ガニメデの優しい巨人

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ガニメデの優しい巨人の評価:

4.42/5点 レビュー 110件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全267件 161〜180 9/14ページ
No.107
(5pt)

謎が解明されていく。

なるほど、なるほどと一つずつ解明されていく第二部。 知能の発展には暴力装置の開放もやむを得ない事だった。 人類の原罪はガメニアンの原罪でもあった。 ではガメニアンはどうして知能を持てたのか?続きを読まざるを得ない!
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.106
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

闘争心と好奇心

原著は1978年。「星を継ぐもの」の続編である。「星を継ぐもの」はいくつかの謎を残したが、本作ではその一部が解明される。
 恒星イスカリスを調査していたガニメアン(という異星人)たちは、イスカリスの異変に気づいて緊急脱出。緊急脱出だったため、超高速で飛び続ける羽目になり、「相対的」に数百万年も飛び続ける羽目になる。
 一方、2020年代の地球人は木星の衛星ガニメデを探査しているとき、ガニメアンの宇宙船と白骨死体を発見する。地球人が調査に没頭しているとき、悠久の時を超えて、イスカリスから逃げてきたガニメアンたちと邂逅する。ガニメアンたちは母星・ミネルヴァが消滅していることにショックを受ける。まったく浦島太郎状態。ガニメアンのコンピュータ・ゾラックは通訳でもあり、論理的・帰納的に推理できるすぐれた能力をもっている。
 ガニメアンは平和的で、地球人の闘争心に驚いている。地球人の科学はガニメアンよりも遅れているけれども、その発展速度は著しい。地球人の祖先であるルナリアン(ガニメアンが地球からミネルヴァに持ち込んだ類人猿の進化形)がガニメアンが去ったあとに大戦争を起こしてミネルヴァは消滅し、その一部が地球に逃れて、一度は文明を失ったものの、地球人としての地位を確立したらしい。闘争心(ガッツ)ゆえに、問題解決に興奮する。ガニメアンは好奇心はあるがそんな闘争心がないので慎重でゆっくり。
 ミネルヴァは、火山活動が活発で徐々に二酸化炭素濃度が上昇したらしい。ガニメアンたちは、そのままでは耐えられなくなってしまう(地球人よりも二酸化炭素耐性が低い)。対策として太陽活動を制御することを考え、実験のためにイスカリスに遠征したらしいがこれは失敗。地球への植民(過酷な地球環境を改善するためには地球動物撲滅が必要)は生理的に受け付けない。
 ガニメアンたちはルナリアンの残した情報から「巨人の星」とよばれる星の存在を知る。ただし、確たる情報ではない。地球に降り立ち、地球人たちと交流するようになっていたガニメアンたちだが、リーダーのルースはこの巨人の星をめざすことを決断する。
 ガニメアンたちは去っていくのだが、生物学者のダンチェッカーは、ガニメアン史の謎についてみずからの推測を披露する(この文章が一部わかりにくい)。ガニメアンたちは、地球動物をミネルヴァに連れてきて、地球動物の二酸化炭素処理能力に対応する遺伝子を自分たちにも取り込むことを考えたらしい。しかし、これをやると、地球動物の「攻撃性」まで受け継いでしまうというアイデンティティ問題になり、断念。ガニメアンたちは、最後の手段として別の恒星系に去っていく。ガニメアンたちは、地球人の祖先であるルナリアンたちがガニメアンによる遺伝子操作を受けていること、置き去りにしたルナリアンが困難を乗り越えて太陽系の征服者になっていることを知って、身を引いたらしい。みたいな話。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.105
(4pt)

シリーズ通して読む王道

ホーガン氏の優しい文章が良い。きついアクションではなく、SFの王道。宇宙を身近に感じる
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.104
(4pt)

シリーズ通して読む王道

ホーガン氏の優しい文章が良い。きついアクションではなく、SFの王道。宇宙を身近に感じる
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.103
(4pt)

シリーズ通して読む王道

ホーガン氏の優しい文章が良い。きついアクションではなく、SFの王道。宇宙を身近に感じる
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.102
(3pt)

楽しいけれどもの足りない

まず、前作「星を継ぐもの」を未読の方は、絶対に前作を先に読むことをおすすめします。
前作の完全なるネタバレを含んでいますので。
前作は素晴らしいので、ぜひそれを十分に味わっていただきたい。

