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【泡坂妻夫】
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煙の殺意の評価:
8.00/10点 レビュー 2件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.00pt
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歪んだ論理が愉しめる珠玉の短編集
泡坂初期の短編にはチェスタトン張りのロジックが愉しめる。それは歪んだ論理とでも云おうか、読後に奇妙な味わいを残す。本作では「赤の追走」、「紳士の園」、「煙の殺意」、「開橋式次第」がそれに当たる。しかし本作は先ほど「奇妙な味わい」と述べたようにエリンの『特別料理』を意識したに違いないと思われる作品がある。『閏の花嫁』はもうほとんどオマージュであろうし、『歯と胴』は一種のホラーとも云える(題名からすればバリンジャーか)。恐らく雑誌掲載の短編を寄せ集めたものであろうが、この完成度は素晴らしい。
泡坂初期の短編にはチェスタトン張りのロジックが愉しめる。それは歪んだ論理とでも云おうか、読後に奇妙な味わいを残す。
本作では「赤の追走」、「紳士の園」、「煙の殺意」、「開橋式次第」がそれに当たる。
しかし本作は先ほど「奇妙な味わい」と述べたようにエリンの『特別料理』を意識したに違いないと思われる作品がある。『閏の花嫁』はもうほとんどオマージュであろうし、『歯と胴』は一種のホラーとも云える(題名からすればバリンジャーか)。
恐らく雑誌掲載の短編を寄せ集めたものであろうが、この完成度は素晴らしい。