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(短編集)

4TEEN フォーティーン



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【この小説が収録されている参考書籍】
4TEEN
4TEEN (新潮文庫)

4TEEN フォーティーンの評価: 6.00/10点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

うん、確かに14歳は永遠だ(非ミステリー)

2003年度の直木賞受賞作。中学1年生から3年生になる直前までの男の子たちの成長物語を、いつもの石田衣良節で軽快に綴った8本の連作短編集。
東京の下町・月島の中学に通う同級生4人が、それぞれの危うい少年期を危ういまま乗り越えようとする友情と成長の物語は、どうということは無い物語だが、読後感は悪くない。男性の読者なら、きっと思い当たることが一つや二つはあるはずだ。女性の読者なら、馬鹿にして見ていた同級生の男子たちの顔を思い出すことだろう。そして、14歳のときからさほど成長していない自分を発見し、ほろ苦い思いに駆られることだろう。人間、14歳以上には成長できないのかもしれない、早老症のナオトを除いては。

iisan
927253Y1

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