善いミリー、悪いアニー



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初公開日(参考)2018年01月
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長編小説

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善いミリー、悪いアニー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2018年01月24日 善いミリー、悪いアニー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

母親の殺人を警察に告発した少女。彼女はミリーと名前を変えて過去を隠し、臨床心理士に里子として引き取られることになった。新生活を送るミリーだったが、里親一家の歪な関係やいじめに直面する。そしてミリーは母親が裁かれる法廷に立つことになるが……。異色のサイコ×法廷×学園ミステリ(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

時間のある方、興味のある方に

この題名から、これは解離性障害をテーマにした物語だろうと、私は予想したのですが、実際は精神病質(サイコパス)と思われる母親を持つ少女の物語でした。

ミリーは普通の(むしろ聡明とも言える)15歳の少女ですが、時々残酷な考えが頭を過ります。
これは母からの影響なのか、それとも母の血を受け継いでいるからなのかとミリーは悩みます。
ミリー(アニー)は、母親を殺人犯として警察に密告したあと、マイクという臨床心理士に引き取られ、
そこで治療を受けながら、母親の裁判に出廷する準備をします。

心の中でいつも響いている母の声。
マイクの娘フィービとその友人達からの壮絶ないじめ。
良家の子女達の、親の目を盗んでの悪行の数々。
フラッシュバック、自傷行為、法廷シーンなど、強烈な内容にもかかわらず、読んでいて退屈に感じてしまいました。

もとの文章が下手なのか、訳が良くないのか、少女の一人称語りなので意図的にたどたどしくしているのか、とにかく読み進めるのが億劫でした。

母親の裁判がクライマックスかと思われましたが、途中で読むのをやめようかと迷いました。
そして☆2つにするつもりでいたのですが、なんと終盤に驚愕の展開が…!

しかしそれは驚愕どころか、十分に想定内の、用心しなければならない事態だったのです。
治療者の無力と欺瞞が露呈し、

ここではじめて表題の意味に思い至ります。
《悪いアニー》

この物語は、作者の医療施設における経験をもとに書かれているため、内容には説得力があるかもしれません。

文章さえ上手ければ、面白い小説になったのではと思いますが、読むのにかなり忍耐を必要としました。

充実した読書体験を求める方には、わざわざおすすめするほどではありませんが、
時間のたっぷりある方の暇潰し程度にはなると思います。
また、この分野に興味を持つ方には面白く読めると思います。
善いミリー、悪いアニー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:善いミリー、悪いアニー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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