善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

母親業に週刊新聞の臨時記者、加えて図書館の理事まで引き受けてしまったルーシー。

親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。

ボスと共にボストンに行ったルーシー。目の前で新聞業界の大立て者ルーサー・リードが晩餐会中に急死。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

砂浜におりる階段の下にころがった死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めてかかり、少しも驚かなかったろう。

町の一大イヴェントであるバレエの発表会をひかえ、元バレエダンサーの老女が失踪。

一人目は自販機業者、二人目は庭師…。お年寄りが優雅な老後を過ごす高級老人ホーム“海の上のカムデン”で連続殺人が発生。

ティンカーズコーヴにカジノ建設!?　賛否両論が飛び交うなか、ついに殺人が。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

もと司書のミス・ティリーの90歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことに。

新学期が始まり時間のできたルーシーは、新聞社で働くことに。そこへ入ったのが娘がかよう小学校に爆弾がしかけられたとの通信。

近所にある別のホームに転居した知人から、幽霊が出るので調べてほしいと頼まれたアンジェラたちは、施設見学にかこつけて調査に出向くが……。

ルーシーの夫が以前に修復した屋敷が全焼。焼け跡から友人でもある、屋敷の女主人の焼死体が発見された。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

ダイエット効果抜群と評判の美容スパで、従業員が殺された。

新年早々ウィザースプーン警部補が任された事件は、単なる強盗殺人と思いきや、調べるうちに不審な点が続出する。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日？　でも今日はいつもと様子が違う。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

農業大学があることくらいが特徴の田舎町バラクラヴァに、今年もクリスマスがやってきた。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

誰彼なしに顎でつかい、お高くとまった言動は数知れず。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

もうすぐクリスマス!ジェーンはあわてふためいていた。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第11弾! こんなはずじゃなかった! 新婚早々、夫が謎の失踪? 焦げた朝食に、ピンク色に染まった洗濯物……。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

「自分の遠いご先祖さまが誰なのか知りたい」そんな願いを抱く人は意外に多いもの。

雄大な自然の広がるウェールズ地方のちいさな村。

いままでお金持ちだったマディは、夫の破産で厳しい家計を究極まで引き締めなければならなくなった。

公私ともに相棒だった夫を、男に奪われて離婚したばかりのAJ。ある朝彼女にニュージャージーの小さな町の警察から電話が入る。

家の裏の原っぱで映画の撮映が始まった!主演女優は厄病神と噂の高いリネット・ハーウェル。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第10弾！ アガサが苦しまぎれに描いた探偵小説が現実のものになり、大ピンチに!? アガサは愛しい人への未練を断ち切るため、やけくそで地図の上にピンを刺し、適当に引っ越し先を決めた。

エヴァンズ巡査が働く村にほど近い山で、遺跡が発見された。遺跡を発見したのは、毎年夏の休暇を村で過ごす退役軍人の老人。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

19世紀ロンドン。喪中の貴婦人探偵、現る。

白髪を自分の頭に見つけたアガサは、あわてて自宅で白髪染めをするものの、変てこな紫色になってしまい大失敗。

ダーラが経営するニューヨークの書店。最近、店のマスコットの黒猫ハムレットの元気がない。

4月、“レイク・エデン・イン”のジャズフェスティバル前日、ハンナと末妹ミシェルはお菓子を届ける途中で玉突き事故に遭遇。

夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。

初雪が積もり、小さな町はあらゆるものに甘いアイシングがかかったように真っ白。

静かな町で衝撃的な事件が発生。大雨で増水した川を花嫁姿の若い女性の遺体が流されていったのだ。

午前二時にスザンヌのドーナツ作りは始まる。