想いを寄せていた少女、襟仁遙人の代わりに死んでしまったらしい神田幸久。

母一人子一人で育った真子は、夫・康生の転勤に従い、絵本の出版社を退職し、大分で暮らしている。

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。

結婚を考えていた恋人に振られ、将来に不安を抱く持田麻衣。

大好きなフリーゲーム制作者Aに会うため、桜山学園ゲーム制作部に入った水谷湊。

遠藤正樹は嘘がわかる特異体質で、川端小百合は決して嘘をつかない少女だった。

人工知能探偵・相以（あい）の驚異的な推理力に大敗を喫した以相（いあ）。

大切な人がいる全ての人へ。“別れ”の意味を問う物語。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

歴史ある老舗ホテル・ウィンチェスター。ここには444の亡霊が棲みついている。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

遺伝子操作、AI、人間強化、VR、ベーシックインカム。 未来の技術・制度が実現したとき、人々の胸に宿るのは希望か絶望か。

冬の朝の学生寮で、少女が死体で発見された。白い雪に覆われた地面には足跡がなく、警察は自殺として処理する。

病に伏した父を治す秘薬を手に入れるため、兄の特命によりサルバドールとの取引に臨んだジンドランの第二王子ランス。

2009年、都内でバンクシー作とおぼしきステンシル画が見つかった。

因縁の人工島・野良間島を訪れた瞳島眉美。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

瞳島眉美以外、全員が行方不明となってしまった美少年探偵団。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

私には誰にも言えない秘密がある。私の母は―殺人を犯した。

僕は、死にかけると未来を見ることができる。

国家反逆罪の被疑者であるキャサリン・クーパ博士と彼女の元を訪れていた検事局の八人が、忽然と姿を消した。

いくつもの並行世界を行き来する少女たちの1度きりの青春を描いた表題作のほか、脳科学を題材として伊藤計劃『ハーモニー』にトリビュートを捧げる「美亜羽へ贈る拳銃」、ソ連とアメリカの超高度人工知能がせめぎあう改変歴史ドラマ「シンギュラリティ・ソヴィエト」、未曾有

ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。

六年間勤めた会社を離れ、八丈島で1ヶ月を過ごすことになった川瀬星子。

密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクトする、まさに「マルチエンディング・ミステリー」 『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。

世界を巻き込む、自意識と恋。 中萱梓。

北日本のとある地方都市の一角に建つ、時間旅行者しか泊まることのできないなぞのホテル、「はなぞのホテル」。

探偵の迅人は、悩まされ続けている。悪質なストーカー、超絶可愛い女子大生・朝比奈うさぎに。

[先輩が私を模したアンドロイドを作った][先輩がありとあらゆる内臓を売られてしまった。

英知大学に入学したばかりの祝部は、飲み会の帰りに暴漢に襲われた末、誤って相手を殺してしまう。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

これは、僕が君に出逢い恋をしてから、君が僕に出逢うまでの、奇跡の物語。

「シュレディンガーの猫」は生と死が重なり合った状態ならば、俺の初恋はシュレディンガーの恋というべきだろう。

沙紀ちゃんはいつも殺されがちな最高にかわいい女の子。

高校生の星哉は、片想いをしている。相手は祖母の経営するトランクルームの客で、年上の西条さん。

少女たちの“トモダチ大作戦”。

あなたは架見崎の住民になる権利を得ました―。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。

美しく平和な小国で、王城にメイドとして仕える少女、恋塚愛理。

今日も二人は"殺し愛" 夫と妻の視点に分かれ気鋭の著者二人が競作する、予測不能なラブサスペンス! 平凡なサラリーマン・藤堂光弘。

架見崎。誰も知らない街。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

独り暮らしの初老男性が絞殺死体で発見された。捜査線上に浮上したのは家事代行業の地味な女性。

1968年、ソ連。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

学校の女王・京香に告白し振られた石黒くんが意識不明の重体で発見された。

その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま…。

女子高生探偵のアイと助手のユウは、ひょんなことから遺産相続でモメる一族の館へ。

天才的頭脳の少年・論語は、若きスター探偵・獅子丸に“忘れられない女性”プルミエールの正体を知りたいと依頼する。