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ファイナル・ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
ファイナル・ゲーム

ファイナル・ゲームの評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

おもしろかったですけどね

孤島で行われる殺人ゲーム、ということでバトルロワイアルのようなものを想像していましたが
この作品はどちらかというと極限状態でのサバイバルというよりも復讐劇といった
側面のほうが強いです。まあそれが黒武作品なんでしょうね。

最後まで真相を読ませない構成はさすがですが、主人公がほとんど何もせず他のメンバーに
軽んじられる様子ばかり描写され、最終的にはイジメ状態にまで追い込まれるので
感情移入すればするほど読後感は悪いです。
黒武作品では主役が交代することもままあるので、できれば後半はタツにバトンタッチしてほしかったかな。
ずっとキョロ充の追体験をしているようでつらかった。
ファイナル・ゲームAmazon書評・レビュー:ファイナル・ゲームより
404873881X
No.6:
(2pt)

がっかり

うーん。正直あまり面白く
ありませんでしたね。
そして粛清の扉を、と本当
に同じ著者が書いたと思え
ないぐらいの作品です。
期待し過ぎていたからかも
しれませんが、登場人物に
感情移入もあまり出来ずに
、ストーリーも深みがあり
ませんでした。

そして粛清の扉をは最高傑
作だったので、もう一度読
んで見ます。
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No.5:
(2pt)

正直ツライ

そして粛清の扉を、パンドラの火花はとても面白かっただけに内容が読めて面白みに欠けた。結局暇な大学生の馬鹿な遊びだし、主人公が流されやすすぎてイライラした。サクちゃんノ狂いっぷりは良かったけど、正直こういうネタは出尽くした感があって書くのも難しいのだろうと思うのだけれどもう少しひねりがあれば良かったなと思う。
結局はサクちゃんノ暴走で終わったのでがっかりした。
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No.4:
(4pt)

普天間基地ファイナルジャッジ

 最後の数十ページが意外な展開で余韻を残した。そもそも殺人ゲームにまともな動機なんてありゃしないわな。試全倶楽部は、発起人であり部長でもあるサクちゃんが人間観察というドッキリを仲間に行う。メンバーは、桜、数馬、達雄、英太、玄、貫太郎の六人だ。桜は、かなりの金持ちで実行力や判断力に長けておりメンバーは一目おいていた。そんな試全倶楽部も大学卒業すると、メンバーとは疎遠になった。
 ファイナルゲームの内容は、仲間通しでの殺し合い。最後に生き延びたものだけがこの建物から出て生きることができる。俺には無理だな。だから、殺されるかもしれないねー。それも嫌だから、逃げるのかな。2010年現在で、戦争やっている人の気が知れないね。敵を殺すのは、自分がどうなりたいからなのだろう。まー、戦争無くすには教育して「自立と共生」を考えさせることだ。殺せなくなるのは、相手に自分を投影してしまうからね。
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No.3:
(3pt)

少々不満、規模が小さい

 黒武作品は「半魔」以外読んでいるが、これはちょっと不満が残る。疑心暗鬼の中で一人ひとり殺されていく、という設定で、6人は少ない。いるかいないかわからない「犬」も含めても7人。その分、それぞれの心理描写は細かくなるが、それもあまり深く踏み込んではいない。
 ただ、首謀者の性格が環境のせいで歪んだのか元から歪んでいたのかをあえて読者の想像にゆだねたのはいい。
 「一見良薬に似ている厚意もどきの押し付けは、他者にとっての劇薬にもなり得る。その上、彼らの思いに負の要素はないのだから、始末が悪い」という文章とともにヒッキーの兄ちゃんが一人、自虐的な気分から抜け出られた結末は、物足りないながらも、よかったと思う。
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No.2:
(4pt)

緊張感があっておもしろかった

大学時代のサークル仲間の5人が密室に閉じ込められ、犯人が分からないまま次々と殺害されていくファイナルゲーム。犯人の冷酷さや密室に閉じ込められた5人が恐怖に怯えて混乱する様子、仲間を疑う様子に緊張感があっておもしろかった。
このゲームを考えた犯人の動機は理解に苦しむものだったが、狂った人間の考える有り得ない動機という意味ではよかったと思う。ただ、最後は意外とあっさり終わってしまったのが残念だった。最後までゲームのような駆け引きを楽しみたかった。
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No.1:
(4pt)

鬼畜 桜正武

デビュー作『そして粛清の扉を』もそうであったが、かなり荒唐無稽なストーリーでありながら、リアリティーに富んだ迫力ある描写で一気に読ませる筆力は、粗削りながら大したもの。本書でも、二転三転攻守ところを替えるプロットに、ひととき現実を忘れて作品世界に没入した。それにしても、玉沢数馬と並木玄、堤英太の3名は最後は一体どうなったのか。
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