バチカン奇跡調査官 聖剣の預言
- バチカン奇跡調査官 (26)
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もう18冊目となりました本編のシリーズでございます。 1.流れる時代と変わらない天才 今回の奇跡調査の行き先はスペイン。イタリア語とスペイン語は少し似ているんだそうですが、どっちも全くわからないですね。地理的には近いのでそうなのかもしれません。 全く年を取らない平賀とロベルトに対し、時は流れ技術の進歩は目覚ましいものがあります。そして新しい知識をものすごいスピードで取り入れていく天才二人。作者も色々な歴史や新しい技術を取り入れてお話を作られるので、こういうことがあるのか、と勉強になります。 今回はマギー神父が同行し、3人体制になりました。2人にはできないししない調査方式で協力していきます。表紙の絵、どうみても神父には見えないやさぐれっぷりですよー 2.奇跡調査官の矛盾と造られる信仰 私は日本人で、家のお墓があり実家に仏壇があり身内が亡くなったらお寺で葬儀をしますが、神社にお参りに行くこともありクリスマスを祝うこともあり、何教を信仰しているという意識はありません。日本人には割と多いタイプではないかと思います。 むしろなぜ宗教を信仰しないといけないのか、と思ってしまうタチです。 もちろん親や肉親がなくなったら弔いますし、なくなったことを悲しみます。 でも、宗教の教義、ましてや奇跡などを信じる必要性を感じませんし、私の人生には今のところ不要かと思っています。 そして、この本で、天才的な頭脳を持つ平賀やロベルトが、なぜ信仰し奇跡を信じるのか不思議に思っています。 そもそも奇跡調査官とは、奇跡ではない証拠を次々と発見し、奇跡でないことを証明する仕事のように見えます。彼らの調査の中で今まで起こったとされる奇跡は、人々の幻覚の結果であり、重なり合った自然現象の偶然の結果であり、さらには誰かの捏造の結果でした。 奇跡を信じる人々、信じたい人々に、幻覚を見せ幻聴を聞かせ、奇跡を起こし、信仰を得て、自分たちの目的に利用する。なんとも酷い奴らがいたものです。 この巻では、そんな結末の最後に、小さな奇跡が認定されます。それすらも否定する材料をすでに得ることができない状況で、教会にとってメリットがあるから認定された奇跡であり、真面目に仕事をしている彼らにとってはなんとも皮肉な結果だと思います。 奇跡とは何か。信仰の意味とは何なのか。 信じることが前提の人々にとっては、そういった疑問を持つこと自体あり得ないのかもしれません。しかし、日本ではそこまで強い信仰が広まっているとは言い切れないと思いますし、そういった疑問についても扱ってくれると嬉しいなと思いました。 | ||||
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今回の事件は、歴史と化学分析がより濃く融合して、ロベルトと平賀のコンビが謎を解いていきます。 行動範囲も何時になく広く、ワクワクしながら読み進められました。 アルバーノ神父の゙さり気ない情報が織り交ぜられて、謎が解明されていきます。 背後の存在が、銀髪の騎士の存在も気になります。 次巻がとても楽しみです | ||||
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