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痕跡
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痕跡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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検視官シリーズは、水戸黄門や暴れん坊将軍の類の長寿時代劇と同じたぐいの“お約束ドラマ”になってしまったという諦めが肝心なのでしょう。 長年やっていれば、出演者も年をとるし、エピソードや登場人物が被ることもよくあります。 そして、そうした長寿シリーズなら、ハズレの回もあるし、そのクールが全体がパッとしないこともままあります。 検視官シリーズも、そういう大御所シリーズになってしまったということです。 シリーズ初期の、精緻な謎解きや、科学捜査のダイナミズムは、もう期待しない方がいいでしょう。 | ||||
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審問までは読みましたが、この字の大きさに衝撃を受け、もうこのシリーズを読むのを止めました。酷すぎますよね。字が小さいと読みづらい人がいるから、大きくしたのならまだしも、ひらがなのオンパレードに呆れ返ります。小学一年生以下にでも読ませたいのか?!と思い、腹立ちます。わざわざ二冊に分けてお金儲けのつもり?逆効果ですよ。内容もスカーペッタを若返らせたり、意味わかりません。セックス描写をまだかきたいんですかね?バカみたい。もう二度と読みません。 | ||||
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退屈はしないし、一気によんじゃうのだけど、何も残らないし、やっぱり面白くない。 本当に初期の頃の興奮はどこにいってしまったのだろうと、読後寂しくまでなってしまいます。 キャラクターは掘り下げられていません。ベントンやルーシーは主体となった記述にも関わらず、内容はひとごとみたいな感情表現です。 往年の時代とは呼びたくないです。人は年を経ても魅力を増していくはず。 なのに、この作品の人たちには生きるエネルギーを感じないのはなぜでしょうか。 訳の仕方に関する課題もあるものの、エネルギッシュなパワーやとりまく人間模様が魅力だったはずの本シリーズは、もう消えてしまったと感じるしかないのかもしれません。 でも、次の作品もまた読んでしまう。ずっと付き合ってきたし。 そして前よりはせめて面白いことを期待して。 そんなシリーズですね。 | ||||
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今までと同じ訳者なのに何故ひらがなばかり...!?! なんかもう、読む気が薄れます。以前の様にどうか是非戻して頂きたい!!!ほんとガックリです。買った私が悪いんですね。 | ||||
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「ひらがなばかりの文章で読みづらい」という同じ意見の方がいて、非常に救われた思いがしました。「今までと同じ訳者の方なのに一体何が起こったのか」、そちらにばかり気をとられて話の内容はさっぱり頭に入りませんでした。「話の展開も登場人物達の言動もマンネリ化しているのに、本屋に並ぶとついつい買ってしまうシリーズ」としては貴重な存在でしたが、それも「痕跡」が最後となりそうです。無理に上下巻に分けるより、一巻にまとめて発売した方がまだ売れるのではないでしょうか? | ||||
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上巻を読み始めてすぐに犯人の察しはつくし、全編を通して意味の無い突然の場面展開が起こったり、正直嫌気がさしつつ読んでました。案の定尻切れトンボのような終わり方で、読後に不満が残りました。彼女の初期の作品には切れもあり、引き込まれつつ読んでいましたが、もう色褪せたって感じです。 | ||||
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遺体の残留物から謎を解こうとする検死官らしさや、政治的な話しの嫌らしさが復活してはいますが、以前のキレは残念ながらない。自分が苦労して築き上げた筈の古巣が、無残な様相を呈している、その描写はセツナイくらいだけれど、本書の煽りにあるように「人の心の闇」を掘り下げているようには見えない。著者が結局は理性的と論理の人なのだろう。確かに虚言癖や被害者妄想といわれても仕方なさそうな御仁が本作品には沢山でてくる。被害者の母親であるミセス・ポールソン、スカーペッタの後任のジョエル・マーカス、ルーシーの同居人ヘンリ・ウォルデン。ただ、日常生活の中で彼等のような人間は珍しくないのでは?ありきたりの普通の人のゆらぎ範囲では?と思っている私には、どこらへんが闇なのかわからなかった。主要登場人物である、ルーシーの感性を細かく書いた方が、よっほど闇が深くなるんじゃないだろうか? | ||||
