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翳りゆく夏の評価:
6.71/10点 レビュー 7件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.71pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
翳りゆく夏の感想
サイトを探索していると、A評価だったので手にした。20年ほど前に刊行された小説です。江戸川乱歩賞受賞作で、A評価なのでそれなりの期待は持てそうです。読み終わった読後感ですが、まずは読みやすかった。これが第一感想。そして、登場人物がみな好人物。くどさや汚らしさ、いやらしさが全くない灰汁の少ない作品という印象でした。当方、どちらかというと人間の負の面を描いた俗にいうイヤミス的なものを好みますが、たまにはこうした澄んだ味わいの作品もいいものであると思いましたね。 ▼以下、ネタバレ感想
皆さんのレビューを読ませて頂き、なるほどそう言われてみると無理があるな、、、とは思いましたが、最後までおもしろく読めました。個人的には、久しぶりに読みやすくインパクトのある作品に出会えた気がしてます。
20年前の幼児誘拐事件の犯人の娘が大手新聞社に内定というスクープに対し、事件を犯し窓際に追いやられている元記者が、20年前の誘拐事件の真実を解き明かすという物語。まぁ例によって例の如く、警察が20年かけて解明できなかった事件を、捜査素人たった一人で・・・っていうのには無理があります。しかも、その元記者が何か突飛な手段を使ったというのなら分かるんですが、至ってオーソドックスな取材の中から・・・って感じですしね。それともう1つ、この作品には欠点があって、読中から、結末だけは予想できてしまうんですよね。誘拐された子が殺された、死体で発見された、なんて記述が一切ないわけですから、普通想像がつきますね。該当者は一名です。そうなると、ほぉ、作者さんはここで、事件を複雑に見せようとしているな、なんてのが見え見えになっちゃう。意外な犯人のつもりだったんでしょうけど・・・惜しいですね。でも、凄く面白かったんですよね。同じ乱歩賞受賞作の「13階段」とか「天使のナイフ」に似た雰囲気はあります、というのは少し大げさかな。この2つの名作同様、人物をよく描けていると感じたんですが、やっぱ名著の条件の1つですよね。
とても丁寧に書かれたミステリーでした
読みやすい文章で好感がもてました。結末は意外でしたが、自分の子供の顔は間違えないでしょうに。
東西新聞社が20年前の嬰児誘拐事件犯人の娘を採用したことで誘拐事件の調査を命じられた梶。20年前の事件なのに調査が順調に進むのは小説ならでは。文章は読みやすく、物語に引き込む力もある。ただ、乱歩賞受賞作ということで過度の期待はしない方が良いかもしれません。
サイトを探索していると、A評価だったので手にした。
20年ほど前に刊行された小説です。
江戸川乱歩賞受賞作で、A評価なのでそれなりの期待は持てそうです。
読み終わった読後感ですが、まずは読みやすかった。
これが第一感想。
そして、登場人物がみな好人物。
くどさや汚らしさ、いやらしさが全くない灰汁の少ない作品という印象でした。
当方、どちらかというと人間の負の面を描いた俗にいうイヤミス的なものを好みますが、たまにはこうした澄んだ味わいの作品もいいものであると思いましたね。
▼以下、ネタバレ感想