諏訪湖マジック
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社会人の水乃サトルシリーズの2作目であり、1作目の軽井沢マジックは軽いタッチのお気楽なミステリーという雰囲気だったが、この2作目は発表時期が人狼城シリーズ完結の直後という著者が最も脂が乗っていた時期に発表されており、鮎川チルドレンでもある二階堂氏がまっこうから鮎川チックな大胆な鉄道アリバイトリックに挑んだ意欲作である。 犯人がすぐ分かってしまうという意見もあるが、本書は鉄道を使った二重の大胆なアリバイ崩しが主眼となっており、その意味で早い段階から犯人が分かってしまうというのは減点には全くならじ、むしろそれゆえ後半のアリバイ崩しが引き立つというものだろう。 この鉄道への死体投げ落としトリックは二つの重要なトリックに繋がるという凝った展開になっており、シリーズでも屈指の面白さを誇る作品となっている。 | ||||
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1999年に徳間ノベルスとして出たものの文庫化。 水乃サトル・シリーズの一冊。 トリックとしては二階堂作品の中でもピカイチではないだろうか。想像だにつかない死体の使い方とアリバイ・トリックの冴えが素晴らしい。 ただ、登場人物の魅力が薄れていること、犯人が分かりやす過ぎるのは欠点。 | ||||
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人間の盲点を突く!!鉄道系アリバイ崩し。細かく丁寧に創られているけれど、容疑者があからさまに怪しい(登場時から既にうさんくさい)ゆえ地味な印象、前作ほどワクワクはしなかったりして。ラストのヒネリが予想圏内だったのも、ちと残念。 鉄道と和菓子に詳しい?名探偵・水乃クンのとらえどころの無いキャラが作品の味だったり、不満だったり。いったい君は、マジメなのかフマジメなのか、どっちなの?ハッキリしてっ!いらいら。次回作ではぜひ、恋物語の方も進展させていただきたいものである。でないと、ヒロインが可哀想だよん。 | ||||
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