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浜村渚の計算ノート
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浜村渚の計算ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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推奨できる人がうらやましい。。。たかが数学でさ〇人とテロを繰り返せる首謀者という図式に嵌まれない自分が哀しい。きっと楽しく数学概念を習得できるのだろう、、、うその殺人事件で | ||||
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あったかい 色んな物事への愛が滲み出てくるような作品だと思います。 | ||||
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勉強になりました。 | ||||
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孫にプレゼント 大変気に入り 学校の図書室に置いてもらえる 様になって 周りに勧めてます | ||||
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知り合いの中1の女の子が読みふけっていましたので、自分もどれどれという気持ちで購入してみました。 読み物としてはそこそこ面白かったです。本当に数学を専門にしている人には多少物足りない内容かも。 若い世代の中で、数学に少しでも興味を示す子が出てくるきっかけとなればいいな、と感じました。 | ||||
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"『君たちの隣人が殺人者になる可能性は[同様に確からしい]というわけである。もし、やめて欲しければ、教育の改善を。子どもたちに、再び、楽しい数学を』"2009年発刊の本書はテロ組織vs数学大得意少女を描いた著者デビュー作にして、人気シリーズ一作目。 個人的には主宰する読書会にてオススメされて手にとってみました。 さて、そんな本書は小中学校における教育改革により理系科目が『事実だけを重んじる科目は、心を尊重し他人をいつくしむ人間性を否定しうる』とバッサリと削除された架空日本を舞台に、数学者『ドクター・ピタゴラス』高木源一郎率いるテロ組織『黒い三角定規』と、警視庁が探し出した女子中学生"数学少女"浜村渚(と警察たち)の戦いを描いているわけですが。 まず、可愛らしい浜村渚の表紙イラストが印象に残りますが。彼女を大人たちの中で活躍させる設定として『ドクターピタゴラス』の数学教育ソフトにして【実は催眠プログラム】が『高校の公式教材』として採用されていたために【中学生から選ばれた】というのに工夫が感じられて面白かった。(しかし、それはそうと。結果として『殺人事件』に付き合わされる浜村渚。ぐれたりしないのだろうか?) また、著者いわく"本当の意味で初学者向け(中略)読んでいるうちに数学の知識が身につく"を意図して書かれた本書。四色問題や三次方程式のカルダノ、フィボナッチ数列、円周率『ルドルフの数』と、数学好きならお馴染みだと思うのですが、数学苦手な私には【初めてのうんちく話】ばかりで、語り部の"僕"こと警察官の武藤龍之介の気分で頷くばかりと勉強になりました。 数学好きな方はもちろん、漫画化もされている読みやすいミステリーとしてもオススメ。 | ||||
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数学は他の教科と比べたら得意だったけど、わかりやすい説明のおかげで数学の楽しいって思ってしまう。数学が苦手な人でも、好きな人でも楽しく読めると思います。0で割ってはいけない理由の説明が本当にわかった。ほかの人にも言いたくなった。 | ||||
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講談社で数学を扱った推理ものというと漫画、QEDが有名です あちらは漫画であり読みやすく噛み砕いてるだけあり、楽しく読めますが、扱ってる数学はかなりレベルが高く、わけわからないまま読み終えている人も多いでしょう。 こちらの作品はそこからぐっと簡単な数学を扱っており、色の塗り分けや容積、割り算と0やフィボナッチ数列、円周率と、深いところまではわかっていなくても、ちょっと詳しい小学生でも聞いたことのある、または考えられる用語や考えばかりです。 主人公の渚ちゃんも数学が詳しいのですが、QEDの燈馬さんを始めとした数学の天才系主人公と比べると、数学の好きな中学生レベル それを補うように、世界からして数学教育が軽視され、数学の苦手な大人ばかり トリックや謎も小学生がちょっと頭をひねれば分かりそうなものばかり それもそのはず、あとがきによると、本当の意味での初心者向けとして書かれたようです。 そのため、なんか青い鳥文庫とかの小学生向けに雰囲気が似ているな、と思いましたが、実際に先日出たらしいですね 結構気楽に人が死ぬ以外はほんわかしてますし、いいのではないでしょうか。 この巻では敵の下っ端を何人か倒したくらいでボスをまったく追い詰めてもいません というか、ボスの計画が適当すぎるのですが、真面目にやっているのか……? 数学復興のため犯罪するのもどうかと思いますが、数学教育のために集まった同士を海賊させておくのを放置してるとか…… 昨年度も最新刊が出たらしく、続きも読んでみたいと思います。 | ||||
