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大聖堂 果てしなき世界
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大聖堂 果てしなき世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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著者はかなりの時代考証を積んでいることは読んでいてわかるが、だらだらと続くストーリにややうんざりする。展開には気を使っているがそこがあざとく見えなくもない。中世の人の心を現代の人間が理解できるのかと読みながらしばしば考えてしまう。現代的なフレーバーを入れることで人気を得ようと考えているのかもしれないがそれ故にリアリティが損なわれる。細部や中世社会の在り様に気を遣ってかいても、それだけでは中世は蘇らないような気がしてならない。テレビドラマの原作としてなら優れている。 | ||||
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大聖堂と大聖堂ー果てしなき世界は内容に雲泥の差がある。 ここまでケンフォレットのファンでしたが、この内容にはがっかり、もしかしたら品の悪いポルノ小説だ。 物語の常道としてのハラハラドキドキもとってつけたようで、まさに、「つくった物語」である。 作者の失敗作なので、これまでのファンであった人は読まない方がよい。 | ||||
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上・中・下巻で2000ページもありながら内容は薄く単調な話が続く。 人物描写は善玉・悪玉と単純に色分けされ、悪玉側は善玉主要人物を困らせるだけのために配されている。 善玉側にしても言動が子供染みていてる。作家は善玉主要人物を賢く、心優しい人物に描こうと懸命だが、 書くほどに作家が描きたいことから遠ざかっていく。善玉同士の恋愛も作家は 「二人は深く愛し合っている」と力説するが、それが伝わらない。筆力のない作家の典型だろう。 文体からジュニア向け小説かと思ったが、安物のポルノ小説まがいの描写が 頻繁に出てくることからジュニア小説ではなさそうだ。 ストーリーには核となるものがなく、似たような出来事、その場での思いついた事が 散発的に起こるだけ。人間に対する洞察力が浅いのだろう、ヒューマンドラマとしても読めない。 物語に引き込まれることはなかった。主観と客観が錯綜していて読みづらい上に、 シンプルセンテンスの羅列が目立つ。執筆は口述筆記によるものではないだろうか? ”冒頭に語られる、騎士の秘密とは?最後まで飽きずに読ませる仕掛けもちゃんとある” と書かれている方がいますが、誤解のないように補足します。冒頭、思わせぶりに出てくる エピソードなのですが、物語の鍵となるわけでも、全編を通じて秘密に迫る訳でもありません。 中盤で僅かに触れる以外はスルー、ここでネタバレしているため、終盤に秘密が明かされても 特に驚かされることもありません 筆力のない作家が書いた商品レベルまで達していない小説なので、評価の下しようがないのだが、 2000ページも退屈な話を書いたその労力に対して☆ひとつ。 | ||||
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