郷愁という名の密室
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ハードカバーの本だけで内容の明細は何も入ってなかった | ||||
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なんと、牧薩次氏の二作目が出ました。 「完全恋愛」一作のために生まれた作家と私も辻氏も思っていたはずですが、「完全恋愛」が予想以上に好評だったことから自作を望む声が多く、牧薩次名義の第二作が出たということのようです(あとがきより)。 本作は、SFとミステリーの合作です。瀕死の主人公が夢の中で時間旅行をする、というシチュエーションはSFでもかなりオーソドックスな設定ですが、その時間旅行の中で密室殺人を含む連続殺人が起こり、夢の中の主人公がその謎を解く、という極めて尖った作品です。いわゆる本格ミステリの要素をSFの中に取り入れた勇気に感服します。SF空間の中であってもミステリーとしてのロジックは失わないという、極めて困難な舞台を軽やかに書き上げた牧氏のプロット力に感心します。 本格ミステリーとしては謎解きが浅いのですが、事件が二度起こるというSF世界を上手に使っているため、残念感はありません。娯楽小説としてしっかりと完成されています。 こういう作品が描けるのであれば、辻氏にはもっと牧薩次名義の作品を書いてもらいたいと強く思います。 | ||||
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なんと、牧薩次氏の二作目が出ました。 「完全恋愛」一作のために生まれた作家と私も辻氏も思っていたはずですが、「完全恋愛」が予想以上に好評だったことから自作を望む声が多く、牧薩次名義の第二作が出たということのようです(あとがきより)。 本作は、SFとミステリーの合作です。瀕死の主人公が夢の中で時間旅行をする、というシチュエーションはSFでもかなりオーソドックスな設定ですが、その時間旅行の中で密室殺人を含む連続殺人が起こり、夢の中の主人公がその謎を解く、という極めて尖った作品です。いわゆる本格ミステリの要素をSFの中に取り入れた勇気に感服します。SF空間の中であってもミステリーとしてのロジックは失わないという、極めて困難な舞台を軽やかに書き上げた牧氏のプロット力に感心します。 本格ミステリーとしては謎解きが浅いのですが、事件が二度起こるというSF世界を上手に使っているため、残念感はありません。娯楽小説としてしっかりと完成されています。 こういう作品が描けるのであれば、辻氏にはもっと牧薩次名義の作品を書いてもらいたいと強く思います。 | ||||
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