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『子供ちゃん、読書が好きならおススメ本だよ♪』 と友達に教えてもらい買いました。 中古で安かった&面倒くさがり屋なので8さつめまで一気に購入。 1/2さつめとかがある巻もあって、ちょっと笑えました。 つまらなかったら安物買いの……ですが、結果はと言えば、 子供たちが見事にはまり、暇さえあれば読んでいます。学校にも持って行っています。 私もちらっと読みましたが、なるほどコレ良く出来てるな~。という印象です。 カバーの女の子のちょっと寂しそうなナナメ45度の視線は、 あれ?コレいけない本?と勘違いしてしまいそう(私だけかも)ですが、ちゃんとした本です。 私が『この女の子の絵さ~』と言ったからか、息子はカバーを外して学校に持って行ってます(笑) | ||||
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数学がニガテでしたが、とても楽しく読めました。シリーズ踏破を目指してます。 | ||||
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少年犯罪対策として学校教育で数学をはじめとした理数系教科の時間が削減され、文系や芸術系教科が 重視される世界観の中、その世界を憂い、強硬的な方法で数学の復権を狙うドクター・ピタゴラスこと 数学者・高木源一郎が率いる数学テロリスト集団『黒い三角定規』が起こす事件に手を焼いていた 警視庁の刑事たちだったが、千葉県警から紹介された数学のスペシャリストはあどけなさが残る 中二の女の子。名刺代わりに上級者向けナンバープレイス(数独)をあっさり解いて見せた彼女が 警察とともに『黒い三角定規』が仕掛ける様々な事件に挑む連作短編。 『ぬり絵をやめさせる』 四色あれば白地図の隣接する行政区分を異なる色に塗り分けることができるという『四色定理』に倣い、 一つの行政区分でひとり、色の名前がついた人物が殺される事件に挑む渚の姿を扱った起動エピソード。 あらゆる推理作品の起動エピソードの鉄則通り、ナンバープレイスを通じて彼女の能力が他を凌駕 するものであることを端的に描いている(シャーロック・ホームズで言うならば、ちょっと見ただけで 相手の来歴を言い当てる行為が相当する)。 『悪魔との約束』 新宿区の美術館で警備員が『黒い三角定規』の手により毒殺された。殺傷能力の高い薬品が メーカーの研究所に勤める所員・椎名が薬品とともに姿を消すが、椎名が渋谷の数学喫茶 『カルダノ』に出入りしていることが分かり、店の調べを進めるが何も出てこない。そんな中、 椎名が何者かに撲殺され、多摩の山中で遺体が発見されるも、死亡推定時刻が 警備員が毒殺されるよりも前だった――というおはなし。 『数字を0で割らないこと』を『悪魔の約束』とは言い得て妙であり、その理由が端的に 書かれている。確かに0÷4=0であるが、4÷0という数式は0に意思が存在しないため、 数式そのものが存在できない。 『ちごうた計算』 数学者で奈良理科大学教授の四日市潔が『黒い三角定規』に狙われているという情報により 武藤と大山は四日市を警護するべく渚を連れ大阪経由で奈良へと向かう。ところが警護を していた大山と奈良県警の西村が何者かの手によって麻酔で眠らされ、四日市は 拉致されてしまう――というおはなし。 冒頭で紹介されていたためネタバレとは判断しなかったため言及するが、フィボナッチ数列と呼ばれる、 IQテストの穴埋め問題でも出てくる、0,1,1,2,3,5,8,13,21......でおなじみのアレが事件解決のカギと なっており、確かにたまたま買っておいたホールのパイナップルの皮の模様は数える方向によって 5本、8本、13本の螺旋で構成されているので暇な人は実際に数えてみるといい。 『πレーツ・オブ・サガミワン』 神奈川県の相模湾岸で多くの住民が姿を消し、5桁の数字をあしらったTシャツを着た者たちが 海賊よろしくコンビニを強襲し、食べ物を奪うという事件が頻発。相模湾沖10キロにある無人島から 船がやって来て、同様のTシャツを着た者たちが上陸しているという地元住民の証言そして消えた 偵察船から送られてきた画像により『黒い三角定規』の別動隊の根城であることが判明したが、 島の権利が複雑になっているため令状がなかなか取れず、警察もなかなか手出しすることが できない中、武藤と円周率を小数点以下10万桁まで記憶している鑑識・上原と渚はコンビニで 強盗に巻き込まれ、そこで何かを感じたと思しき渚は海賊に「仲間にしてください」と依頼し、 渚がただものではないことを理解した彼等は3人を無人島へ連れていく――というおはなし。 勿論円周率をテーマにしたフィクションではあるものの、報道を通じ知った、団塊の世代であれば あさま山荘事件、団塊ジュニア世代であれば山梨県内に林立していた『第Xサティアン』を彷彿と させる内容でもありテロリストとカルトを融合させた内容に仕上がっている。 文部科学省が少年犯罪対策として学校教育から数学を排除した事に憤慨し、正体が最初から バレバレであるドクター・ピタゴラスこと数学者・高木源一郎が数学テロリスト集団『黒い三角定規』を 結成し、自身が作成に携わった教材で洗脳した人々を操り次々と事件を起こし、そして身元が 割れていながら拘束できない警察というという突っ込みどころだらけの荒唐無稽な設定(そもそも 少年犯罪対策は文科省の仕事ではない上、理数系の排除は言うまでもなく自らの首を絞める 行為である)をいじくり倒しても良いのだが、それ以上に本作を評価すべきは、現実社会と乖離した 斯様な設定を『作品世界ではこういうものだ』と読者を何となく納得させることができたということである。 なぜなら設定がトンデモであればあるほど読者を納得させる難易度のハードルは上がるからだ。 | ||||
