バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地
- バチカン奇跡調査官 (26)
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オーストラリア在住歴十数年の読者です。 バチカンxミステリーのジャンルはくまなく読み、このシリーズも欠かさず購入して読破している大ファンですが、このオーストラリアを舞台にした新刊は著者の方のオーストラリア文化の下調べとそれを元にしたオーストラリアに根付くアボリジナルの人々と白人の対立が、現地に住んでいるものから見てもかなり正確です。 オーストラリアの文化を描いた日本の作品は少ないのですが、現代オーストラリア史と現代のオーストラリア問題を知るにあたって、一番わかりやすく正確な本と言っても過言ではないと思いました。(推理小説への感想とは思えない感想ですが) 特にアボリジナルと白人文化の対比の描写は、レヴィ=ストロースにも通じる深い考察なのにも関わらず、それをアボリジナル側の視点でも描いているところは早逝したオーストラリア文化研究者の保苅実さんのラディカルオーラルヒストリーを思わせるなと思ったら巻末に参考文献として上げられていました。 オーストラリアの現代文化の描写、人々の描写もまさにオージーでリアル感があります。 ただ、一つ言わせて欲しい、Good dayはグッディではなく、グッダァーイの発音です。そこだけ気になって編集長が出てくるところだけ気になってソワソワしてしまいました。 | ||||
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