認可間近の経口抗癌剤MP98の第三相試験中、末期肺癌患者が喀血死した。

製薬会社研究所の跡地から身元不明の白骨が発見された。

シリーズ最新作、第５弾！ シリーズ既刊『死の点滴』フジテレビ系列 <金曜プレステージ >にてテレビ・ドラマ化！ ------------------------------------------------------------------------

あのワクチンは必要だったのか? 一人の良心的な研究者の死をきっかけに明らかになっていく、ワクチン開発の光と影。

「気をつけなさいよ。

国立O大学医学部附属病院の研修医本木は、乳癌手術で左右の乳房を取り違えるミスを犯してしまう。

大病院で死者が。しかし事実は隠された。

薬物中毒患者が死亡した翌日、治癒間近の十二指腸潰瘍患者も急変し命を落とした。

ある不倫カップルの車が人をはねた。しかし、被害者の人間が出てこない。

同窓会で修善寺温泉を訪れた医師・桐生は、恩師で初恋の女性・葛城美津子と40年ぶりに再会。

国立O大学医学部附属病院助教授の神埼は、策略をもって前教授の追い落としに成功した。

地域医療の中核を担う市民病院を襲った不可解な死の連鎖――。

創陵大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に啞然とした。

医科大学入学をめぐり狂奔する人々。その最中、私立M医科大学の理事長が刺殺体として発見される。

発症まで、あとわずか!検疫官・西條亜矢は、新感染症の蔓延を阻止できるか!?アフリカに取材へ出かけた老ジャーナリスト・葛木が、帰国直後に姿を消した。

東京近郊のホテルで女性の変死体が発見されたが、身元に関する手がかりは何一つ出てこない。

副作用解析医・古閑志保梨のもとに、またしても副作用症例が届く。

ホームレスが連続して死亡した。自然死として処理された遺体から、孤高の医師・古都波は血中リンパ球の異常を見つける。

マラリア、狂犬病、鳥インフルエンザ―― 海外から襲いくる感染症に、検疫官・西條亜矢が体を張って立ち向かう。

若き医師・一ノ瀬希世は、伊豆諸島の小さな島の診療所に赴任してきた。人口四百人弱の同地には、健康増進運動が浸透していた。

群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。被害者は種苗会社の社員。

薬によるアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)と思われる患者の死亡例。

群馬県の田舎町で起きた夫婦殺害事件。警察は被害者の幼馴染で建設現場労働者の大船貢を逮捕した。

人は誰のために生き、誰のために死ぬのか―。交通事故で意識不明になった三島耕一の自宅から見つかった尊厳死の要望書。

桐内製薬本社副作用情報室。ファックスが一枚の副作用が疑われる死亡報告書を流し出した。

「脳が溶けている!」…。その衝撃的な事例の調査に乗り出した副作用解析・古閑志保梨は、ある研究所にたどり着く。

結婚を目前に控え、事故で失明した菜穂子は、人体実験であることを知りつつも、人工眼を埋め込む。

関西の山奥の集落で、突如発生した強毒性の鳥インフルエンザ。

怒濤のどんでん返し、一気読み注意!! 強盗犯により密室と化す病院。

大学病院で身元不明の女性が墜落死した。司法解剖で明らかになった驚くべき体内構造。

国立O大学医学部付属病院。閉ざされた空間・手術室で一人の患者が執刀されていた。

自分が探し出した医療品の原料のせいで、研究員が死んだ疑いのあることを知った直美は、その感染源を探ろうとする。

三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。

心臓外科医・佐藤基樹が失踪した。自らがドナーになると約束した、肝臓移植手術を控える息子を残して。

無職の三十歳青年に突然持ちかけられた年収一千万円のおいしい仕事。「やったぜ」と思うのは早かった。

フリーライターの深沢岬は、仕事の依頼で待ち合わせたホテルのロビーで、ベビーカーに乗った赤ん坊を目の前にしていた。

天使の卵か悪魔の卵か…。吉祥寺にある有名自然食品店で売られていた卵は、極上の卵『極卵』という名前で人気の商品だった。

曙医科大学が開発した認知症治療薬DB‐1は、同大付属病院が実施した臨床研究で画期的な成果を上げた。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。

講演中の救命医が爆破死傷事件に巻き込まれた。現場に駆けつけた救急救命士に向かい、彼が言う。

タイムリミットは6時間。

新薬開発スピード競争に喘ぐ医薬品業界。

容疑者は、まさかの……？ 手術室で起きた不可能犯罪。 手術後のオペ室で、清和総合病院の麻酔医・湯浅春哉が死亡した。

患者の遺族から訴訟を起こされた奈智を待ち受けていたのは、過酷な現実だった。

一九九八年、和歌山市内の夏祭りでカレーを食べた住民六十名以上が中毒症状を呈し、四名が死亡した。

「脳卒中は手術をするな!」を提唱してマスコミの寵児となった脳神経外科医香山和之進。

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

悲哀にみちた人間ドラマ。温かな余韻が残るラスト。

農村風景が未だ残る関東のとある市の幼稚園で食中毒事件が起きた。

神戸の住宅地での一家四人殺害事件。惨たらしい現場から犯人の人格障害の疑いは濃厚だった。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

外科医・三木達志は自らの医療ミスを認め、患者の遺族に賠償金支払いを申し出た。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! トマトが枯死してしまう疫病が九州で流行し、調査に乗り出した植物病理学者・安藤仁。

「いいから黙ってろ」犬童の剣幕、そして自在の技術に五年目の産科医神岡好乃は圧倒された。