末に何もかも放り投げるような、開けっぴろげな作品を描いてほしいなあと思っているのですが。 | ||||
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全ての点を線でつなぎきっています。力作。それは間違いない。 ところが『IP』について著者自身がいみじくも指摘していた、「完璧主義的な厳密性」が色濃くなってしまっているような気がします。 個人的には『アメリカの夜』のような、自己格闘の末に何もかも放り投げるような、開けっぴろげな作品を描いてほしいなあと思っているのですが。 | ||||
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人間の悪意のつながりを描くのならば,いまや田舎町が最も濃厚な舞台となるのだろう.ねっちょりとした悪意や不快の連鎖に,現代的な変態を織り込ませて物語りは紡がれる.そして,町が沈み,人が死ぬ.というような,希望があんまりない話です.1600枚一息に読めますが,心に暗いものは今は入れたくないという人は避けた方が身のためかもしれません.でも,村上龍好きの小説読みの方にはお進めの2冊です. | ||||
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人間の悪意のつながりを描くのならば,いまや田舎町が最も濃厚な舞台となるのだろう. ねっちょりとした悪意や不快の連鎖に,現代的な変態を織り込ませて物語りは紡がれる. そして,町が沈み,人が死ぬ.というような,希望があんまりない話です. 1600枚一息に読めますが,心に暗いものは今は入れたくないという人は避けた方が身のためかもしれません. でも,村上龍好きの小説読みの方にはお進めの2冊です. | ||||
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因縁や人々が絡み合って事件が事件を呼び、憶測が飛び交い 真相は闇の中という現実社会。権力や腐敗や個人の恨みや愛情。 それらすべての要素が小さな神町にぎゅーっと高濃度に濃縮 されてしまったかのような事件の続発ぶり。展開が気になって気になって一気に読むは読んだのですが・・ 読み終えてみると心に残らなかったです。これほど登場人物の誰にも感情移入できない小説も珍しいと思いま した。 決してつまらない訳ではないです。むしろ一時的にシンセミア 中毒になりました。 | ||||
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因縁や人々が絡み合って事件が事件を呼び、憶測が飛び交い真相は闇の中という現実社会。権力や腐敗や個人の恨みや愛情。それらすべての要素が小さな神町にぎゅーっと高濃度に濃縮されてしまったかのような事件の続発ぶり。展開が気になって気になって一気に読むは読んだのですが・・読み終えてみると心に残らなかったです。これほど登場人物の誰にも感情移入できない小説も珍しいと思いました。決してつまらない訳ではないです。むしろ一時的にシンセミア中毒になりました。 | ||||
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待ちに待った阿部和重の新作。しかもこれまでなかったほどの長編である。私はこの本の舞台であり、阿部先生の故郷でもある「山形県東根市神町」にごくごく近いところに住んでます。つまり、この小説の中で若者の溜まり場と化してるボーリング場にはよく行くし、彩香の行ったジャスコ2階の書籍コーナーではよく本を買う...というふうに神町周辺の地理には詳しいんです。このへんの人たちは、神町というと自衛隊の街というイメージを持っています。ほんと、それだけ。それなのにあの神町が、あの神町が、ここまで次々といろんな事件や災難に見舞われるとはまるで地獄絵図を見るような気持ちで読みました。えっ~、マジでこれが神町かよっ!?と。神町に住んでる人はこれを読んでどう感じるんだろう。いい気分はしないんじゃないかなー。ここまで故郷をめちゃくちゃに描く阿部和重の意図はいったい何なんでしょ?ゆがんだ愛情なのでしょうか....。 | ||||
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待ちに待った阿部和重の新作。 しかもこれまでなかったほどの長編である。私はこの本の舞台であり、阿部先生の故郷でもある「山形県東根市神町」にごくごく近いところに住んでます。つまり、この小説の中で若者の溜まり場と化してるボーリング場にはよく行くし、彩香の行ったジャスコ2階の書籍コーナーではよく本を買う...というふうに神町周辺の地理には詳しいんです。このへんの人たちは、神町というと自衛隊の街というイメージを持っています。ほんと、それだけ。それなのにあの神町が、あの神町が、ここまで次々といろんな事件や災難に見舞われるとはまるで地獄絵図を見るような気持ちで読みました。えっ~、マジでこれが神町かよっ!?と。神町に住んでる人はこれを読んでどう感じるんだろう。いい気分はしないんじゃないかなー。ここまで故郷をめちゃくちゃに描く阿部和重の意図はいったい何なんでしょ?ゆがんだ愛情なのでしょうか....。 | ||||
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