さて本作。前作の続きであり、共通した人物が出てくるのですが、かなり趣は異なっているように感じました。

前作では「1つの大きな謎を科学的に探究する」というシンプルな筋立てで、その謎こそフィクションならではの突飛なものでしたが、謎解きのアプローチのしかたやその面白さは、現実の生物学的・歴史学的研究(例えばピラミッドを解明するような)と同質と思えるようなもので、(専門分野はわからないながら)かなりリアリティを感じました。
また、真相と思える結論に辿り着いてさえ、それは「妥当な推論」にすぎず、真実にじかに触れることはできない…謎は謎のまま、手の届かない歴史の中にある…そのことがロマンと深い余韻を残すラストでした。

本作も、あることに対する科学的な謎解きがストーリーのベースにあることは同じですが、それは前作のような「センセーショナルな、大いなる謎」というよりはもっと細かい部分の謎です。また、次々に起こる出来事に埋没し、謎が謎としてあまり意識されません。
驚くべきことに、未知の異星人だったガニメアンが、本作では早々に目の前に現れます。しかも、簡単に言葉が通じてしまうし、ガニメアンはほとんどのことについてあけっぴろげで秘密主義でないし、さらに超高性能コンピュータで彼らの文明に関する情報が簡単に手に入ってしまうし、という状況に至ります。
疑問が湧いたそばから、すぐに「本人」から解答が得られる、コンピュータに訊ねるだけで詳細な情報が得られる、そこには特別駆け引きもいらない…というわけで、ほとんどの謎は謎でなくなってしまうのです。
それでもなお明かされない謎が残り、それがミステリなのですが…しかし、やはりサスペンス性は低いです。正直なところ、その「謎」の解答も大まかには予想がついてしまいました。
また、異星人と地球人の交流がどんな展開を見せるんだろう、とドキドキしますが、拍子抜けします。
意志疎通の問題、外形に対する生理的嫌悪感や違和感、恐怖や不信、接触による病気の感染などなど、予想された困難はほぼ現れません。
本書の主眼はそこにないのかもしれませんが、あまりにのどかなやりとりはリアリティがなく、童話的と言いたいほどです。
その穏やかで優しい描写が安心して楽しめる要因になっているのですが…でも、前作に比べるともの足りないです。

あと、地球人の登場人物は多いのですが、その場その場で新しい人物が出てくる感じで、全体を通して継続的に関わってくる人物があまりいない…そこが、人間ドラマとしてもちょっとさみしいです。

全体的に、前作で完結していたほうが完成度は高かったのでは、とは思いますが、読んで損したということもありません。
せっかくだからシリーズ全部読んでみようと思います。
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.101
(3pt)

楽しいけれどもの足りない

まず、前作「星を継ぐもの」を未読の方は、絶対に前作を先に読むことをおすすめします。
前作の完全なるネタバレを含んでいますので。
前作は素晴らしいので、ぜひそれを十分に味わっていただきたい。

さて本作。前作の続きであり、共通した人物が出てくるのですが、かなり趣は異なっているように感じました。

前作では「1つの大きな謎を科学的に探究する」というシンプルな筋立てで、その謎こそフィクションならではの突飛なものでしたが、謎解きのアプローチのしかたやその面白さは、現実の生物学的・歴史学的研究(例えばピラミッドを解明するような)と同質と思えるようなもので、(専門分野はわからないながら)かなりリアリティを感じました。
また、真相と思える結論に辿り着いてさえ、それは「妥当な推論」にすぎず、真実にじかに触れることはできない…謎は謎のまま、手の届かない歴史の中にある…そのことがロマンと深い余韻を残すラストでした。

本作も、あることに対する科学的な謎解きがストーリーのベースにあることは同じですが、それは前作のような「センセーショナルな、大いなる謎」というよりはもっと細かい部分の謎です。また、次々に起こる出来事に埋没し、謎が謎としてあまり意識されません。
驚くべきことに、未知の異星人だったガニメアンが、本作では早々に目の前に現れます。しかも、簡単に言葉が通じてしまうし、ガニメアンはほとんどのことについてあけっぴろげで秘密主義でないし、さらに超高性能コンピュータで彼らの文明に関する情報が簡単に手に入ってしまうし、という状況に至ります。
疑問が湧いたそばから、すぐに「本人」から解答が得られる、コンピュータに訊ねるだけで詳細な情報が得られる、そこには特別駆け引きもいらない…というわけで、ほとんどの謎は謎でなくなってしまうのです。
それでもなお明かされない謎が残り、それがミステリなのですが…しかし、やはりサスペンス性は低いです。正直なところ、その「謎」の解答も大まかには予想がついてしまいました。
また、異星人と地球人の交流がどんな展開を見せるんだろう、とドキドキしますが、拍子抜けします。
意志疎通の問題、外形に対する生理的嫌悪感や違和感、恐怖や不信、接触による病気の感染などなど、予想された困難はほぼ現れません。
本書の主眼はそこにないのかもしれませんが、あまりにのどかなやりとりはリアリティがなく、童話的と言いたいほどです。
その穏やかで優しい描写が安心して楽しめる要因になっているのですが…でも、前作に比べるともの足りないです。