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内容がお粗末、というのは多くのレビューにあるとおりで、なんかもうわめきだしたい気分になるが、買ったり読んだりは自分の選択。読者の問題。お粗末なものをありがたがって買い続け、作家を甘やかしたのも、私たち読者なのだ。その点は、ゴダード本と似ている。(ゴダードをあそこまで堕落させたのは、無批判な日本の読者と書評家だ。イギリスでは、あの処女作でさえ見向きもされない) だが、「伝統芸能として年に一度出してくれれば十分」なんて、私たち読者はそこまで言わない。出版社さん、文化の衰退は、そういう態度から始まります。真の伝統芸能の担い手たちが怒りますよ!! 内容(粗悪)、訳文(無味。散漫。一人称でさえ視点が右往左往していたひところより上向き加減ではあるけれど)、文字使い(ひらがなだらけ)……いいとこなしだが、この先また、すべてがよかった第一作のレベルまで少しでも近づいてってくれないか。むつかしい、かな。 | ||||
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いちおうファンなので今までこのシリーズは新しく出るたびに買い続けていましたが、これを期に最後にしたい、と思ってしまったほどお粗末でした。この人(パトリシア)疲れてるんでしょうか??相変わらず医療関係用語は出てくるのですが、そういう言葉を羅列しておきながら肝心のストーリには最後まで特別絡み合わないまま、ずーっと、比較的だらだらと登場人物の心理描写なのが各章ごとに続いていきます。残りページも少なくなった所でついにマリーノと犯人がご対面!!!おーー!ところが、次のページをめくると章が変わっており、ケイとベントンの再会シーンになっているでわないか!?で、今回はマリーノ大活躍だったわね、なーんて二人で話している! おいおい。で、二人はこんなにも求め合ってるとは知らなかった、チュッチュッ。 で、おしまいである。はっきりいってだまされた気分。 上、下に分けておきながら、このちゃちい終わり方。 あーがっくり。 | ||||
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~コーンウェルの作品で今回ほど恐怖感が希薄で、キャラクターが立っていないのは初めてではなかろうか。正直がっくりきた。まあ、登場人物達の近況報告として読むならばそれも良いかもしれない。翻訳の相原氏によれば次作には例のオオカミ野郎が復帰するらしく、そうなれば歯ぎしりするようなチェイス感が復帰するだろうと願う。痕跡には自作への橋渡しやそ~~の伏線になるようなことも取り立てて無い。熱烈なファンであれば、あえて読まない方が良いかもしれない。~ | ||||
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前作より一人称から三人称に変わったのだが、ケイの一人称のときの方が、話にのめりこめる度合いが深いような気がする。登場人物の気持ちが三人称のときは分かりやすいのだが描きかたが散漫で全体の印象を薄くしている。もう少しケイの活躍を期待しているひとにはちょっとがっかりかも知れませんが、マリーノが元気なのがなによりです | ||||
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検死官シリーズとはしばらく縁を絶っていましたのですが、ついつい、「金字塔」だの「驚愕」だのという文字に踊らされて買ってしまいました。今、ここ数年これほど激しく買って後悔した本はないと断言します。文句をあげれば論文が書けそうですが、まず、これほどしょうもない事件のしょうもない犯人を捕まえるのにどれくらい大がかりな仕掛けを使えば気が済むのか、といいたいです。お約束の盗聴器やPCの山、指紋採取の特殊な道具、鑑識職員へのなりすまし、なぜか全米を飛び回る関係者一同。思わせぶりのFBIも現検視局長の妙なトラウマも最後まで何も関係なし、まさに「大山鳴動鼠一匹」でした。それから前もそう思いましたが、アメリカってやはり精神分析王国なんでしょうか、登場人物がいちいち自分で自分や他人を疑似精神科医よろしく分析しまくっているのには疲れます。そのせいかどうかしりませんが、とにかくスカーペッタを中心とする登場人物の周りにあらゆるネガティブな感情があふれているのも不自然。もしかしてそれが現実のアメリカの姿だと言いたいのかもしれないのですが、読みづらいです。下巻の裏の「憂愁と恐怖・・・が世界を覆い尽くす」とか帯の「世界は暗転する」という言葉を見たときは、小さな事件が結局国際的な大事件に、みたいな話かと思いましたが、読み終えた今、何か違う本のあらすじを間違ってつけたんですか、といいたいぐらいです。前作は駄作と評判だったようですが、これはもう駄作と言うより拙作でした。「金字塔」を帯に付けた責任者に是非責任を問いたいです。ほかのミステリー作家が怒りますよ!うちの父は「十津川警部さえでてくりゃどうでもいいんや」と西村京太郎作品について言いますが、このシリーズをそうとらえている人は是非お読みになったらいいと思います。それ以外の人には、お金、時間、悔やむ時間、その他全ての無駄です。 | ||||
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