初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。

水面下で武装化を図る市民団体〈パグ〉を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

警察の警察――監察。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

人身事故を起こしたと出頭してきた女。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

雪のクリスマス・イヴ、霞が関。3人のテロリストが、内務省本省庁舎を占拠する!脱出も救出も、絶対に不可能。

殺人者は、いつの時代にも存在する。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

上原頼音、22歳。職業、今日から警察官。

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。 警察が威信をかけてその警備にあたる中、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。

刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

白昼、新宿都庁前で殺人が発生。被害者は頚部のほとんどが損傷、無惨な姿と化していた。

警視庁公安部外事第二課きってのスパイハンター・樋口一樹。“殺しのデカ”として捜査第一課のエースと称される西村康仁。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生した。

悲劇なんかじゃない。これが私の人生。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に小学生から相談事が持ち込まれた。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。

高野が警察手帳を紛失したらしい。柴崎警部は頭を抱えた。

所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。

バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。

刑事に王道なし。

小学5年生のときに東日本大震災に遭い、離ればなれになった幼馴染の6人。

特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女・水原は、旧知の湯浅に堂上という男の調査を依頼される。

レインボーテレビに監禁された嶺藤を救出するため駆けつけた日向の前に立ちはだかる最凶の敵・クリムゾン。

拉致監禁。両手親指切断。

新宿歌舞伎町の路上で見つかった女性の変死体―複数の男性による性行為の痕跡があるのに死因が特定できない。

男と女の間に流れる深い川。そこに広がる暗さは当事者にしかわからないという―。

いやはや、とんでもない女と組んだものだ…。ハッタリと出まかせには自信があるが、相方は一枚も二枚も上手。

渋谷駅で発生したテロ事件から一夜。「神」と呼ばれる黒幕の正体は、謎に包まれたままだった。

日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。

金なし、腕力なし、逃げ足速し。詐欺師よりも口達者、ハッタリと機転だけは天下一品。

江東区で立て籠もり事件が発生した。

幼少時に海外でテロに巻き込まれ傭兵部隊に拾われたことで、非常時における冷静さ残酷さ、常人離れした危機回避能力を得た小日向純也。

いじめや虐待、誘拐など命の危険を感じた時に起動させると、児童救命士がかけつける「ライフバンド」。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。