島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す。

天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾! 「身体の中を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ父親。

「圧倒的知識によって紡ぎ出された、美しくも残酷な生物学的多様性。

高知県のとある集落で、住民全員が集団死する事件が発生。

生活苦に悩む大学生の咲希が美人でやり手のパパ活女子・里香に誘われてパパ活に足を踏み入れるAパート(平成30年6月から)と女性週刊誌で働きながらもファッション誌への憧れを棄てきれない編集者の友映が女子大生連続殺人事件の犯人を追うBパート(令和2年2月から)か

南の孤島で事情ワケありの男女が出会うとき、〈ふれもの〉になるのは誰だ!? 何でこの島が〈フリムン島〉と呼ばれているのか知っているかい独自の自然主義に染まった元医師・土岐周一郎と不倫相手の北郷咲良は家族も仕事も擲って、沖縄の遥か南に位置する無人の〈フリムン

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

江戸川乱歩と横溝正史。現実に師弟関係にあった二人が挑む不可能事件。

大分県杵築市では幻想的な光に包まれる「観月祭」の開催を前に、街は活気に満ちていた。

電光看板の底に貼り付けられた不規則なアルファベットの文字列、亡き母が残した庭にかわるがわる訪れる悪気なさそうな侵入者たち――風変わりな名前の“先輩"は日頃ふらふらしては、愉快なことには猫のごとき目聡さで首をつっこむ。

ちょっぴり切なく、ほんのり笑えて、最後はやさしい 人生が愛おしくなる“ささやかな奇跡”の物語５編 奥田英朗のマジックアワー 早期退職を拒み、工場の警備員へと異動させられた家電メーカーの中高年社員たち。

認知症になった益恵を、二十年来の友人アイと富士子が最後の旅に連れ出した。それは、益恵の人生の足跡を辿る旅。

Z県警本部の通信指令室。その中に電話の情報のみで事件を解決に導く凄腕の指令課員がいる。

彫刻の縮小模型、蔵に眠っていた屏風、デッドストックのアロハ…こいつは金になる―。

事故で重度の障害を負った妻(49)を自宅で介護している「わたし」(50)。

見えない通り魔「ぜんしゅ」の正体は――!? 比嘉姉妹シリーズ第5弾! 妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。

自分の消費期限は、もう切れているのか── 小学生でデビューし、天才の名をほしいままにしていた小説家・綴喜文彰(つづき・ふみあき)は、ある事件をきっかけに新作を発表出来なくなっていた。

世界伝染病学会の臨時総会が東京で開催されることになり、複数の国際テロ組織が犯行予告声明を出す事態が発生。

撃たれて死ぬまでの十五秒間で、 私は必ず犯人を告発してみせる。

警視庁捜査一課の刑事・日向は多摩川河川敷で起きた発砲事件の捜査を命じられる。

「わたしは欠陥品なのかもしれない。

件は牛から生まれ、予言をしてたちどころに死ぬという。

殺されたのは、アルコール依存症で年金生活者の老人だった。きわめてありふれた事件。

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。

男はリビングでくつろいでいる。キッチンでは妻が夕食の支度をしている。

さっぽろ雪まつり開幕前日に北海道警察本部大通署管内で起こった、自動車窃盗事件、少女の家出、そして発砲事件。

昭和２４年、ミステリ作家志望の風早勝利は名古屋市内の新制高校３年生になった。

『護られなかった者たちへ』を超える慟哭ーー。 戸籍売買の闇を描く社会派ミステリー! 女性の遺体が発見された。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

プーチンも戦慄する重大な軍事機密とは!? 次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた警察庁公安〈サクラ〉田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。

美術部員の楓と春樹は「骨董屋・眼球堂」で、絹や金銀の糸で織り上げられた1枚のタペストリーを見つけた。

宇宙船を警備する人工知性紅葉の葛藤と、宇宙空間で物体がワープする際に生じる、空白の七十四秒間の事件を描いた第八回創元SF短編賞受賞作「七十四秒の旋律と孤独」をはじめ、人類が滅亡したあとの宇宙で、ヒトの遺した教えと掟に従って宇宙を観測し続けるロボットたちの日