春の魔法のおすそわけ
- 二日酔い (10)
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ミステリーで有名な作者ですが本作はミステリー小説ではないようで、こういった爽やかな話も書けるのかと著者の多面性を垣間見た気がします。 主人公はいまいち売れない小説家の四十代女性。これがもうさすが西澤保彦の書くキャラだなという感じでとにかく強烈。飲むわ食うわ飲むわ飲むわ吐くわゲップはするわ飲むわでもう無茶苦茶。極めつけは最中に大きい方を漏らしそうになったりして読んでるこちらが焦りました。あたしほんと女捨ててるなーと作中主人公自身が何度も言っていますが、本当にその通り。しかしゲップも大もしない女なんていないわけで、ある意味等身大のキャラではあるのかな…(笑) そんな主人公が二千万円を拾い行きずりの美青年をそのお金で買うところから本作は始まります。破天荒な主人公に美青年が振り回される描写で本作の大半は占められるのですが漫才のようなやり取りが面白いのでスイスイ読める。 合間合間にちょっとしたミステリー要素は挟まれますがこれは読み手の想像の範囲内。そうだったのか!とはならないレベルです。なのでミステリーを期待して本作を手に取るとガッカリするので注意。 タイトル通り、ちょっとした魔法のようなお話。けして綺麗な描写ではないもののほんの少し切なくて爽やかな読後感を味わえます。 | ||||
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何とも荒唐無稽な最悪な始まりで、如何なってしまうのかしらと思ったら、そこは西澤保彦らしく、卒無く話が纏まりました。府に落ちてめでたしと言う感じ。でも評価は3かな。 | ||||
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いきなり、二日酔い&記憶プッツン状態の中年女性作家が登場する。 おそらく、激しい二日酔いや記憶喪失の経験がない方であれば、スルーできるだろうが、経験者(それも何度も経験した者)にとっては、リアル体験がよみがえり、すんごく最初の印象が悪くなる。 そのせいで、読み始めてからしばらく放置していたが、気を取り直して読み続けるうちにあれよあれよとラストまで、、、 ちょっとした謎解きもあるし、読了後、ほんわか気分になれる逸品。 | ||||
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<春>ということばと<魔法>ということばに、さらに<おすそわけ>とくると、「楽しそう」という 予感バリバリです。 で、読んだ感想は、予想通りすっごく楽しいお話でした。 表紙の女性がこの物語の主人公なのですが、その肩にかけている白いセミショルダーバッグを 偶然手に入れてから始まる物語の展開は、意外なとろこに広がっていきます。 ちょっぴりおセンチにもなるけど、読んだ後、「そうだ!頑張れ!頑張ろう!」という前向きな 気持ちになれる本。 そして、40代独身の女性が体験する、不思議なめぐり合わせの一日をドキドキしながら楽し める本です。 ちなみに、酒豪で時々記憶が飛んでしまう女性には、ちょっとだけイタイかもしれないお話 なので要注意。 | ||||
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