大江戸奇巌城



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初公開日(参考)2023年01月
分類

長編小説

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大江戸奇巌城

2023年01月24日 大江戸奇巌城

学問好きのちせ、男装の浅茅、阿蘭陀人と遊女の間に生まれたアフネス、お家騒動から逃れた喜火姫、武術に優れた野風――少女たちは徳川12代将軍・家慶が治める御世に偶然出逢った。やがて五人は、摩訶不思議な計画で世界統一を目論む存在と対峙することに!!(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

伝奇時代小説版「美少女探偵団」といったところでしょうか?

表紙こそはライトノベルっぽいですが、ライトノベルがまだヤングアダルトだったり、ジュヴナイルだったりの時代をさらにさかのぼった昭和の前半、少年小説少女小説だった頃のテイストで一冊書いてみました!としかいいようのない一冊。伝奇時代小説版「美少女探偵団」といったところでしょうか。
世界征服の大陰謀にオーバースペックな女の子たちが立ち向かって大活躍、大味で荒唐無稽で能天気で御都合主義な展開をぬけぬけとやってのけるのであります。

五人のメンバーが一人ずつ仲間に加わる短編五編と表題作の(短めな)長編の二部構成。
連作短編風の第一部はテンポがよくて上々の滑り出しでしたが、本番のはずの二部に入ると何だか失速。美少女チームは微妙にキャラがかぶっており、著者ももてあましてしまったような。
美少女チーム以上に強烈なのが悪役サイドでして、日本至上主義と世界征服論(宇内混同秘策)を本当に主張していた平田篤胤と佐藤信淵という人選! こちらに関していえば斜めの方角へブレーキなしで爆走してしまったという印象であります。
もっとも、本書での彼らは発想のスケールこそは大きいものの、時代錯誤で空理空論ばかり、威勢がいいだけで薄っぺらな現在の愛国カルト(いわゆるネトウヨ)のような扱い。恐ろしい敵というより、滑稽で哀れな道化そのものなんだから「敵」としては実にしまらないことに……
何しろ作中でも指摘されている通り、主人公たちが何もしないでも自滅することは間違いない張り子の虎ので、美少女チームは活躍らしい活躍をしていない、世界征服の陰謀を阻んだということにはならないですからねえ……。美少女チームの活躍を期待したら、ちょっと肩すかしということに。
こうなるのでしたら、最後まで短編集のスタイルで一冊作ってもらえた方が楽しめたかも。
大江戸奇巌城Amazon書評・レビュー:大江戸奇巌城より
4152102055



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