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浜村渚の計算ノート
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浜村渚の計算ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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数学テロを仕掛ける悪の数学博士と数学対決する女子中学生の話です。 数学好きなら随所に方程式名なんかが出てきてニヤニヤできます。 内容はラノベレベルでツッコミどころ満載なのでそれを楽しめない人にはオススメしません。 こういた作品も電子書籍で読めてあり難いです。 | ||||
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数学が苦手な人も多いと思いますが、この本を読むにあたっては難しい知識は要らないです! というか話の中に出てくる「数学の話」は浜村が説明してくれるから大助かりですよw 数学が好きな人も見出しが√など意味が分かればニンマリする内容ですから興味がある人は安心して読んで見てください | ||||
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結構面白かった。 まず設定が数学の教材で予備催眠を掛けて何時でも殺人者に仕立てられてしまうという設定。 これを斜に構えて「有り得ない」と思ってしまうと全く面白くない。 前提は素直に受け入れた上で、その舞台上で如何に楽しませるかが重要。 さて、本作品は短編形式になっているので気軽に読めますが、 読者への情報提示は少なめで渚嬢がサクっと解決という体裁で、 推理を楽しむ作品ではないです。 中学〜大学までで見たことがある数学が出てきて面白い。 目次からして√とlogで驚いた。 でも数学だと常用対数より自然対数の方がよく出てきた気も・・・ | ||||
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面白くもなんともないです。 まず主人公の位置づけが間違っている。 主人公はなんと浜村渚では、ないのです。 そして無理に読もうとしてもまったくの支離滅裂のうざい文章。 作者には国語を勉強し直してもらいたいですね。 | ||||
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自分が読んだのは文庫になった方のものでしたが、正直これは文庫化しなかったら読まなかったと思います。 良くも悪くも「最近の」ラノベだからです。自分は数学が嫌い、というか数字とアルファベットを見ると頭痛がするくらいの苦手意識を持っています。そんな人間がこの本を読んで理解出来るでしょうか?出来ました(笑)非常に丁寧に解説されてると思います。それはとても良い点かと思います。ただ、某見た目は子供な探偵漫画と似たところを感じます。御都合主義なんです。あとミステリーモノというのはヒントがあるものなんですが、これはヒントが出されてるのかもしれませんが分かりません。普通のミステリーみたいに推理は出来ないです。犯人は分かりやすいですが。それとこの本の政府?側が「人間性を欠ける人材を作る」というような理由で数学を抑制したという設定なのですが、犯人側がそれを否定した上でテロしてるんですよ。矛盾してませんか?犯人側が数学とは殺人集団を作る教科だ、と自分達で証明してるようなものではないですか。それも愛嬌と思って作者はこういう設定にしたのでしょうか。大量虐殺してる時点で愛嬌とはかけ離れてませんか。良い意味で「バカ小説」にすれば良かったのでは。ラノベなのですし。最後に蛇足ですが文庫化に伴い解説がついていますが、解説がとても不快でした。読者と作者を馬鹿にしすぎてると思います。名前も覚えてませんが解説の方はどれだけ位の高い御方何でしょうかね。 | ||||
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非常に読みやすい!一気に読めました。 数学の面白い部分をかみ砕いてかみ砕いてテーマにしてあるので、興味深く楽しめます。どの話もラストは数学を利用した渚の一撃が決まるので、胸がすく思いです。特に「0で割るは…」ではもう……ちょっと感動すらおぼえました。 文体はシンプルで、小説に必ずついて回る、退屈な風景描写や、無駄な会話などが一切ありません。元々書く技量が作者に備わってないか、あえて削っているのかどちらかだろう(私は前者だと思う)。逆に、世間一般に出回っている小説が、いかにぜい肉だらけなのかを思い知りました。 小説を書いたことのない人が初めて小説を書こうとすると、『ふくらます文』とか、『別に必要はないけど細部を詰めていく描写』が全然浮かんでこないときくが、作者もそうなんだろう。それがプラスに働いている。 続編が本屋に並んでいました。重厚なミステリを数冊読んだあと、清涼剤として読もうと思います。 | ||||
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突っ込み所満載のストーリーですが、数学への愛情を感じます。 数学を偏愛するが故に犯罪に走る者達が、また数学を愛するが故に主人公の前に陥落して行く様子は、「そんな事で降参していいのか?」と言う気もしますが、漫画「美味しんぼ」に近いものを感じております。 「数学者には、自分が夢中になるものを理解してくれる人がいない苦しみがある」とピーター・フランクルさんが言ってました。だからフランクルさんは誰が見ても分かって面白がってくれるジャグリングを始めたのだと。理解者を求めるオタッキーな気持ちがある人には、心に染みる小説かもしれません。 どこかでアニメ化しないものでしょうか? | ||||
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209年07月の単行本の文庫化でデビュー作.第3回『講談社Birth』小説部門の受賞作で, 編や章の数字を『√』や『log』を使って表すなど,遊び心もある五編の連作短編集です. 『数学ミステリ』というジャンルのようですが,読み手が謎を推理しつつ…というよりは, 主人公でもある数学マニアの女の子がそれを考える様子や,まつわる豆知識を楽しむ印象で, 硬派な数学ファンにはちょっと物足らない部分もありそうですが,扱われている題材は幅広く, おなじみの円周率から『○○の法則』と呼ばれているものまで,クセも無く読みやすい作品です. かといって,難解な数式や用語はほとんどなく,興味を引くエピソードが多くあるなど, 少しおっとり気味の女の子と,いわゆる一般人側にあたる他の人物たちのやり取りを通じ, 苦手な人にもわかりやすく,理解はできなくても「へぇ」と感じられる内容になっています. またこれが終盤にうまく効いて,事件だけではなく物語をうまくまとめているのも好印象です. | ||||
