ユージニア

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種別
長編
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11,650回
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13
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97
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あらすじ

2008年08月25日 ユージニア (角川文庫)

「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だ―。かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

ユージニアの評価:

7.00/10点 レビュー 4件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

ユージニアの総合評価:

7.27/10点 レビュー 123件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(8pt)

ユージニアの感想

若き日に手にし深く心に残っていた作品、再読です。
私にとって、その世界観に浸る…という読書の悦びを与えてくれる大切な一冊です。おこがましいですが、この作品がミステリファンにも一定の評価を得られていることを嬉しく思います。元来ミステリではないと思っていましたので。
なぜこの大量殺人が起きたのか、起きなければならなかったのか、何より真犯人すらも明確ではないようです。どこまで深く追求し推理するかは読者次第ですが、闇の中にそっとしておくこと…という読み方もいいものです。
犯人探しがお好きな方は、あなたなりの真実を見つけてみたらいかがでしょうか。

はつえ
L7BVQMDY
No.2
(7pt)

ユージニアの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.1
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ユージニアの感想

各章、事件関係者の証言という形になっており、断片的ではあるが徐々に部品が集まってきて事件の真相に近づいていく・・・
と思いきや、この作品はどうやらそんな簡単なものではなかったようです。

関係者の証言といっても、実際何十年も前の話で、当時まだ子供であったりしてその信憑性は定かではないし、あくまでその証言者の主観である訳で・・・
誰の発言が正しく、誰がミスディレクションを誘発しているのか。
正解は記述されていません。

また多数の証言者がいるのですが、フルネームが明確になっているのは青澤緋紗子、雑賀満喜子の2名だけですね。
従って証言の中では、「彼女が」「彼は」などの記述が多くなってしまうのも仕方ないのですが、
( 特に物語後半 )誰の事を言っているのか、時には誰が語っているのかすら混乱してしまった。
まぎらわしい事この上ないのですが、完全に作者の術中にハマっている気がしましたね。

結局犯人は誰だったんでしょうか?
どう解釈するかは読者次第って事なんでしょうね。
他の読者の方がどう解釈されたのか非常に聞きたいです。


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梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

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No.119
(5pt)

ほどよく謎と余韻が残る感じで好みの作品

最近ハマっている恩田陸さん。次はミステリー小説『ユージニア』。
デビュー作『六番目の小夜子』より薄気味悪さがパワーアップしている印象です。構成はなかなか複雑で、最後に読み返したりしましたが、ほどよく謎と余韻が残る感じで好みの作品でした。
『鈍色幻視行』と同じように、はっきりとした事実は謎にしつつ、色々な人の視点から真実を探っていく流れが面白くて、引き込まれます。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.118
(5pt)

ほどよく謎と余韻が残る感じで好みの作品

最近ハマっている恩田陸さん。次はミステリー小説『ユージニア』。
デビュー作『六番目の小夜子』より薄気味悪さがパワーアップしている印象です。構成はなかなか複雑で、最後に読み返したりしましたが、ほどよく謎と余韻が残る感じで好みの作品でした。
『鈍色幻視行』と同じように、はっきりとした事実は謎にしつつ、色々な人の視点から真実を探っていく流れが面白くて、引き込まれます。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.117
(5pt)

謎が解かれていく進行

名家の大量毒殺事件を描く。奇妙なことに、青澤医院が途中で相澤医院となっていたり、語り手の記憶間違いのようでもあり、そうでもなさそうでもあり判然としない。伏線自体に整合が無く夢のようでもあり、読み進めて読み手が勝手にこじ付けたりが進む。次第に様々な状況が集まり、辻褄があっていく進行が興味深い。事実は一つでは無く、見る側、見られる側によって違う。最後の犯人と思われる人物も、動機の判断によっては読み手によって異なると思われる。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.116
(5pt)

謎が解かれていく進行

名家の大量毒殺事件を描く。奇妙なことに、青澤医院が途中で相澤医院となっていたり、語り手の記憶間違いのようでもあり、そうでもなさそうでもあり判然としない。伏線自体に整合が無く夢のようでもあり、読み進めて読み手が勝手にこじ付けたりが進む。次第に様々な状況が集まり、辻褄があっていく進行が興味深い。事実は一つでは無く、見る側、見られる側によって違う。最後の犯人と思われる人物も、動機の判断によっては読み手によって異なると思われる。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.115
(4pt)

真実とは

蜜蜂と遠雷などわかりやすい作品とは反対で、何が真実か最後まで読んでもはっきりとしない。しかしそれが本作の持ち味で魅力となっている。
はっきりとしないことに不満を持つ人は少なくないだろうが、その靄のかかったような読後感が私にとっては非常に心地よいものだった。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X

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