完全恋愛

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初版刊行(参考)
種別
長編
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29
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77
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あらすじ

2011年03月04日 完全恋愛 (小学館文庫)

第二次大戦末期の福島県の温泉地、東京からやってきた少年・本庄究は、同じく戦火を逃れてこの地に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋心を抱く。やがて終戦となり、この地方で進駐軍のアメリカ兵が殺されるという事件が起こる。しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。昭和四十三年、福島の山村にあるはずのナイフが、時空を超え、瞬時にして西表島にいる少女の胸に突き刺さる。昭和六十二年、東京にいるはずの犯人が福島にも現れる。三つの謎の事件を結ぶのは、画壇の巨匠である男の秘められた恋であった。「本格ミステリ大賞」受賞作品を文庫化。(「BOOK」データベースより)

評判

完全恋愛の評価:

7.38/10点 レビュー 8件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.38pt

完全恋愛の総合評価:

7.67/10点 レビュー 33件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(7pt)

作家名に凝る人は好きじゃない

絵描きの半生かと思っていたら最後になんとか体裁が保てました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3
(7pt)

完全恋愛の感想

第9回本格ミステリ大賞受賞作。辻真先と言えば、30年くらい前に「迷犬ルパン・シリーズ」とか、「トラベル・ライター瓜生慎シリーズ」等、随分夢中になって読んだもんです。久しぶりでしたが、老先生の力作に感服でございます。戦中から現代に至るまでの大河ドラマで、主人公は作者の分身の様に各時代を懸命に生きている。そのストーリーを楽しめば良い、そう思います。ミステリーとしては、まあトンデモな感じですが。「作者は読者に嘘をついてはならない。だがすべての事実を明かすこともない」「フェアプレーであればいいんだ」だ、そうです。

なおひろ
R1UV05YV
No.2
(7pt)

完全恋愛の感想

全体的な印象としては,そこそこボリュームもあり読み応えはありましたが,思ったほどの驚きはなかったという印象です.


▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.1
(8pt)

完全恋愛の感想

物語の背景が昭和二十年から平成の二桁までになっている。この時間の流れの中に当時の世相を表す出来事や社会現象が脚色なしにそのまま物語の中に取り込まれ描かれている。
映画で云うならファーストシーンから作者は仕掛けを施している。すべてが計算されたものであることを読み終わって初めて気付くことになる。正直に言えば読んでいる途中で少し退屈に感じた。
だけれどその部分は我慢して読み進むしかない。その結果がラストの爽快さであることにこれも読み終わってから気付いた。この本の謳い文句に「他者にその存在さえ知られない罪を完全犯罪と呼ぶ、では
他者にその存在さえ知られない恋は完全恋愛と呼ばれるへきか?」とある。これはある意味ネタバレになると思うのだけれど作者はあえてこの一文を載せた。そう、作者はある程度読者に推察されてもかまわない
と云う余裕のスタンスである。一片は推察どうりであってもそれはホンの一部であり背後の隠された真相は見抜けない、という自信たっぷりの作者の態度である。確かに世相のエピソードが紹介されているが
そんなところは漫然と読むのが普通であり本筋と結び付けて考えないだろう。だからこの部分はアンフェアだと指摘出来るかも知れないが、作中で語られている本格のルールによれば隠された部分をどう推理するかは
読者の責任なのであって作者は手掛かりはキチンと示しているということになる。とにかく一筋縄ではいかない仕掛けが施されたミステリでいろいろなガジェットも使われており、読後の爽快感を考えれば途中の
退屈な部分もスルーすることなく注意を怠らずに読むべきであると未読の方に注意をしてさし上げたい。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.25
(5pt)

枯れることにない辻真先さん。手練れの快作。

辻真先=牧薩次(アナグラム)の懐かしさも感じる恋愛小説であり推理小説。
主人公本庄究(きわむ)の生涯をかけた一途な恋心を軸に、敗戦後から平成にかけて3つの殺人事件が起こっていく物語。読んでいる途中で「誰が」「なぜ」「どのように」を推理した付箋を貼りながら読むんですが、半分ほどがほぼ当たり、残りが完全な的外れでした。これくらいの当たり外れがちょうどいい。
辻氏の作品の過度にべたつかない読みやすさとは相性が良くて、今回も堪能できました。2009年度版「このミス」3位は妥当でしょう。
ラスト、隠し通された「完全恋愛」とは?が明かされた時はビックリ。完全に騙されました。うまいよなあ。
完全恋愛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 完全恋愛 (小学館文庫)より
4094085955
No.24
(5pt)

枯れることにない辻真先さん。手練れの快作。

辻真先=牧薩次(アナグラム)の懐かしさも感じる恋愛小説であり推理小説。
主人公本庄究(きわむ)の生涯をかけた一途な恋心を軸に、敗戦後から平成にかけて3つの殺人事件が起こっていく物語。読んでいる途中で「誰が」「なぜ」「どのように」を推理した付箋を貼りながら読むんですが、半分ほどがほぼ当たり、残りが完全な的外れでした。これくらいの当たり外れがちょうどいい。
辻氏の作品の過度にべたつかない読みやすさとは相性が良くて、今回も堪能できました。2009年度版「このミス」3位は妥当でしょう。
ラスト、隠し通された「完全恋愛」とは?が明かされた時はビックリ。完全に騙されました。うまいよなあ。
完全恋愛 Amazon書評・レビュー: 完全恋愛より
4838717679
No.23
(5pt)

もろもろ特に問題はありませんでした

商品状態、発送、梱包など特に問題になることはありませんでした。ありがとうございました。
完全恋愛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 完全恋愛 (小学館文庫)より
4094085955
No.22
(5pt)

もろもろ特に問題はありませんでした

商品状態、発送、梱包など特に問題になることはありませんでした。ありがとうございました。
完全恋愛 Amazon書評・レビュー: 完全恋愛より
4838717679
No.21
(5pt)

最後の落ちが秀逸

殺人事件は3件起こるが、謎解きは後の2件。どちらもよくあるネタで新鮮味は少ない。
だが、最後の落ちが非常に秀逸でそれだけでも読む価値はある。
物語としても鬼才画家を主人公にした戦後を一望する大河小説であり、読み応えが十分にある。
著者はアニメ脚本家としてもミステリー作家としても大家であり、年齢も現時点で87歳を迎えているが次の作品を読みたいと思わせる作品だった。
完全恋愛 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 完全恋愛 (小学館文庫)より
4094085955

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