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あるキング



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【この小説が収録されている参考書籍】
あるキング
あるキング (徳間文庫)

あるキングの評価: 5.20/10点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.20pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

あるキングの感想


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mick
M6JVTZ3L
No.4:
(7pt)

あるキングの感想

怪獣が出てきたときは、これはミスリード的なものか?と思いましたが違いました。
魔女のような女性三人も、最後まで正体は不明。
こういうスタイルと思えば、全体に漂う中世的な雰囲気も味があるものとして楽しめます。

Hidezo
GX0TU62Y
No.3:
(5pt)

あるキングの感想

お気に入りの作家で、もともと非常に高いレベルに期待値がある為、通常レベルの作品では満足できないところに、ほかの作家の作品を読む場合と異なり、大きなビハインドを背負っている。

そういったことが前提とはなるものの、伊坂作品としては、内容も登場人物もパンチのない作品。

ヒトは自分の理解できる範囲でその少し上の能力を持ったモノを天才といって賞賛するが、理解不能な上回り方をした場合、嫌悪感を抱くしかない。

例えば陸上で、100mを10秒を切れば凄い、おそらく今後9秒を切るようなものが出てくれば おそらく世界の賞賛を浴びるであろう。が、仮に100mを5秒で走る人間が出てきた場合、ヒトは彼に喝采を浴びせるであろうか。。。

この作品の主人公もそういった、理解不能なレベルで野球の能力がある人間であり、それが故に なにかと不幸がもたらされる。

しかし、彼得意の登場人物の魅力も得意の伏線も、プロットも徹底的なヒール役も出てこない。

時と場合により、僻み根性の小悪党がちょっかいを出す程度。

そうして ファンタジーもワクワクドキドキの高揚感もなにもないままに、なんとなく終息を向かえる。

あと、シェークスピアのマクベスを知らなければ、更にこのおもしろみは半減するであろう。

とはいえ、どちらにしても、ん~非常に残念な駄作。  了

とも
4ND5R58B
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

あるキングの感想

作者自身が解説されているように、これまでの伊坂氏の作品と比べると、「機知に富んだ会話」「凝ったプロット」「練られた伏線」「他作品とのリンク」といった持ち味とも言えるレトリックが殆ど見受けられず、でいて、ある意味不思議な世界観がファンタジーで非常に難解という・・・
しかも、シェークスピアの某作品をオマージュしており(多分)、読んでいないとそれが上手いのかすら皆目見当がつかない。
確かに賛否が分かれそうな作品ですね。
ただ、らしくないようでいて「らしい」と思いましたけどね。
伊坂さんにしか描けないような気がします。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(5pt)

ミステリ-ではなく不思議な輪廻?の話

まず、本の帯でも書いてあるとおり、ミステリ-ではない為、期待するとがっかりするでしょう。

シェ-クスピアのマクベスのなぞらえて、野球を題材に、
予言どおり?野球の王になるために生まれてきた主人公の人生の話。

もちろん、マクベスを知らなくて当然に読めます。

ある意味、主人公は何があっても全くぶれず、周りが騒いでいるだけというところは面白みではあるが、
そんなに物語にヤマがあるわけでなく、淡々としている。

個人的に嫌いではないが、どうせならもっと独創的な展開にしてほしかった。
終わり方も変にきれいにまとめている感じで、ちょい残念。

タカタソン
HU0OGV5Q

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