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なんと、数学が得意なほんわかした女子中学生が警視庁とテロ事件を解決! 対するテロリストは、天才数学者。んでもって、テロの動機や、その対策がありえそうだけどずっこけます。 シリアスな推理物が好きな方にはあわないかもしれませんが、 数学とミステリーとコメディとヒューマンがほどよくブレンドされた、とても読みやすい「新時代数学ミステリー」。 犯人をぎゃふんと言わせる方法とか、最後の決め台詞でダジャレやズッコケも入っているのにホロリとさせられるとか、なんというか、軽快なんだけど知的で「作者はやるな〜」って感じなんですよ。 「4個のリンゴを0人で分けたら、一人分は?」 答えは、本書で。 | ||||
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思っている以上に読みやすかったです♪ 講談社Brith自体がまだ出来たばかりなので作品感も手探りは否めないですけれども、本としての出来でしたら、下手な小説にも引けを取ることなく読みやすかったです(^^) 深い数学の知識ではなく、それなりに深くて浅い数学の知識が盛り込まれているので、全然嫌悪することもないと思います。 まあ、ジャンルで言えば推理とかではないので、単純に暇なので書物を読みます!って人に向いていると思います。じっくり本と向き合って読むような内容ではないですけれども、それがイイと思います。 活字を敬遠している人向きかな(笑) あえて! あえて!! あえて、言わせてもらうなら、設定だから仕方ないけれども・・・日本の警察がふがいない(笑) | ||||
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役に立たないからと、数学が義務教育から消えたパラレルワールドで、数学を復権 させるべくテロ活動をするマッド数学者に対抗するため、警視庁が助っ人として起用 したのは普通の女子中学生・浜村渚だった……というSF的設定が採られている本作。 数学の知識をネタにしたユニークなライトミステリなのですが、 人殺しを扱わず、もっと“笑い”に走ったほうがよかったかも。 ■log.10『ぬり絵をやめさせる』 ミッシング・リンクがテーマ。被害者間を繋ぐ環を突き止めた後の事件の解決 方法が振るっているのですが、中学生の日常に伏線を仕込む手際も鮮やか。 ■log.100『悪魔との約束』 美術館で起きた毒ガステロ。犯人はその時 使用した「薬品Z」を一体どこに隠したのか? 数字を「0で割ってはいけない」という、数学への愛に裏打ち された渚の言葉だけが、狂気に陥った犯人の心に届きます。 ■log.1000『ちごうた計算』 拉致された奇人数学者が残したメッセージは、前の二つの数字を 足した数が次の数になる「フィボナッチ数列」に基づくもので……。 ■log.10000『πレーツ・オブ・サガミワン』 円周率を5桁ずつで区切り、構成員に割り当てた 数学海賊団を相手に繰り広げられるドタバタ活劇。 | ||||
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タイトルだけ見ると難しい数学の話ばかりのようにも思えますが、そんなことはありません。 数学をダジャレのように使っただけで、「え、それだけしか使わないの?」というような事件もあり、とても簡単に数学に親しむことができます。 何よりもセリフ回しというか、言葉の選択が上手いので登場人物がとても魅力的になります。 こういう数学を使った推理小説は大体専門的な話に流れがちなのですが、この本は決してそういうことはなく、小学生にでも簡単に理解できるような話にすることを心がけているように感じました。 そこが作者の青柳さんの凄いところではないかと思います。 | ||||
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子供の「他人の心を尊重し、弱者を慈しむ人間性を育む」ことを主眼に、「物事を数値化し、事実のみを重んじる」数学を学校教育から排斥した日本。これに断固抗議し、「学校教育における数学の地位回復」を旗印に、「日本国民全員人質」を宣言し、数学を手段とした犯罪を重ねるテロリスト集団。 数学教育が脆弱化したが故に捜査に手こずる警察の救世主は、なんと、数学“だけ”大天才の女子中学生だった・・・。 基本の世界観は、コンピューターエンジニアのくせに理数系まるでペケな自分には嬉しい・・・いやいや、メシのタネがなくなりかねない深刻な内容だが、その着想は奇抜でユニークだ。 周囲の大人が持て余す難事件を、得意の数学の知識でいともたやすく解決してしまうヒロイン・浜村渚も、名門学園のお嬢様なぞでなく、数学以外ダメダメの平々凡々な市立中学の生徒と、意外性がある。 本作は、「四色問題」「0除算」「フィボナッチ数」「円周率π(ルドルフ数)」と、読者が興味を持つか敬遠し絶望感を抱くか、ギリギリ境目あたりのネタばかりをメインに扱った4編のオムニバスとなっている。小難しい理屈はさっぱりでも、事件解決の際に数字が綾なす不思議で鮮やかな世界には目を見張らされる。 事件のタイトルや章番号に数式を使うこだわりも相当だ。 テロ組織が、その崇高な(?)目的のわりには間が抜けていたり、数学ネタ自体の扱いもお手軽だったり、“本格ミステリー”を期待すると肩透かし。 広げすぎた風呂敷を畳み損なった、内容が設定負けしたような印象だ。 まぁ、作者も若いし(そうした若い才能を発掘するコンセプトのシリーズらしいからやむを得ない)、ライトノベル特有のエンタテインメントと割り切るしかない。 とりあえず、次の事件が起こりそうな予感めいた結末に、今後のお手並み拝見というところ。 | ||||
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