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800年後に会いにいく



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【この小説が収録されている参考書籍】
800年後に会いにいく
800年後に会いにいく (幻冬舎文庫)

800年後に会いにいくの評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
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(9pt)

800年後に会いにいくの感想

☆8+好み補正1。
予想を反して壮大なSF物語でした。読後感も素敵で面白かったです。

2人の主要人物は、文系大学生と理系コンピューターの天才美女。この設定から序盤はキャラ物ラノベ雰囲気。著者の他作品は、刑事もので硬派だったので意外でした。
そして始まりはクリスマスイブの夜、一人寂しくPCの監視バイトをしていた学生の元に、未来からの救難動画が届くわけで、ファンタジーSFものの作品かと思う印象を受けました。

ですが、直ぐに考えが改められます。
動画検証にて、ファイルスタンプは後から変更可能だし、そもそも800年という年月は人類の言語体系が変わり言葉が通じないからフェイクだ。など、検証方法や説明内容に専門用語が出て現実的かつ本格的。軽い作品かと思いきや内容がしっかりしているぞと、頭を切り替えて読書を進めていきました。

どんな話になるかはお楽しみとして、生命の起源や、命に関する哲学やら、黙示録の見立てやら、一途な想いなど、恋愛+SF+ミステリを巧く融合し、ライトに楽しめるよい作品でした。

余談で、
実写ではなくアニメーション映画として見てみたい。客層も合いそう。そんな事も思いました。

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