亡霊たちの真昼



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    初公開日(参考)1983年01月
    分類

    長編小説

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    亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23))

    1983年01月28日 亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23))

    一九一二年の十月。作家のジム・ブレイクはハーパー社の依頼でニュー・オーリンズへと向かった。下院議員候補で、同姓のクレイ・ブレイクを取材するためだった。だが、南へ向かう列車の中から、ジムのまわりには不可解なことが連続して起こる。そして、自殺としか思えない情況の下で、殺人事件が発生する。最晩年の歴史推理。(「BOOK」データベースより)




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    亡霊たちの真昼の総合評価:5.50/10点レビュー 2件。Eランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (1pt)

    カーマニアのみお勧め

    カー晩年の作品。なんと云ったらいいんだろう、題名のようにぼんやりしたような作品だ。
    一応ブレイクという名前の作家が同姓の下院議員候補への取材行で起こる不可思議な出来事と、彼の旧友が自殺と思われる状況で死んでしまうという事件を扱っている。

    事件自体にあまり魅力もなく、しかも物語もミステリの謎そのものよりも1912年当時のニューオーリンズの風俗や謎の女の登場とその女と主人公とのロマンスなども描かれる。が、これが逆に物語に厚みをもたらすというよりも、冗長さを感じさせ、単なる贅肉のようにしか思えない。これも謎自体にあまり興趣が注がれないことが一番大きいのだろう。
    またカーの歴史ミステリはそのサービス精神と迫真のアクションシーンなども挿入され、実に読み応えのある作品となっているのだが、本作はもうアイデアの出枯らしのようになっており、リーダビリティさえもなくなっている。

    本書は『ヴードゥーの悪魔』、『死の館の謎』と併せて“ニューオーリンズ三部作”と位置づけられている。『死の館の謎』の出来もさんざんだったので、果たしてこれらが書かれるべき作品だったのかどうか、今になると判断に苦しむところがある。
    作家は引き際も肝心だなと痛感する作品である。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.1:
    (5pt)

    ディクスンカー、ワンダーランド!

    ニューオルリンズものの決定版!
    数ページ開けばカーならではの古き良きのノスタルジーの世界にはまれる事請け合いです。怪奇な要素、深まる謎、得体の知れぬ犯人の影、ロマンチックにストーリーが展開、列車からのぞく見えざる手、やがておきる殺人と本格推理、幻想的要素も楽しめますよ。
    僕たち読者はカーの紡ぎだす世界に浸ってれば良し。
    あ、最後にタイトルの意味が分かるはず。
    おもしろさ最高!
    亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23))Amazon書評・レビュー:亡霊たちの真昼 (創元推理文庫 (118‐23))より
    4488118232



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