ダムの底から発見されたカメラマンとミス・郡上八幡の死体。

富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。

「祇園祭を爆破する」―。手紙は十津川警部を陥れる罠だった。

化粧をほどこされた美女の死体が、ねぶた祭りの大太鼓の中から発見された。

私立探偵・橋本への依頼は「殺人で服役中の男の無実を証明してほしい」という奇妙なものだった。

連続写真の中の1コマに写っていた女性が、たった15秒の間に姿を消した!事件の鍵を握る写真を撮ったカメラマンが、死体で発見された。

犯人一人あたり二百万円を強奪する、妙な事件が連続した。十津川は、若い男女七人のグループ「ロマンの残党」の存在をつかむ。

部下の田中刑事が十津川警部に突如辞表を提出、失踪した。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。

高田馬場、所沢、そして金沢へーー 女性刺殺事件と特急脱線事故の交点は!? 高田馬場、所沢から金沢へーー 北陸の特急転覆事故との交点は!? 朝の通勤ラッシュアワー、西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。

京都の旅館で中年女性が殺され、その知人が東京で殺された。双方の現場に残されていた「陰陽」の墨文字。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

エリート官僚の妻・青木美加が殺され、十津川らの極秘の捜査が始まった。

東京深大寺。テレビ番組ディレクターの井上美奈子が、お遍路姿で殺害された。

豪華列車「ななつぼし」へ十津川警部が潜入捜査! 警視庁副総監からの命令で、九州を走る豪華列車「ななつ星」へ乗り込んだ十津川警部。

焼き鳥店の二階で、鬼の面をつけ、なまはげの扮装をした死体が発見された!店主の野田かと思われたが、別人と判明。

時限爆弾による爆破事件が、新宿のデパートで発生した。

胸に刺さったサバイバルナイフと死体の顔に描かれた赤い小さな二重丸。

飛騨高山の旅館の美人女将・夕子が心臓発作で急死したと聞き、十津川警部はうなだれた。

財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長が、十津川と名乗る男に殺された?!捜査に乗り出した十津川警部は、自らの名前が騙られたことに驚き戸惑いながらも奈良県十津川村へ向った。

出雲へ向けて疾走する寝台特急で、未明に発生した爆破事件。だが、狙われた男は途中下車し、行方を晦ましていた。

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

フリーライターの森田は、震災後の被災地の記事を書くため、松島を訪れる。

桜島行きのフェリーの上で、鹿児島選出の代議士秘書が刺殺された。

射殺されたのは東京駅構内にいたミス岡山だった。

平安時代に活躍した小野篁。現世と霊界とを自由に行き来したという彼の予言書には京都に災いが起こると記されていた。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

東京郊外で若手カメラマン誘拐事件が発生。しかし犯人からの要求はなく、三日後にカメラマンは無事保護された。

奈良県明日香村・高松塚古墳の傍で、古代貴人の衣装を纒った絞殺死体が発見された。被害者は資産家の小池恵之介と判明。

ポツダム宣言受諾か否か。

銀座のクラブを辞め、秋田新幹線「こまち」で故郷・角館に帰る戸塚由美は、フランス料理店オーナー・原田殺害の容疑で刑事に尾行されていた。

六本木のクラブホステス・広瀬ゆかりが刺殺体で発見され、現場近くの駐車場では、警視庁十津川班・片山明の死体が!? 捜査の結果、片山による無理心中とみられたが、部下の無実を信じる十津川は、片山の故郷・福井県小浜に飛んだ。

殺人請け負いグループに十津川が挑む! ファミリーレストランチェーンの社長・岡崎秀明が誘拐された。

ある殺人事件で証言をしたふたりの男女が、相次いで突然の死に至った。

交通事故で死亡した女性の財布に、不思議な新聞広告の切り抜きが残されていた。

細野新司は、金沢の女子大生竹内綾と遠距離恋愛中。北陸新幹線開業日に綾と東京から乗車する計画を立てる。

早池峰山、カッパ淵、曲り家…。

十津川警部は愕然とした!読んでいた週刊誌のエッセイ中に、殺人事件の容疑者のアリバイを証明する記述があったのだ!消費者金融の元社長で資産家の秋山夫妻が殺害され、秋山に恨みを抱いていた漫画家の戸川が逮捕された。

将棋の駒が解決の鍵となるか……連続予告殺人に、十津川警部が挑む! 東京の郊外で一人の男が爆死した。

「終戦記念日」と連続殺人の闇! あの日、日本で何が起きたのか!? 十津川警部が戦後70年の謎を追う! 「それ」は八月十五日ではなかった! 連続殺人の裏にある歴史の真相とは!? 都内のホテルで殺された女性は、伊勢神宮の吟行から帰ってきたばかりの俳句の先生だ

東京と長崎とをつなぐ寝台特急「さくら」。

闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞えてくる…。

野々村は、十五歳で伊勢から東京へ移住。遷宮で湧く伊勢に七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。

陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。

坂口刑事は故郷の白馬村から急行「アルプス」で東京に戻る途中、乗用車が炎上している現場に遭遇し、運転士や車掌と協力して車の運転席から若い女性を救出する。

鳥取砂丘に出現した神秘の湖で、アマチュアカメラマン・三谷は、女性の絞殺死体を発見した。

古代吉備の歴史を研究する、岡山県総社市在住の郷土史家・吉野文彦が、東京のホテルで殺害された。

西本刑事は婚約者と長島温泉に泊まった。翌朝、二人が借りたレンタカーが何者かに爆破され、ボーイが死亡する。

家族をテーマに描いた6篇を収録。

九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。犯人の要求は、翔の父親が開発した新薬の化学式とサンプル。

平成元年、和倉温泉往きお座敷列車で若い女が不審死した。

十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡さつきという女性。

S大学の講師・篠塚昭夫は、韓国人の留学生アン・ミカとの浮気を妻の恵子に知られてしまった。