危険な関係

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種別
長編
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あらすじ

1978年08月31日 危険な関係 (1978年) (講談社文庫)

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評判

危険な関係の評価:

3.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.00pt

危険な関係の総合評価:

6.63/10点 レビュー 8件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7
(3pt)

現代女性たちの迫真の心理描写が圧巻

第5回乱歩賞(1959年)受賞作品で中島河太郎氏の解説によると三委員の満場一致で即座に決まったとのこと。それほど評価の高かった本書であるが、個人的な感想としては推理小説としてよりも人物描写、特に現代女性たちの人物造形に迫真のものがありその偽悪的な描写が画期的だったのではないだろうかと思う。
京都での立身出世に野心を抱くクールな青年、倉田勇吉。勇吉を慕う出戻りの志津子。大企業の社長の御曹司で自殺未遂の経験のある世良高行。高行の妹の美少女、めぐみ。めぐみの母、おふじ。世良家の運転手、下路。気位の高いバーのマダム、緋絽子。緋絽子の元愛人、木崎。高行の従兄弟でナイトクラブのバンドマスタ、野見山洋一郎。これらの人物が出会い、次第に感情的対立から衝突、ついには犯罪へと危険な関係を発展させていく。
高行の一年前の自殺未遂というのは実は実家から毎月送られてくるヴィタミン剤による毒殺未遂であった。それを高行はあえて自殺未遂と虚をついたのであった。では誰が高行を毒殺しようとしたのか?高行は家族への疑惑を深めていく。高行を中心にした愛憎劇の中でついに殺人事件が発生してしまう。
前半は心理劇、後半は推理劇、解決もほぼ納得のいくものであるが、全体的にやや作為的でここまでやるかという感はある。
女性陣は生き生きと個性が際立っているが男性陣は類型的でありあまり魅力が無い。ただ、京都弁のセリフがアクセントになっておりその柔らかな奥に潜む強さがその人の個性をうまく表現している。逆に京都人が嫌いという理由で京都弁を使わないという個性も納得のいくところである。
終盤に世良家の見取り図が出て来るが(p255)これには重要な手掛かりが含まれており、もっと前か巻頭に提示してくれた方がわかりやすかったと思う。
危険な関係 (1961年) (ロマン・ブックス) Amazon書評・レビュー: 危険な関係 (1961年) (ロマン・ブックス)より
B000JALU8W
No.6
(3pt)

現代女性たちの迫真の心理描写が圧巻

第5回乱歩賞(1959年)受賞作品で中島河太郎氏の解説によると三委員の満場一致で即座に決まったとのこと。それほど評価の高かった本書であるが、個人的な感想としては推理小説としてよりも人物描写、特に現代女性たちの人物造形に迫真のものがありその偽悪的な描写が画期的だったのではないだろうかと思う。
京都での立身出世に野心を抱くクールな青年、倉田勇吉。勇吉を慕う出戻りの志津子。大企業の社長の御曹司で自殺未遂の経験のある世良高行。高行の妹の美少女、めぐみ。めぐみの母、おふじ。世良家の運転手、下路。気位の高いバーのマダム、緋絽子。緋絽子の元愛人、木崎。高行の従兄弟でナイトクラブのバンドマスタ、野見山洋一郎。これらの人物が出会い、次第に感情的対立から衝突、ついには犯罪へと危険な関係を発展させていく。
高行の一年前の自殺未遂というのは実は実家から毎月送られてくるヴィタミン剤による毒殺未遂であった。それを高行はあえて自殺未遂と虚をついたのであった。では誰が高行を毒殺しようとしたのか?高行は家族への疑惑を深めていく。高行を中心にした愛憎劇の中でついに殺人事件が発生してしまう。
前半は心理劇、後半は推理劇、解決もほぼ納得のいくものであるが、全体的にやや作為的でここまでやるかという感はある。
女性陣は生き生きと個性が際立っているが男性陣は類型的でありあまり魅力が無い。ただ、京都弁のセリフがアクセントになっておりその柔らかな奥に潜む強さがその人の個性をうまく表現している。逆に京都人が嫌いという理由で京都弁を使わないという個性も納得のいくところである。
終盤に世良家の見取り図が出て来るが(p255)これには重要な手掛かりが含まれており、もっと前か巻頭に提示してくれた方がわかりやすかったと思う。
危険な関係 (講談社文庫 し 8-1) Amazon書評・レビュー: 危険な関係 (講談社文庫 し 8-1)より
4061361163
No.5
(3pt)

