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震度0



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【この小説が収録されている参考書籍】
震度0

震度0の評価: 5.67/10点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

ぐずぐずした感じ

県警内部の権力闘争のようなものを、ぐずぐずと描き出している。
権力闘争というより、もっとレベルの低い内輪揉めみたいなものかもしれない。
よって、緊張感や爽快感は殆ど得られない。
他の家庭の夫婦喧嘩を覗いているような感覚である。
だから、それが面白いと言えば、確かに面白いのである。
でも、著者の得意とするラストの切れ味のよさ、スッキリ感を得たいのなら、それは本冊からは難しい。
ということで、この評価になりました。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(4pt)

震度0の感想

大好きな横山秀夫さんなのですが…
登場人物が多い上に役職が似通っていて誰が誰なのか解らなくなり何度も前のページと行ったり来たり。
本来優先すべき大地震の対応よりも、自らの思惑と保身に走る県警幹部たちとの対比を楽しむ小説だと思いますが、
読みにくさが勝ってしまい中々頭に入ってこなくて残念でした。
真相の切れ味もいまいちでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

震度0の感想

県警警務課長の失踪事件が起きる。簡単に表ざたに出来ない事態に、県警幹部達がそれぞれの思惑や事情を抱えて暗躍する群像劇、となっています。そこに阪神大震災がどう話に絡んでくるのか、非常に興味深く読みました。
残念ですが、今作は正直期待外れでした。面白く無くは無いですが、震災と同時期に進行している所も生かされていないですし、事件の真相もいまいちで、幹部達の行動やその描写も感情移入出来ない。あえて喜劇的に揶揄したのでしょうが、緊張感が無く勿体ない作品という評価になりました。
いつもの短編では書ききれない群像劇は読みごたえ有りましたが、一ネタで引っ張るのは長編では厳しいかも知れませんね。カタルシスが不十分でした。

なおひろ
R1UV05YV

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