森江春策の災難 日本一地味な探偵の華麗な事件簿
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
森江春策の災難 日本一地味な探偵の華麗な事件簿の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雑誌や企画本に掲載されてそれっきりだった短編をはじめ、長編の雛型として書いたもの、舞台台本、パロディ仕立てのショートショート、架空対談、はては裁判員制度のレポート等々、これまでは単行本への収録の機会がなかった森江春策シリーズの異色作ばかりを集めた変わり種の一冊であります。 収録作の中でもびっくり仰天なのが、『寝台特急あさかぜ殺人事件』。芦辺先生の作品世界には鉄人28号が実在していたのですよ! 作中の「世界少年探偵会議」がとても楽しく、「探偵たちにも解けない不思議」=「まぼろし探偵」の正体には大笑い。 初出はポール・アルテ氏の翻訳出版への寄稿だった『解凍された密室』は、東西名探偵の共演だけではなく、長編『大公女殿下に捧げる密室』のヒロイン・ヴィルヘルミーネ大公女殿下が顔を出していて儲けもの。弁護士稼業の森江先生を海外へ連れていくのはなかなか難しいとは思いますが、ヴェルデンツ大公国の物語は一作きりではもったいないのであります。 ところで、「一生に一度来るか来ないかという直木賞授賞パーティーへの招待状が旧宅に投げ込まれたのをはるか後に知り、血の悔し涙を流して七転八倒した某探偵小説家」って誰よ…… | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|