あと、地球人の登場人物は多いのですが、その場その場で新しい人物が出てくる感じで、全体を通して継続的に関わってくる人物があまりいない…そこが、人間ドラマとしてもちょっとさみしいです。

全体的に、前作で完結していたほうが完成度は高かったのでは、とは思いますが、読んで損したということもありません。
せっかくだからシリーズ全部読んでみようと思います。
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.100
(3pt)

楽しいけれどもの足りない

まず、前作「星を継ぐもの」を未読の方は、絶対に前作を先に読むことをおすすめします。
前作の完全なるネタバレを含んでいますので。
前作は素晴らしいので、ぜひそれを十分に味わっていただきたい。

さて本作。前作の続きであり、共通した人物が出てくるのですが、かなり趣は異なっているように感じました。

前作では「1つの大きな謎を科学的に探究する」というシンプルな筋立てで、その謎こそフィクションならではの突飛なものでしたが、謎解きのアプローチのしかたやその面白さは、現実の生物学的・歴史学的研究(例えばピラミッドを解明するような)と同質と思えるようなもので、(専門分野はわからないながら)かなりリアリティを感じました。
また、真相と思える結論に辿り着いてさえ、それは「妥当な推論」にすぎず、真実にじかに触れることはできない…謎は謎のまま、手の届かない歴史の中にある…そのことがロマンと深い余韻を残すラストでした。

本作も、あることに対する科学的な謎解きがストーリーのベースにあることは同じですが、それは前作のような「センセーショナルな、大いなる謎」というよりはもっと細かい部分の謎です。また、次々に起こる出来事に埋没し、謎が謎としてあまり意識されません。
驚くべきことに、未知の異星人だったガニメアンが、本作では早々に目の前に現れます。しかも、簡単に言葉が通じてしまうし、ガニメアンはほとんどのことについてあけっぴろげで秘密主義でないし、さらに超高性能コンピュータで彼らの文明に関する情報が簡単に手に入ってしまうし、という状況に至ります。
疑問が湧いたそばから、すぐに「本人」から解答が得られる、コンピュータに訊ねるだけで詳細な情報が得られる、そこには特別駆け引きもいらない…というわけで、ほとんどの謎は謎でなくなってしまうのです。
それでもなお明かされない謎が残り、それがミステリなのですが…しかし、やはりサスペンス性は低いです。正直なところ、その「謎」の解答も大まかには予想がついてしまいました。
また、異星人と地球人の交流がどんな展開を見せるんだろう、とドキドキしますが、拍子抜けします。
意志疎通の問題、外形に対する生理的嫌悪感や違和感、恐怖や不信、接触による病気の感染などなど、予想された困難はほぼ現れません。
本書の主眼はそこにないのかもしれませんが、あまりにのどかなやりとりはリアリティがなく、童話的と言いたいほどです。
その穏やかで優しい描写が安心して楽しめる要因になっているのですが…でも、前作に比べるともの足りないです。

あと、地球人の登場人物は多いのですが、その場その場で新しい人物が出てくる感じで、全体を通して継続的に関わってくる人物があまりいない…そこが、人間ドラマとしてもちょっとさみしいです。

全体的に、前作で完結していたほうが完成度は高かったのでは、とは思いますが、読んで損したということもありません。
せっかくだからシリーズ全部読んでみようと思います。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.99
(5pt)

「星を継ぐもの」の続き

「星を・・」の終わり方は明らかに本編へジャンプアップさせるための助走本です。
こちらは木星の惑星から、地球の惑星・・月・・へ、話がミステリーのように紡がれるストーリー。
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.98
(5pt)

「星を継ぐもの」の続き

「星を・・」の終わり方は明らかに本編へジャンプアップさせるための助走本です。
こちらは木星の惑星から、地球の惑星・・月・・へ、話がミステリーのように紡がれるストーリー。
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.97
(5pt)

「星を継ぐもの」の続き

「星を・・」の終わり方は明らかに本編へジャンプアップさせるための助走本です。
こちらは木星の惑星から、地球の惑星・・月・・へ、話がミステリーのように紡がれるストーリー。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.96
(5pt)

