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11月に去りし者



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11月に去りし者

11月に去りし者の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

まあまあでした

最後はあっさりしてました。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

軽快なストーリー展開のロードノベル&ノワールの傑作

2018年度ハメット賞受賞作。超絶な技能を持つ殺し屋に追われながらニューオーリンズからロサンゼルスをめざす犯罪組織幹部の逃避行を描いたロードノベルであり、アウトローの美学を描いたノワールでもある。
1963年、ダラスでケネディ大統領が暗殺されたとのニュースを聞いて、犯罪組織幹部・ギドリーはいやな予感を抱いた。数日前、ボスからダラスに置いて来るように頼まれた車は、暗殺犯が乗って逃げるためだったのではないか? だとすると、その秘密を知っている自分は消されるのではないか? 恐怖に駆られて西へ逃げ延びようとするギドリーを追うのは、頭が切れて執念深い凄腕の殺し屋・バローネだった。ギドリーが逃走中のモーテルで出会ったのが、二人の娘と犬一匹を連れて家出してきたオクラホマの主婦・シャーロットで、家族連れと偽装するためにギドリーは彼女たちと一緒に旅することになる。やがてギドリーとシャーロットたちは心を通わせ、本当の家族のようになろうとしていたのだが、すぐ背後にはバローネが迫ってきていた・・・。
1960年代、ルート66を西へひた走る、典型的なアメリカン・ロードノベルである。しかも、犯罪組織の容赦ない暴力が加味され、さらに主要人物のキャラが抜群で、リーダビリティの良さと読み応えが見事に両立している。
前作「ガットショット・ストレート」でファンになった方はもちろん、レナード、ハイアセン、ウィンズロウのファンには文句無しのオススメ、傑作である。

iisan
927253Y1

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