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ファイナル・ゲーム
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ファイナル・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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孤島で行われる殺人ゲーム、ということでバトルロワイアルのようなものを想像していましたが この作品はどちらかというと極限状態でのサバイバルというよりも復讐劇といった 側面のほうが強いです。まあそれが黒武作品なんでしょうね。 最後まで真相を読ませない構成はさすがですが、主人公がほとんど何もせず他のメンバーに 軽んじられる様子ばかり描写され、最終的にはイジメ状態にまで追い込まれるので 感情移入すればするほど読後感は悪いです。 黒武作品では主役が交代することもままあるので、できれば後半はタツにバトンタッチしてほしかったかな。 ずっとキョロ充の追体験をしているようでつらかった。 | ||||
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最後の数十ページが意外な展開で余韻を残した。そもそも殺人ゲームにまともな動機なんてありゃしないわな。試全倶楽部は、発起人であり部長でもあるサクちゃんが人間観察というドッキリを仲間に行う。メンバーは、桜、数馬、達雄、英太、玄、貫太郎の六人だ。桜は、かなりの金持ちで実行力や判断力に長けておりメンバーは一目おいていた。そんな試全倶楽部も大学卒業すると、メンバーとは疎遠になった。 ファイナルゲームの内容は、仲間通しでの殺し合い。最後に生き延びたものだけがこの建物から出て生きることができる。俺には無理だな。だから、殺されるかもしれないねー。それも嫌だから、逃げるのかな。2010年現在で、戦争やっている人の気が知れないね。敵を殺すのは、自分がどうなりたいからなのだろう。まー、戦争無くすには教育して「自立と共生」を考えさせることだ。殺せなくなるのは、相手に自分を投影してしまうからね。 | ||||
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大学時代のサークル仲間の5人が密室に閉じ込められ、犯人が分からないまま次々と殺害されていくファイナルゲーム。犯人の冷酷さや密室に閉じ込められた5人が恐怖に怯えて混乱する様子、仲間を疑う様子に緊張感があっておもしろかった。 このゲームを考えた犯人の動機は理解に苦しむものだったが、狂った人間の考える有り得ない動機という意味ではよかったと思う。ただ、最後は意外とあっさり終わってしまったのが残念だった。最後までゲームのような駆け引きを楽しみたかった。 | ||||
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デビュー作『そして粛清の扉を』もそうであったが、かなり荒唐無稽なストーリーでありながら、リアリティーに富んだ迫力ある描写で一気に読ませる筆力は、粗削りながら大したもの。本書でも、二転三転攻守ところを替えるプロットに、ひととき現実を忘れて作品世界に没入した。それにしても、玉沢数馬と並木玄、堤英太の3名は最後は一体どうなったのか。 | ||||
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