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【貫井徳郎】
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灰色の虹の評価:
6.50/10点 レビュー 4件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
灰色の虹の感想
感情移入して深く読むことができる。ただ題材が題材なだけに、悲しいストーリー。
冤罪と復讐
重い。非常に重く、救いようのない悲劇である。自分が江木のような目に逢ったらどうなるかを考えたらそれはもう恐ろしくなってくる。そして自分を無実を信じてくれなかった刑事、検事、弁護士、裁判官に復讐し殺害しつづけ、さらに...一度嵌ってしまったら抜けられない蟻地獄のようなストーリーである。結末もあまりに悲劇的である。復讐のために刑事や検事などの所在を見極め、殺して回るなどということが可能なのかどうかで少々荒唐無稽さを感じた。もちろん、現実にあっては困るのですが。江木の心情は察するに余りある、そして彼の家族の気持ちたるや...復讐の対象となる彼らのサイドストーリーが少々冗長かな...先日、ドラマ化された本作を見ました。思ったとおり、原作とはかなりの部分で乖離していましたね。確かに2時間そこそこでこの作品の全てを伝えるのは不可能だし、TV的に設定を変えざるをえない部分もあるでしょうが、原作と比較するとどうしても薄っぺらくなっていました。配役はなかなかの粒ぞろいでしたがね。
感情移入して深く読むことができる。ただ題材が題材なだけに、悲しいストーリー。