現代女性たちの迫真の心理描写が圧巻

第5回乱歩賞(1959年)受賞作品で中島河太郎氏の解説によると三委員の満場一致で即座に決まったとのこと。それほど評価の高かった本書であるが、個人的な感想としては推理小説としてよりも人物描写、特に現代女性たちの人物造形に迫真のものがありその偽悪的な描写が画期的だったのではないだろうかと思う。
京都での立身出世に野心を抱くクールな青年、倉田勇吉。勇吉を慕う出戻りの志津子。大企業の社長の御曹司で自殺未遂の経験のある世良高行。高行の妹の美少女、めぐみ。めぐみの母、おふじ。世良家の運転手、下路。気位の高いバーのマダム、緋絽子。緋絽子の元愛人、木崎。高行の従兄弟でナイトクラブのバンドマスタ、野見山洋一郎。これらの人物が出会い、次第に感情的対立から衝突、ついには犯罪へと危険な関係を発展させていく。
高行の一年前の自殺未遂というのは実は実家から毎月送られてくるヴィタミン剤による毒殺未遂であった。それを高行はあえて自殺未遂と虚をついたのであった。では誰が高行を毒殺しようとしたのか?高行は家族への疑惑を深めていく。高行を中心にした愛憎劇の中でついに殺人事件が発生してしまう。
前半は心理劇、後半は推理劇、解決もほぼ納得のいくものであるが、全体的にやや作為的でここまでやるかという感はある。
女性陣は生き生きと個性が際立っているが男性陣は類型的でありあまり魅力が無い。ただ、京都弁のセリフがアクセントになっておりその柔らかな奥に潜む強さがその人の個性をうまく表現している。逆に京都人が嫌いという理由で京都弁を使わないという個性も納得のいくところである。
終盤に世良家の見取り図が出て来るが(p255)これには重要な手掛かりが含まれており、もっと前か巻頭に提示してくれた方がわかりやすかったと思う。
危険な関係 (1978年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 危険な関係 (1978年) (講談社文庫)より
B000J8LLGU
No.4
(1pt)

推理版『太陽の季節』か?

新章文子が死んだらしいので読んでみたがいやはや読みにくい。京都が舞台で、ナイトクラブだのバーだの「お兄ちゃん」だの血のつながりだの莫大な財産だのと耽美小説みたいな通俗的な道具立てが多く、主人公とも言うべき男は21歳で東京の大学生らしいのだがどういう大学で何をやっているのかまるで分からない。著者は宝塚歌劇出身だが、芸能人が書く小説にはこういうのが多い。ひたすら誰にも感情移入もできず興味もわかない小説である。なお講談社文庫版で読んだのだが、中島河太郎の解説が、乱歩の「ユーモアがある」というのも、平野謙の「日本版ハードボイルド」というのも納得できないと書いているのが、この小説のヌエ的なところを示していておかしい。
危険な関係 (1978年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 危険な関係 (1978年) (講談社文庫)より
B000J8LLGU
No.3
(1pt)

推理版『太陽の季節』か?

新章文子が死んだらしいので読んでみたがいやはや読みにくい。京都が舞台で、ナイトクラブだのバーだの「お兄ちゃん」だの血のつながりだの莫大な財産だのと耽美小説みたいな通俗的な道具立てが多く、主人公とも言うべき男は21歳で東京の大学生らしいのだがどういう大学で何をやっているのかまるで分からない。著者は宝塚歌劇出身だが、芸能人が書く小説にはこういうのが多い。ひたすら誰にも感情移入もできず興味もわかない小説である。なお講談社文庫版で読んだのだが、中島河太郎の解説が、乱歩の「ユーモアがある」というのも、平野謙の「日本版ハードボイルド」というのも納得できないと書いているのが、この小説のヌエ的なところを示していておかしい。
危険な関係 (1961年) (ロマン・ブックス) Amazon書評・レビュー: 危険な関係 (1961年) (ロマン・ブックス)より
B000JALU8W

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