■スポンサードリンク


バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地の評価: 5.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

オーストラリアのドリームタイム、凄かったです!

オーストラリアで奇跡認定の旅に、ロベルトと平賀とアルバーノの3神父が行くのですが、3神父の連携が凄いです!
そして、ドリームタイムの話が、凄いです。
今の世の中に、このドリームタイムは必要ではないかと思いました。
私的には、カンガルーのウリウリに会いたいです。
次巻も、楽しみです!
バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)より
4041154669
No.2:
(5pt)

ロベルトのオカンぶりが増し増しです

発売日と新ローマ法王誕生が重なるなんてそれこそ奇跡では?꒳꒳
大好きなシリーズなので一気読みです。
今回はオーストラリアが舞台。
原住民アボリジニナルとカソリック教移住民の確執を交えた内容で興味深く読ませていただきました。
謎解きに使われた気象数式は私には理解が及びませんが そこも含めて面白かったです。
ただ。
1番気になっているジュリアとローレンのその後が全く触れられていなかったのが残念でした。
バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)より
4041154669
No.1:
(5pt)

最も正確にオーストラリア文化を描き切ったミステリ

オーストラリア在住歴十数年の読者です。
バチカンxミステリーのジャンルはくまなく読み、このシリーズも欠かさず購入して読破している大ファンですが、このオーストラリアを舞台にした新刊は著者の方のオーストラリア文化の下調べとそれを元にしたオーストラリアに根付くアボリジナルの人々と白人の対立が、現地に住んでいるものから見てもかなり正確です。

オーストラリアの文化を描いた日本の作品は少ないのですが、現代オーストラリア史と現代のオーストラリア問題を知るにあたって、一番わかりやすく正確な本と言っても過言ではないと思いました。(推理小説への感想とは思えない感想ですが)
特にアボリジナルと白人文化の対比の描写は、レヴィ=ストロースにも通じる深い考察なのにも関わらず、それをアボリジナル側の視点でも描いているところは早逝したオーストラリア文化研究者の保苅実さんのラディカルオーラルヒストリーを思わせるなと思ったら巻末に参考文献として上げられていました。
オーストラリアの現代文化の描写、人々の描写もまさにオージーでリアル感があります。

ただ、一つ言わせて欲しい、Good dayはグッディではなく、グッダァーイの発音です。そこだけ気になって編集長が出てくるところだけ気になってソワソワしてしまいました。
バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地 (角川ホラー文庫)より
4041154669

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!