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【この小説が収録されている参考書籍】
痣 (文芸書)
痣 (徳間文庫)

の評価: 5.80/10点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.80pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

痣の感想

面白くないわけではないが、話が前に進まないというか、展開が遅くて途中で疲れた。

alex+
S06F3P1G
No.3:
(4pt)

痣の感想

何となく最後まで読める程度の本。
警察内部の関係話に終始イライラしながら読み続けると
連続殺人が起こり、関係性を期待しつつ読み続けと
無理やり話をつなげたような展開に
面白味が薄れていく。
犯人も動機も手口も刑事の心情も
全てが薄口

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:
(6pt)

痣の感想

長閑な奥多摩で起きた連続猟奇殺人。退職目前の真壁とともにどんどん引き込まれた。ただ、終盤は唐突すぎる展開で打ち切りが決まった漫画のようだった。犯人の動機も今一つ腑に落ちなかった。終盤に至るまでは非常に面白い作品だった。

BOY
IM7XWAPW
No.1:
(6pt)

「痣」の感想 前半は面白いが後半は凡庸 一気読み本ではあるが・・

とにかくこの本は読んでる途中は非常に面白いです。一気読みです​​。早く結末が知りたくてページをめくる手が止まりません。私も1時間か2時間ぐらいで読み切ってしまいました。ただ結論的にいますと面白いけれども結末が納得いきませんでしたね。動機もはっきりしないしこのようなことで大量の猟奇殺人を行うとも思えない。前半はものすごいサスペンスでしたが後半は平凡な作品になってしまったという感じしかしませんね。

主人公は真壁修という刑事です。真壁は奥さんを何者かに殺されてしまいました。そして犯人とされる人物は逮捕される直前に交通事故でたまたま死んでしまいました。そして事件が終わって1年後真壁は刑事をやめる決心をします。ところがそこから​ ​官内で次々と連続殺人が起こるんですね。これが極めて猟奇的な殺人で殺し方も残酷で、目を覆うような遺体なんですね。そして奇妙なことに殺されているその被害者は全て女性なのですが、胸に痣があるんですね。この痣と言うのが実はこの真壁の殺された奥さんがの胸にあった痣とそっくりなんです。ということは別れを殺した犯人は別にいて真壁に対して何らかの恨みを抱いて復讐をしている。そしてそのために次々と女性を殺しているんではないのかそういう風にも疑われるわけです。

ここから事件は色々急展開していくわけですね。そしてこの真壁の勤めるその警察の内部の刑事たちとの色々な人間関係の問題。これが複雑に絡んでいくわけです。この辺りの人間模様と言うのが非常に面白いですね。一体犯人は誰なのか、どんでん返しがあるのか、一体どうやって相続させるのかとても興味がありますよねそして結局最後に事件は解決を見るわけですけども、その解決の仕方がちょっと納得いかないですよね。犯人も捕まってみればなんだかなという感じがします。ある意味予想の範囲内でもあるし動機もちょっとわかりません。確かに犯人がこのような気持ちを抱いて育った人間だと言うのは分かります。かといってこれだけ猟奇的な殺人を何件も何件も犯すかと言うとそれはちょっとないんじゃないか。そういう感じがします。何か無理やりそういう人物像を作り上げて犯人にしたという感じがして、どうもこの結末は納得いきませんでした。

正直意外性もそれほどはありません。私としては最後にドカンと大きな意外性があるのかと思いましたが、それほどではなかったです。従ってこの本を評価するとすれば読むのは非常に面白いが、結末がいまいち納得いかないということで、悪くはないんですけども前半期待されたほどの結果が後半出てこないと言うのが
正直な感想です。タイトルの痣というのも思わせぶりな感じがします。一気読みであることは間違いないです。面白いことは面白いです。ただ突き抜けたものはないと言うことですね。そこが少し残念だと思います。

この作者の「乙霧村の殺人」というのを読んだことがありますが、あれも前半超面白くて、後半がひどかったのを思い出しました。

いわし雲
78XRDN1A

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