ルナリアンから進化し続ける人類

星を継ぐもの、の詳細を忘れかかってるが、本作を手に取った。

読んでよかった。

ガニメアンは元々諍いとか相手を傷つけるとかの戦闘的思考がない、知的好奇心が強く、

科学技術への飽くなき探究心がある。

作者はガメニアンを通して理想の人類を呈示したのではないかと感じた。

そのガメニアンが、地球から持ち帰った類人猿を遺伝子操作して作り出したルナリアンは、戦闘的でついには住んでる星を滅ぼしてしまう。

そして、そのルナリアンから進化した人類。ガメニアンはルナリアンを生み出しただけに人類に対して身構えるが、

予想以上に人類が進化しているので、安堵する。そこに作者作者の、人類への愛そして未来への希望を感じる。
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.95
(5pt)

ルナリアンから進化し続ける人類

星を継ぐもの、の詳細を忘れかかってるが、本作を手に取った。

読んでよかった。

ガニメアンは元々諍いとか相手を傷つけるとかの戦闘的思考がない、知的好奇心が強く、

科学技術への飽くなき探究心がある。

作者はガメニアンを通して理想の人類を呈示したのではないかと感じた。

そのガメニアンが、地球から持ち帰った類人猿を遺伝子操作して作り出したルナリアンは、戦闘的でついには住んでる星を滅ぼしてしまう。

そして、そのルナリアンから進化した人類。ガメニアンはルナリアンを生み出しただけに人類に対して身構えるが、

予想以上に人類が進化しているので、安堵する。そこに作者作者の、人類への愛そして未来への希望を感じる。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.94
(5pt)

ルナリアンから進化し続ける人類

星を継ぐもの、の詳細を忘れかかってるが、本作を手に取った。

読んでよかった。

ガニメアンは元々諍いとか相手を傷つけるとかの戦闘的思考がない、知的好奇心が強く、

科学技術への飽くなき探究心がある。

作者はガメニアンを通して理想の人類を呈示したのではないかと感じた。

そのガメニアンが、地球から持ち帰った類人猿を遺伝子操作して作り出したルナリアンは、戦闘的でついには住んでる星を滅ぼしてしまう。

そして、そのルナリアンから進化した人類。ガメニアンはルナリアンを生み出しただけに人類に対して身構えるが、

予想以上に人類が進化しているので、安堵する。そこに作者作者の、人類への愛そして未来への希望を感じる。
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.93
(5pt)

優しいホーガン

作者の品の良さが漂います。

「異星人=悪」のお話は枚挙にいとまは有りませんが、
ガニメデの人達はそんなことは有りません。

優しい地球人と、とても優しい大きなガニメデ人の交流は
心が温まります。読んでいて安心できるんですね。

「宇宙人の侵略で艱難辛苦に直面した地球人達の活躍」
を描いた多くの作品に飽きた人は、是非とも手に取って欲しいですね。
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.92
(5pt)

優しいホーガン

作者の品の良さが漂います。

「異星人=悪」のお話は枚挙にいとまは有りませんが、
ガニメデの人達はそんなことは有りません。

優しい地球人と、とても優しい大きなガニメデ人の交流は
心が温まります。読んでいて安心できるんですね。

「宇宙人の侵略で艱難辛苦に直面した地球人達の活躍」
を描いた多くの作品に飽きた人は、是非とも手に取って欲しいですね。
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.91
(5pt)

優しいホーガン

作者の品の良さが漂います。

「異星人=悪」のお話は枚挙にいとまは有りませんが、
ガニメデの人達はそんなことは有りません。

優しい地球人と、とても優しい大きなガニメデ人の交流は
心が温まります。読んでいて安心できるんですね。

「宇宙人の侵略で艱難辛苦に直面した地球人達の活躍」
を描いた多くの作品に飽きた人は、是非とも手に取って欲しいですね。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028
No.90
(3pt)

面白い。でも蛇足では…

著者の前作「星を継ぐもの」があまりに面白く、特に結末の格調の高さが深い余韻を残すものだっただけに、その続編である本作に手を出すのはかなり躊躇した。著者の筆力が並外れたものであるが故か、本作もとても面白い作品である。主人公とダンチェッカー博士のタッグで宇宙規模の謎がどんどん解き明かされる一方、ガニメアンの登場でいっそう謎が深まる面白さがあるので、読者が飽きることはない。

