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痕跡
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痕跡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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グルートや狼男のようなモンスターとの戦いではない。検視で犯人を追い詰めていく、かつてのシリーズのアナロジー的仕上がりになっているが、もはや検屍官ではない(法医学コンサルタント)、スカーペッタにできることは制限されており、隔靴掻痒の感が拭えない。 かつての検視局の建物が取り壊され、局内の秩序が崩壊が描かれる。これは、このシリーズの転換を印象づけるセレモニーなのだろう。スカーペッタは、もうリッチモンドに戻らないのだと思わせる描写だ。 タイトルの「痕跡」は、本シリーズでは珍しく、本書の主題であり、原題、邦題が一致していて、妙な安心感があるが、ハーレクイン的終わりは、正直言って、好きになれないが、著者の戯れとして受け止めたい。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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前作「黒蝿」でがっかりさせられましたが、この作品では料理をする描写も盛り込まれており、じっくりとした話の展開で、以前の水準に戻ったような気がします。星を4つや5つ進呈する気にはなりませんが、従来のファンが読んでも違和感はないでしょう。 | ||||
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前作【黒蠅】から思ってたのですが、このシリーズが大きな分岐点を迎えてます。この検死官シリーズが開始された当初は凶悪犯罪にケイ・スカーペッタが挑むってイメージがあったけど、最近のシリーズはケイよりも周りの人間にスポットが当たってるイメージがあります。今回の【痕跡】ではマリーノが久しぶりに活躍するのはファンとしてムチャクチャ嬉しいです。その反面やっぱりベントンの事では不満が残ります。【業火】での事件であのまま亡くなっていた方が絶対に良かったと思います。そういえばこの【業火】あたりからちょっと現実離れしてきましたね。今作では今までのような凶悪犯とケイの闘いは描かれていません。上下巻に分かれるほどの内容ではなかったと思います。ひっぱるだけひっぱってこんなラストはどうなんでしょう?1作目からのファンとしてはちょっとガッカリしました。それとルーシーやベントンの目線で話すようになったけど、このシリーズはケイの目線で話すのが面白いのです。だから次作からはケイの目線で話すシリーズ当初に戻ってほしいです。 | ||||
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相変わらずケイはかっこよく、年をとっても熱血ぶりは変わりません。ダイエットをしたマリーノは、何となくかわいくなりました。マリーノファンとしては、もっとあの毒舌を聞きたかったです。みんな年をとったせいか何となく迫力がないようなはがします。ルーシーが、中途半端な描き方のようで子供のうちの方が生き生きしていたかも。おもしろかったですが、不完全燃焼の用でした。 | ||||
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見慣れた登場人物の最新作。上下刊とも一気に読みました。読みきったのはどんな結末なのか早く知りたかったから。14歳の女の子の死に関してサポートをするためにリッチモンドに来た戻って来たケイ。マリーノと組んで調べていこうとするが回りは必ずしも協力的ではない。ケイの置かれてる状況はひどいものだ。ベントンもルーシーもそっけないし・・。最近、昔のシリーズを読み返すことがないので印象だけですが、なんだか皆、年取ってしまったな~と。マリーノにしても破天荒さがなくなりました。ダイエットして小奇麗にしているようですし。扱うのが殺人に関することなのでどうしても寒々しく暗いものになりがちですが、それにしてもエピソードはどれも前向きさが以前ほどないような感じ。ルーシーも自分が強いジャンル意外は全くだめ、と言った書かれ方をしていて、もっと溌剌としてたんじゃあ・・と思ってしまったほどです。人間を等身大に書いていると言えばそうもかもしれませんが、もう少し明るいものがあってもいいかなと思いました。 | ||||
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ベントンが死んでからのスカーペッタシリーズは、どうもつまらない。ハマーシリーズも読んだが、スカーペッタの二番煎じにしか思えず、また、読めば読むほど、作者のナルシストぶりが伺えて不快感を覚える。しかし本作では、多少ではあるが、落ち目から再び上昇する気配を感じた。どうせならもうルーシーを主役に差し替えてはいかがかと思っていたが、精神的な弱さ(不安定さと言ったほうがいいかもしれない)ばかりを前面に押し出された扱いを受けているので、その道はなさそうだ。心情描写でおなかいっぱいになってしまうので、次回からはもっとスリルを加えてほしいと思う。次作に期待。 | ||||
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~ おなじみのケイスカーペッタシリーズの最新作。古巣に戻り、少女殺人事件をマリーノを相棒に追う。姪のルーシーは、恋人?がなにものかに襲撃されて、そちらにかかり切りで、手助けにはならない。一見なんの関係もなさそうな幾つかの事件が互いにむすびついて、、、いく。 マリーノはダイエットして、髪もみじかくかったようだ。ルーシーは新たな恋人を~~見つけて一緒にいる。でも、相変わらず人を見る目はないみたい。これだけシリーズになっていると、親戚の人に一年ぶりにまたあったみたいでなんだかなつかしい気分になりますね。ストーリーもさることながら。~ | ||||
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スカーペッタが古巣に戻って事件解明に乗り出す。最初は話があちこちに飛んでいるように感じるがそれはわざと?おなじみの人物がアメリカを飛び回って活躍してます。でもやっぱりシリーズ最初の頃の勢いではなくて、わりと地味めな作品だと思います。 | ||||
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相変わらず、コーンウェルは人の悪意を描き出すのが巧みです。ケイ・スカーペッタが5年前に退職した、バージニア州検屍局の局長の座に換わりにおさまった男、マーカスの小物ぶりにはまさに「ヘドが出る」思い。日本でも、無能な上司や同僚に苛立つ"負け犬"たちは「いるいる、そんなヤツ」とうなずくでしょうか? しかし上巻では、彼もまたトラウマを負っている存在であることが暗示されます。ケイの追う少女変死事件と、姪のルーシーが直面する女友だちがルーシーの家で襲撃された事件が、実は「痕跡」によってつながっていることが上巻で明かされますが、いまだケイもルーシーもそれを知らず、どの事件も全貌は明らかにされません。果たして真相は? ケイは悪意の中で無事に安全な岸へと泳ぎ切ることができるのか? | ||||
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