迷路の少女
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切り口としては、4人の人物の回想などで構成されていて、いろいろな角度から進行していき、見方も異なっているので、それぞれの人物像が浮かびます。しかし、そろいもそろって鼻もちならない人物ばかり。誰にも感情移入できなかった。ほかの小説にあるように少しずつヒントが出ているのだろうが、推理物ではないので、少々退屈だった。気になるのは、子供を愛していると言いながら、仕事のほうに力を入れたり、他の人に心を移したり、何ていうんだろう、子供がいるのに、子供がいないかのような考え方の大人ばかりで、自分を一番好きで、そのくせ子供を愛していると自分に言い聞かせているような偽善ぶり。これでは、一緒にいても少女はつらかっただろうと思う。熱があるのに、車に乗せて自分につき合わせるくずっぷり。大人になり切れていない人が大人を装っているようで、気分が悪かった。私が読み取れなかったせいかもしれないが、最後はえ?という感じで、こうなんだろうなと思いつつ、読み返す気力もなかった。読後感悪し。 | ||||
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私はとてもよくできた小説だと感じました。(少女がどこへ消えたのかについても、ほかの方のレビューにもある通り、ちゃんと推測できる答えが用意されています。) ミステリーとして読むとかなりがっかりするかもしれません。 しかしミステリーではないと思って読み進めると、読了後には、言葉ではちょっと言い表せないような、重層的な余韻がたしかに残ります。 もしかするとこの小説は、この余韻を味わうためのものなのかもしれません。 ただし物足りなさを感じるのもたしかなので、そのぶん☆をひとつ減らしました。 | ||||
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読み終えたとき、思わず「え?」っという声を発すると共にまず思い浮かぶ疑問が「マグダはどうなった?」です。でもよく見てみると答えは用意されています。物語は、失踪した11歳の少女マグダの両親を含む4人、それぞれのストーリーが時にシンクロしながら、マグダの失踪前後を異なるタイムラインで進んでいきます。マグダがどうして失踪したのか、それが大きな疑問として最後まで続きますが、その答えはラストにおいてある人物の行動描写の中で明確に類推することができます。カギは、マグダが失踪した日時を正確に覚えておくこと。そこに至るまで(その後の記述もありますが)の行動が4人それぞれの視点で描かれており、ある人物のストーリーの中で最後に何が起きたのかがわかります。 シンプルなプロットに、登場人物の心理描写や、各々の物語のクロスリンクを重ねているのだと思いますが、タイムラインが行ったり来たり、その過程で肉付けの話が多く、いかんせん読んで疲れる。エキサイティングな展開を期待すると、裏切られます。これが率直な感想です。 | ||||
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読んでいた時間が無駄に思える結末です。 なんとなく少女に何が起こったかは推測可能ではあります。 これはミステリーとは言えないのでは? 登場人物たちの心理、それぞれの持つ闇を丹念に描いてるとは思うのですが、 これをミステリーとして読むと期待外れ。 がっかりしました。 帯や商品説明に、こういう本だとにおわせるような売り方をしてほしい。騙された気持ちです。 | ||||
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登場人物の過去や今抱えている悩みが出てきてせめて最後には少女に何が起こったのかわかると期待していたけどなかった。未完なのでは? 最後にマルティンが意識を戻したとあったのでトムがマルティンを突き落としたことは後に判明するだろうと推察することができる程度で少女がどうなったかはわからないままです。 | ||||
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