ストロボ



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    初公開日(参考)2000年04月
    分類

    長編小説

    閲覧回数3,298回
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    ストロボ (新潮文庫)

    2003年04月01日 ストロボ (新潮文庫)

    走った。ひたすらに走りつづけた。いつしか写真家としてのキャリアと名声を手にしていた。情熱あふれた時代が過ぎ去った今、喜多川は記憶のフィルムを、ゆっくり巻き戻す。愛しあった女性カメラマンを失った40代。先輩たちと腕を競っていた30代。病床の少女の撮影で成長を遂げた20代。そして、学生時代と決別したあの日。夢を追いかけた季節が、胸を焦がす思いとともに、甦る。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ストロボの総合評価:7.96/10点レビュー 23件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    古いアルバムを捲るような(非ミステリー)

    雑誌に掲載された5作品を集めた連作短編集。カメラマンとして一応の成功を収めた男が辿ってきた歴史を、5つの時代ごとのエピソードで繋いだ風俗エンターテイメント作品である。
    あるカメラマンの50歳、42歳、37歳、31歳、22歳の「あの日々」を個人史と時代背景を絡めて独立した5つの話に仕上げているのだが、第5章から始まって第1章で終わるという独特の(奇をてらった)構成にしたため、ともすれば回顧談、人間成長物語になりがちなストーリーが、波乱のあるダイナミックな展開になった。絶対に巻き戻せない歴史というフィルムに写された「あのときの自分」のアルバムを見るような懐かしさとほろ苦さが味わい深い。
    ミステリーを期待すると裏切られるが、社会風俗エンターテイメント作品としては十分に楽しめる作品である。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.22:
    (4pt)

    年代を過去に遡る手法は考え物

    フリーカメラマン喜多川光司のカメラ人生を年代を遡りながら描いた作品。
    各章で女性が重要な役割を果たしていると同時に、各章の結末の記述が素晴らしく感動した。
    一般文学通算2406作品目の感想。2020/06/15 15:30
    ストロボ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストロボ (新潮文庫)より
    4101270236
    No.21:
    (2pt)

    ミステリ的手法を応用した「普通の」小説

    主人公のカメラマンは、自分が写真を仕事と割り切り、広告会社や出版社に受けの良い写真ばかり撮るようになってしまって、カメラマンを志した原点を忘れてしまったのではないかと考えている。
    そこから、過去へ遡って、カメラマンを志した原点へ回想が向かうのだが・・・
    残念ながら小説じたいが、読者受けのする「ちょっといい話」のレベルに留まっている。
    こんな小説ばかり書き続けて、作家として飯が食えたらそれで良いのかと、作者は自分に問わないのだろうか?
    ストロボ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストロボ (新潮文庫)より
    4101270236
    No.20:
    (5pt)

    「ホワイトアウト」や「アマルフィー」よりはるかに良作

    カメラマンの世界を入念に取材して書いたものと思われる。専門性が随所に見られ、わくわくした。
    物語そのものに新鮮度はないが、文章力と構成力でどんどん引っ張っている感じ。
    現代から学園紛争当時にまで遡る話だが、その時代の「熱」を巧く表現していると感じた。
    真保裕一の映画化された作品などは、企画性が鼻について、小説としては軽い感じを受けるが、この当時の真保裕一は紛れまなく「作家」であったと思う。
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    4101270236
    No.19:
    (5pt)

    カメラ好きにはたまらない小説

    カメラ好きにとっては胸が熱くなるような場面が多く、おもわずカメラを持って出かけたくなるような、あるいは家族の写真を撮りまくりたくなるような、そんな小説だった。

    著者が後書きで述べているように、ちょっとしたミステリ要素もあり、カメラにあまり興味がなくても充分に楽しめる内容でもある。
    ストロボ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストロボ (新潮文庫)より
    4101270236
    No.18:
    (4pt)

    こんな短編集は初めて

    年代を遡っていく連作短編集ですが、あとがきを読んで、ただ遡っていくだけではないとわかり感動しました。
    でも、もう少し説明が欲しかったので、星1つマイナス。

    ストロボ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストロボ (新潮文庫)より
    4101270236



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