(アンソロジー)

魔術ミステリ傑作選



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初公開日(参考)1979年08月
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魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)

1979年08月01日 魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)

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魔術ミステリ傑作選の総合評価:7.20/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(5pt)

カーが好きな方へ

最近ジョン・ディクスン・カーに凝っていて、古本集めるうちにこの本にも会いました。同じ嗜好の方に特におすすめです。またこういう本に会いたいな。
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No.4:
(2pt)

魔術ミステリーの代表

密室や不可能犯罪を扱った作品の著者は奇術の好きな人が多い。奇術師を扱った本作品集はこの手の作品の好きな人の必読の書である。古本を購入したが、状態は余り良くなかったが、入手できたことで満足せねばならないだろう。
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No.3:
(5pt)

「この世の外から」――カーとの競作

■「この世の外から」(クレイトン・ロースン)

  心霊術に凝っていた大富豪が、窓もドアも内側から糊のついた
  紙テープで目張りされた密室状態の部屋の中で刺殺されていた。

  現場には血のついた紙切りナイフが残され、死体
  のそばには、水着姿の女心霊術師が昏倒していた。

  当然、その女心霊術師に容疑がかかるが、のちに、実際
  に犯行に使われた凶器は、室内にないことがわかり……。

  “内側から目張りのされた密室内での殺人”――というお題の
  下、カーと競作した際の作品(カーの作品は『爬虫類館の殺人』)。

  奇術の手法を用いた、心理的トリックが冴えています。

■「新透明人間」(カーター・ディクスン)

  双眼鏡を使って、道路を隔てた向かいの建物の一室を眺めていた男は、
  テーブルしか置かれていない部屋で、宙に浮かんだ手袋がピストルを
  握って老人を撃ったのを目撃した。

  男が現場に駆けつけてみると、撃たれたはずの老人の姿がなく……。

  
  ある有名な奇術の仕掛けをアレンジしたトリックが用いられている本作。

  “犯人”の意図せざる不可能現象とそれを解く手がかり、そして、
  真相が判明すると、ある人の人物像が鮮やかに反転するといった
  あたりが秀逸です。

■「ジュリエットと奇術師」(マニュエル・ペイロウ)

  奇術師の方(フアン)は、妻のジュリエット、助手のベナンシオら
  とともに、口を締めて封印した袋から、脱出する奇術を行っていた。

  その最中、べナンシオが短剣で刺殺されてしまう。しかし、彼は、
  「誰のせいでもない、自分で殺った」という謎めいた言葉を残し……。

  

  なかなか面白い不可能状況なのですが、真相はちょっと拍子抜けw

 

 
魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)Amazon書評・レビュー:魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)より
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No.2:
(3pt)

玉石混淆

一方は騙そう、煙に巻こう、あっと言わせようと手を変え品を変え、時には大がかりな仕掛けを使い巧妙なトリックを考え出す。一方はそれを見破ろうと、目を皿のように凝らしながらも結局は騙され、呆然としながらも騙される快感を味わう。魔術(奇術)とそれを見る観客、ミステリと読者の関係はよく似ています。そんなわけでこの二つ、相性はピッタリ、魔術師を主人公にした、または魔術をテーマにしたミステリがかなりの数書かれています。
そんな短編ミステリを13編集めた本書、しかも編者はミステリ通で研究者としても著名なオットー・ペンズラーときているのだから、期待するなというのが無理というもの、さっそく読んでみました。が・・・。う~ん・・・。
期待どおりのものもあり、かなり楽しめはしたのですが、何でこれが選ばれたの?というようなものもあって玉石混淆、もちろんこれは個人の好みの問題で、また、ミステリの嗜好に対する国民性の違いなどもあるものと思われますが、それにしても、もっと他にもいい作品があったのでは。期待していただけに余計に残念です。
魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)Amazon書評・レビュー:魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)より
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No.1:
(3pt)

当たり外れの大きなアンソロジー

魔術をテーマにしたミステリを集めたアンソロジー。収録作品は、ロースン「この世の外から」、キプリング「スドゥーの邸で」、コリアー「登りつめれば」、ディクスン「新透明人間」、F.I.アンダスン「盲人の道楽」、サバチニ「時の主」、アイリッシュ「パパ・ベンジャミン」、ペイロウ「ジュリエットと奇術師」、グラント「気違い魔術師」、ギブソン「パリの一夜」、ヘクト「影」、エリン「決断の時」、E.S.ガードナー「抜く手も見せず」の13話。
かなり当たり外れがある。「この作品に出会えたのは幸せ」と感激する傑作がある一方、「何じゃこりゃ」と言いたくなる話も少なくない。尻切れトンボと言うか、読者を煙に巻くような話もいくつかあるのも気にさわる。いくら魔術ミステリだって…まあ、好き好きだろう。総合評価は辛目にしたが、それでも読んで良かったと思う。
「この世の外から」は、ミスディレクション(観客/読者の思考を誤った方向に誘導する、奇術とミステリに共通の技法)を活用した本格もの。「気違い魔術師」と「パリの一夜」は、痛快な冒険探偵小説。この3作品は、主人公のみならず作者も奇術師だそうで、奇術とミステリが見事に融合しており、まさに魔術ミステリの名にふさわしい傑作。とてもおもしろかった。
「パパ・ベンジャミン」は、アイリッシュの面目躍如と言うか、夜眠れなくなるような怖い話。「盲人の道楽」と「抜く手も見せず」は、明るく楽しい泥棒もの。主人公は前者がゴダール、後者はレスター・リース。残念ながら両方とも別の本で読んだが、未読ならお薦め。
魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)Amazon書評・レビュー:魔術ミステリ傑作選 (創元推理文庫 170-1)より
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