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少女: 犯罪心理捜査官セバスチャンの評価:
8.33/10点 レビュー 3件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.33pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
少女: 犯罪心理捜査官セバスチャンの感想
▼以下、ネタバレ感想
セバスチャンに人間味が見え始めた?
本国はもちろん日本でも人気を確立している「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズの第4弾。犯人を追う警察小説としての面白さはもちろん、主要登場人物たちの心理的なドラマも読み応えがある、北欧らしいミステリー作品である。スウェーデン西部の田舎町で二人の子どもを含む一家4人が銃殺される事件が発生した。すぐに怪しい男が判明したのだが証拠が何も見つからず、捜査の行き詰まりを恐れた地元警察の担当者はトルケル率いる殺人捜査特別班に助けを求めた。現場に駆けつけた特別班のメンバーは、前作でのケガがもとで休職中のウルスラの協力もあって、事件現場には、もう一人、少女がいたことを突き止めた。唯一の目撃者である少女が犯人から狙われると判断した捜査班は、犯人より先に少女を発見しようと焦るのだったが・・・。一家惨殺の犯人探しが本筋で、地道な聞き込みと徹底した証拠調べで犯人をあぶり出して行くストーリーは極めて完成度が高く、ラストでのどんでん返しもインパクトがある。だがそれ以上に、それぞれに心理的な傷を抱えた特別班メンバーの苦悩や葛藤、変化が面白い。特に、主人公セバスチャンの変化、世界最強の迷惑男にも人間味が垣間見えるときがあることに驚かされる。シリーズ愛読者は必読。シリーズ未読の方は、ぜひ第一作から読み始めていただきたい。
▼以下、ネタバレ感想