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ミステリー小説である前にラノベなのです。結構人死んでても雰囲気は軽いので気軽に読めます。 トンデモな世界観でまるでクイズ問題のストーリーを膨らましたような感じだと思いました。 数学を真剣にやってる人よりもクイズが好きな人に受けそうです。 あとがきによると「本当の意味での初心者向け」として書かれたそうです。 | ||||
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中学生の数学程度が理解できるなら楽しめると思う。 事件は結構重たいけどそれを感じさせない軽快なテンポで読み進められる。 | ||||
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数学的な言葉は出てきますが、数式はもちろん数学的概念もほとんど出てきません。 タイトル通り計算、つまり算数がわかれば楽しめます。 大人の行動がとても社会人と思えないものが多くツッコミどころ満載ですが、といっても異常行動ではないので、次第にほのぼのと感じられます。 「この物語の登場人物は全員15歳未満です」という感じです。ジュブナイル的な読み味という、いい意味で。 数学やミステリを求めると肩すかしになりますが、幅広い年齢層が楽しめる本です。 | ||||
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数学が好きだと余計楽しめますが、そうでなくても推理がとても面白いです。 | ||||
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『黒い三角定規』のやっていることは悪いことだろうか? この物語の政府のやっていることは間違いだということは断言できるし、数学教育を取り戻そうと行動することは悪いことでは、というか素晴らしいことだと思う。 ではなぜ、『黒い三角定規』がやっていることが陳腐に思えてしまうか、それは「暴力」をもってわからせよう、変えようとしたからだ ではどうすればよかったのか、それは「話し合い」だと思う。 暴力ではなく、話し合いで良い方向に変えていくこと。 これは必ず教えなくてはいけないものの一つだと、本作は教えてくれている。 | ||||
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本書は数学的な課題が各章にちりばめられていて最高におもしろいです。特に数学を専門に学んだり、数学を教えている方には実に深い意味を持つのでは。推理小説としてみると、解決に至る瞬間の閃きにいたるところなど今ひとつかと思われますが、それを置いておいても楽しめます。特に高校2年生までの数学を理解していれば内容も含め楽しめるでしょう。冒頭に出るテロリストのリーダー高木○○○の名前の付け方からして吹き出してしまいました。数学者の○○潔の風貌行動も分かる人には分かるのでは。このシリーズの楽しみ方は∞。はまります。 | ||||
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数学に興味があったので購入しました。 この本の最大の売りは、数学との出会いがうまくいかなかった人が、数学少女/浜村渚と本書を通じて数学を見つめなおすことができる点だと思います。 学校教育で学ぶ面倒な公式や計算ではなく、今まで見ることのなかった数学の面白い側面を知ることができるのです。数学嫌いの人がこの本を読めば「もう一度やり直そうかな」と思うことができるかもしれません。 またこの本はライトノベルテイストになっています。なので、非常に読みやすく、テンポがいいのですぐに読み終わってしまいます。難しい用語もたいしてありません。 逆にラノベテイストであるが故に、設定が曖昧だったり、キャラクターの精神年齢が幼く感じられたりするので、あり得ないとか幼稚などと感じる人もいるかもしれません。低評価をつけている人の多くは、これらのせいではないでしょうか。 しかし、数学嫌いの人、苦手意識のある人が数学に触れるのに、読みやすいというのは大きなポイントだと思うのです。硬派な文章で難しい用語がたくさん出てくるものでは、数学というものを難しく感じてしまうと思います。 数学を見つめなおす第一歩にはこの本は最適なのではないでしょうか。数学嫌いの人にはぜひ読んでもらいたい本です。 | ||||
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学生時代、数学大苦手でした。根っからの文系で、数学の成績で3以上をとったことがありません(自慢することではない) 中学の数学のテストは一桁が当たり前で、高校では赤点ギリギリでした(オイ) そんな私は、始めこの本のことを正直言って敬遠していたのすが、読んでみると止まりませんでした。面白い、読みやすい、わかりやすいって感じで(金、暴力、SEXって感じで←やめろ)すごーく良かったです。 円周率の話し、私は円周率は使う事わけでもないのに32桁目まで覚えているのですが、あと三桁覚えればルドルフの数ってドヤ顔できますね…でも突っ込み入れられたら負けるのでやりませーん☆ と言うわけで、私のような数学アレルギーの方もおすすめです!でも、数学大好きな方には、ちょっと物足りないかもしれませんね、わかんないですけど。数学がちょっと絡んでくるミステリーみたいな感じで読んで行けば、楽しめると思います^^ | ||||
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ちょっと数学が入っているミステリー。 数学が得意でなくても楽しく読めるので とてもよかったです。 | ||||
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