ただ、それだけ面白い作品であったにも関わらず、自分は本作に手を出したことを後悔している。謎解きと並んで、宇宙人(ガニメアン)とのファースト・コンタクトが本書の重要なテーマであるが、ガニメアンを迎える地球人のあるべき葛藤のようなものが全く感じられず、あまりに楽観的である。筆者はガニメアンと地球人の思考の違いなどを紹介はしているが、そこに登場するガニメアンは、地球人の常識の枠内におさまってしまう。アメリカ的と言ってしまえばそれまでだが、どうしても底の浅さが感じられてならない。

なにより、現物のガニメアンが登場したことで、想像力を働かせる余地がなくなってしまったことが残念である。実際、ガニメアンの詳細な描写もあるために、どこか陳腐なアニメじみた印象になってしまう。だから、本書もとても面白いのだが、見るべきでないものを見てしまったという気持ちが抑えきれない。完結し大団円を迎えたドラマや小説のスピンオフや続編を楽しめる人であれば、きっと本作は面白いはずである。しかし、そうではない人間にとって、特に前作に強い思い入れがある人間にとっては、本作に手を出すことは後悔の種となりかねない。
ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人【新版】 (創元SF文庫)より
448866332X
No.89
(3pt)

面白い。でも蛇足では…

著者の前作「星を継ぐもの」があまりに面白く、特に結末の格調の高さが深い余韻を残すものだっただけに、その続編である本作に手を出すのはかなり躊躇した。著者の筆力が並外れたものであるが故か、本作もとても面白い作品である。主人公とダンチェッカー博士のタッグで宇宙規模の謎がどんどん解き明かされる一方、ガニメアンの登場でいっそう謎が深まる面白さがあるので、読者が飽きることはない。

ただ、それだけ面白い作品であったにも関わらず、自分は本作に手を出したことを後悔している。謎解きと並んで、宇宙人(ガニメアン)とのファースト・コンタクトが本書の重要なテーマであるが、ガニメアンを迎える地球人のあるべき葛藤のようなものが全く感じられず、あまりに楽観的である。筆者はガニメアンと地球人の思考の違いなどを紹介はしているが、そこに登場するガニメアンは、地球人の常識の枠内におさまってしまう。アメリカ的と言ってしまえばそれまでだが、どうしても底の浅さが感じられてならない。

なにより、現物のガニメアンが登場したことで、想像力を働かせる余地がなくなってしまったことが残念である。実際、ガニメアンの詳細な描写もあるために、どこか陳腐なアニメじみた印象になってしまう。だから、本書もとても面白いのだが、見るべきでないものを見てしまったという気持ちが抑えきれない。完結し大団円を迎えたドラマや小説のスピンオフや続編を楽しめる人であれば、きっと本作は面白いはずである。しかし、そうではない人間にとって、特に前作に強い思い入れがある人間にとっては、本作に手を出すことは後悔の種となりかねない。
ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (1981年) (創元推理文庫)より
B000J7WV6K
No.88
(3pt)

面白い。でも蛇足では…

著者の前作「星を継ぐもの」があまりに面白く、特に結末の格調の高さが深い余韻を残すものだっただけに、その続編である本作に手を出すのはかなり躊躇した。著者の筆力が並外れたものであるが故か、本作もとても面白い作品である。主人公とダンチェッカー博士のタッグで宇宙規模の謎がどんどん解き明かされる一方、ガニメアンの登場でいっそう謎が深まる面白さがあるので、読者が飽きることはない。

ただ、それだけ面白い作品であったにも関わらず、自分は本作に手を出したことを後悔している。謎解きと並んで、宇宙人(ガニメアン)とのファースト・コンタクトが本書の重要なテーマであるが、ガニメアンを迎える地球人のあるべき葛藤のようなものが全く感じられず、あまりに楽観的である。筆者はガニメアンと地球人の思考の違いなどを紹介はしているが、そこに登場するガニメアンは、地球人の常識の枠内におさまってしまう。アメリカ的と言ってしまえばそれまでだが、どうしても底の浅さが感じられてならない。

なにより、現物のガニメアンが登場したことで、想像力を働かせる余地がなくなってしまったことが残念である。実際、ガニメアンの詳細な描写もあるために、どこか陳腐なアニメじみた印象になってしまう。だから、本書もとても面白いのだが、見るべきでないものを見てしまったという気持ちが抑えきれない。完結し大団円を迎えたドラマや小説のスピンオフや続編を楽しめる人であれば、きっと本作は面白いはずである。しかし、そうではない人間にとって、特に前作に強い思い入れがある人間にとっては、本作に手を出すことは後悔の種となりかねない。
ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)より
4488663028