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琅邪の鬼



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【この小説が収録されている参考書籍】
琅邪の鬼 (講談社ノベルス)

琅邪の鬼の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

琅邪の鬼の感想

メフィスト賞史上最年長55歳のデビュー作は、始皇帝時代の中国を舞台にした異色歴史ミステリ!甦る死体、一夜で消える屋敷、棺の中で成長する美女など本格ミステリ的要素がふんだんに散りばめられいてるのは勿論ですが、結末に至るそれぞれの宿命の敵とのバトルや個性的なキャラで一気に読ませます!最近の講談社ノベルスはこういった傾向のものが多いかな(笑)嫌いじゃないですけどね(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

とても魅力的な作品。歴史と言うだけで食わず嫌いなだけでした。

歴史小説は苦手で、しかも日本史じゃなくて中国物。
ちょっと敬遠していましたが悪い評判を聞かないのと、
普段読まないジャンルなので、たまには良いかなと手に取りました。

中国の秦の時代を舞台とした歴史物語。

登場人物達の名前が中国名なので頭に入り辛かったのですが、
キャラクターのセリフや雰囲気が特徴的な事もあり、
名前ではなく琅邪の人物達の情景が頭に浮かび、
すんなり物語に入り込む事が出来ました。

メフィスト賞作品なので、もしかしたらミステリではなく、
このまま歴史小説なのだろうか……と思った所で、
「鬼の正体」「甦る死体」や「棺の中で成長する女の謎」、「一夜にして消失する屋敷」などなど、
多くの謎が現れ、結果はボリューム多いミステリでした。

久々に苦手な歴史物が面白く感じた作品です。

あと、「琅邪の鬼」が明かされる所がとても印象的で素敵です。
こういうの良いです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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