昭和9年、浅草。神隠しの因縁まつわる「触れずの銀杏」の下で発見された男の死体。

昭和10年9月。上野下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された。

ぐおぉーん、ぐおぉーん。

絶海の孤島・鬼界ガ島で神意に背きし者、ある時は蒼白く光り続ける死体となり、ある時は業火に包まれ死体となる。

フランスの小村の教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。

奇跡調査官の平賀とロベルトは、FBI捜査官ビルから結婚式の司祭を頼まれる。

平賀、ロベルト、ジュリア、シン博士──人気キャラの魅力満載の短編集! さる宝石商が、呪いの宝石に悩んでいるという。

オランダ・ユトレヒトの小さな教会からバチカンに奇跡の申告が。

イタリアの小さな村に「蜘蛛男」が出没。壁を這って移動し、車に貼りつくなど、人間ではありえない動きをするらしい。

ゼミ合宿の写真を見ながら、 尚哉は写真にまつわる高槻の講義と、 ある絵についての依頼を思い出す。

神様たちの御用を聞いて回る人間――御用人。

東大を受験していた十八歳の燈田華南は、合格発表を見るために東大を訪れるが不合格という結果を突き付けられる。

キルギスの国際空港に旅客機が緊急着陸する。機長は、上空に「天使達」が現れ、墜落寸前から奇跡の生還へ導いたと話す。

第一話　ホワイトデイにこよみのために頑張りたい森司。

美しい声が 地獄から呼びかける。 都市伝説「#呼ぶ声」は死を招く。

輝かしい未来に想いを馳せていた葵だが、突如世界を襲った新型ウイルスにより、海外留学を断念せざるを得なくなる。

原作最新刊は流行病の発生がテーマ。

数々の怪異と対峙してきた佐々木るみが、自らの最大の敵に挑む――。

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。

奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。 殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。

なんか、怖い話ない？ 異界が覗き、怪異の似合う古い街。 男たちが喫茶店に集ってすること、とはーー。

無明大学にある「怪異民俗学研究室」（怪民研）は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。

「バチカン」シリーズがもっと好きになる! 謎とキャラが交差する短編集。

容疑者は、天久大鷲。 天医会、最大の危機! 鷹央の天敵にして、天医会総合病院の院長、天久大鷲。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。

藤木稟のもうひとつの人気シリーズ、待望の文庫化リブート! 昭和13年、浅草。

美貌の科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトは、バチカンの『奇跡調査官』。

新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。

天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。

ショコラトリーの2階に探偵事務所を構える志貴恵大（しきけいた）の夢は、いつか名探偵になることだ。

鳴海理沙が所属する警視庁の文書解読班に一通の手紙が届いた。

“あの女”を見たらすぐ逃げろ。身体を箱に詰められるぞーー。

スペイン・バレンシア地方にある小さな村。

「バチカン」シリーズをもっと楽しめる!キャラと謎が交差する短編集第7弾 結婚式に参列するため、イギリスのウエイブスタンを訪れた平賀とロベルト。

東舞鶴に存在する馬耳村（ばじむら）では、奇怪な道祖神が祀られている。

都内で便利屋として働き出した元「スノーホワイト」こと江口裕真から、潜入班に連絡が入る。

北海道の南部、日本海を望む上ノ国町の中世の館らしき遺跡の調査に派遣された西原無量たちは土の中から漆塗りのイクパスイを発見する。

巨大な黒い牛が、宮中を暴れ回る!? 帝の子を身籠る女御に、恐ろしい呪物が届いて――。 承香殿の女御が帝の子を身籠った。

父の仇を討ちたいーー。

幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。