(アンソロジー)
毒薬ミステリ傑作選
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レビューの通り、アナログ旧版と同様の12篇のコンテンツと思って購入したとことろ、 「夾竹桃」と「バーナビイ事件」が掲載されていない。10篇のみ。 「夾竹桃」が読みたくて購入したのにこれでは詐欺だ。 ご注意あれ。 | ||||
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収録作品は以下の12編 ↓ 疑惑 / ドロシー・L・セイヤーズ キプロスの蜂 / アントニー・ウィン 利口なおうむ / E・C・ベントリー 偶然の審判 / アントニイ・バークリー 夾竹桃 / ミリアム・アレン・デフォード ラインゲルダーとドイツの旗 / ラドヤード・キップリング リキューリ・グラス / フィリス・ボットム 大都会の一挿話 / アーヴィン・S・コブ 事故 / アガサ・クリスティ バーナビイ事件 / R・オースチン・フリーマン ラパチーニの娘 / ナザニエル・ホーソーン 手早いやつ / G・K・チェスタトン 編者レイモンド・T・ボンドによる序論「毒と毒殺について」も39ページにわたって 読み応えアリ。他のアンソロジーで既に収録済みで、何度も読んだ作品もあるが、 それだけ名作だということだろう。 暗号・謎解きが好きな方にはがおすすめです。 | ||||
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本書はそのタイトルどおり、毒を扱った短編小説を精選したテーマ・アンソロジーで、チェスタトンやクリスティといった、古典とされる時代の作品が集められている。ストーリーとしては、探偵役が事件の解明に乗り出し最後に犯人を突き止めるという筋立てのものが全体の半分くらいで、残りの半分がサスペンス風の作品です。推理小説に慣れた読者にとっては、それほど新味は感じられないかもしれませんが、いずれも個性豊かな短編で、<毒薬ミステリ>の過去の名品に親しむうえで、本書は格好の一冊だと思います。 巻頭には、古今の毒殺の歴史や毒を持つ生き物に関して記した、編者による序論「毒と毒殺について」が収められている。 全十二編の収録作品とそのあらすじは以下のとおりです。 ◆「疑惑」 ドロシー・L・セイヤーズ 愛妻家の夫が新しく雇い入れた働き者の女中。しかし夫はやがて、その女中が逃亡中の毒殺魔ではないかという疑念を抱く。 ◆「キプロスの蜂」 アントニー・ウイン 自動車の中から見つかった女の死体には、蜂に刺された跡があり、車中にはキプロス蜂という特殊な蜂の死骸が。 ◆「利口なおうむ」 E・C・ベントリー 滞在先の別荘でたびたび発作のような症状を見せる家主の妹。周囲の者たちは麻薬の使用を疑うが…。 ◆「偶然の審判」 アントニイ・バークリー 何者かから送られてきた試作品のチョコレートに仕込まれていた毒によって、不幸な死亡事件が起きる。犯人が編み出した恐るべき計画殺人の手口とは。 ◆「夾竹桃」 ミリアム・アレン・デフォード まだ目が見えた時でさえ、その大きな夾竹桃は、私にとっては非常に大きな意味を持っていた―。庭に立つ夾竹桃にまつわる秘められた物語がいま明かされる。 ◆「ラインゲルダーとドイツの旗」 ラドヤード・キップリング 珍しい動植物を探して世界中を旅するハンスが語る、<ドイツの旗>という蛇をめぐる南米ウルグアイでの武勇伝。 ◆「リキュール・グラス」 フィリス・ボットム 専横的な夫への憎しみをひそかに募らせてきた淑やかな妻。結婚生活二十年を迎えた今、その憎悪はいつしか殺意となっていた。 ◆「大都会の一插話」 アーヴィン・S・コブ 殺人を犯し、潜伏先を転々としながら逃亡を続ける共犯者の男と女。互いに疑心暗鬼の度を深めていく二人を待っていた結末とは。 ◆「事故」 アガサ・クリスティ 地元に住むある女性が、実は殺人の過去を持つ危険な毒殺魔ではないかと疑う元警部の男。確信を持つに至った元警部は、何とか未然に次の殺しを防ごうとするが…。 ◆「バーナビイ事件」 R・オースチン・フリーマン アトロピン中毒をめぐる不可解な謎を前に、助力を請われたソーンダイク博士が導き出した事件の真相とは。 ◆「ラパチーニの娘」 ナザニエル・ホーソーン ラパチーニ博士が管理する謎めいた庭園に現れる博士の娘を目にした青年は、彼女が醸し出す妖艶な魅力に引き込まれていく。 ◆「手早いやつ」 G・K・チェスタトン ブラウン神父がホテル内のバーで殺人事件に遭遇。ラストで神父の痛烈な逆説が冴えわたる。 | ||||
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