ミステリー・アリーナ

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種別
長編
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あらすじ

2018年06月14日 ミステリー・アリーナ (講談社文庫)

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。15ある解決案のどれが真相か? 嵐で孤立した館で起きた殺人事件! 国民的娯楽番組「推理闘技場(ミステリー・アリーナ)」に出演したミステリー読みのプロたちが、早い者勝ちで謎解きに挑む。誰もが怪しく思える伏線に満ちた難題の答えはなんと15通り! そして番組の裏でも不穏な動きが……。多重解決の究極 にしてミステリー・ランキングを席巻した怒濤の傑作!!(「BOOK」データベースより)

評判

ミステリー・アリーナの評価:

6.54/10点 レビュー 13件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.54pt

ミステリー・アリーナの総合評価:

6.53/10点 レビュー 51件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(9pt)

ミステリー・アリーナの感想

これは読み手は選ぶと思いますが斬新な作品かと。
それにしてもこの作者は変わった作品を描く人ですね。
まぁ作者名を知らずに読んだら「麻耶雄嵩」と断言したとは思いますが・・・

問題編にて小出しに情報が与えられ、交互に登場する解決編で、我こそはのミステリマニア達が早押し形式による推理合戦を行うというもの。
題材は、嵐の館での密室殺人という典型的なグローズドサークル。
賞金をゲットできるのは最初に正解した人のみという事で、まだまだ物語も序盤、事件の全容も明らかにされていない段階であるにも関わらず、どんどん推理が披露されていく。
マニア達が、これまでの経験から、これから起こるだろう事を推測し予想を披露していくのですが、ほぼほぼ叙述トリックの打破が主眼に置かれます。
様々な解決が提示される多重解決ものになりますが、驚くべきは、その数がなんと15パターンにまで及び、そこには「ハサミ」「葉桜」「人形館」などなど、ミステリ好きならみんながよく知る、あんな事そんな事が、てんこ盛りなのです。
情報量が増える度に、新しい推理が展開されるのですが、当然、以前に提示された情報に対しても辻褄が合っている必要があります。
15種類といっても、15回の連鎖が必要な訳で、これは半端な労力ではないでしょう。
よく考えたもんだと感動すらおぼえます。

満点にしなかったのはラストの収束のさせ方ですかね。
臓器移植云々をどうこう言うレビュアーの方もいて、私もそれには否定はしないのですが、
ついでなんでいっその事、「樺山桃太郎は不可謬ですので、僕の結論も当然無謬です」と鮎さんよろしくブラックで押し通して欲しかった。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(9pt)

多重解決もので名を刻む作品

とんでもない作品が出てきましたね。傑作です。

TV番組に集められたミステリ読みのプロ達が、早押し形式で事件の真相を言い当てる。
この仕組みが非常に効果的で、こんな事を思いつく作家の創造の凄さを感じました。

構成は、
問題編⇒早押し(回答編)⇒問題継続⇒早押し(回答編)⇒問題継続……
となっています。

問題編ではクローズド・サークルの舞台で殺人事件が起き、登場人物や手がかりが徐々に明かされる中、早押しで途中まで提示された手がかり+想像力で推理を組み立てます。ミステリ読みのプロ達の回答はどれも唸らされるものばかり。
些細な文章やエピソードから驚くべき想像力で事件の推理を組み立てるのですが、それが非常に面白い。間違えでもアリだと思わせる納得の推理。読者が想像しそうなミステリのお約束の回答をことごとく潰していく様も見事です。

問題編と回答編が進む中、新たな手掛かりで過去の文章やエピソードの内容が様変わりするのも面白く、何が正しくて、何が間違いだったのか、混迷してきます。細かい出来事がもれなく手がかりになっている作り。本書の全編が問題編でかつ推理パートでもある。ミステリ好きならワクワクする事、間違いなしです。楽しい読書でした。

また本書は、ミステリ読みならどこかで目にしている『後期クイーン的問題』も含まれています。全ての手がかりが保証されていない中での真相が真の解決とはならない。この問題を、クイズ形式+ミステリ読みのプロ(探偵役)の組み合わせで作品にしているのも見どころです。

多重解決ものは目まぐるしい推理に後半疲れてしまう傾向なので、好みが分かれがちなのですが、本書はこれでもかってぐらい要素を盛り込んでいるので、疲れはするけど面白さが勝り、記憶に残る作品となりました。
こんなにもの多重解決の整合性を保ちつつ遊び心が満載な作品を作れるのが凄まじい。
著者の作品は、作品に対して何かしらテーマを盛り込み特化させているのが本当に素晴らしいです。今後の作品も楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.38
(1pt)

しょーもない落ち

話の中盤あたりまでは楽しく読むことができたけど、終盤に向けてどんどんしょーもなくなってくる。この作品が大賞を取ったなんて信じられない。映画の予告が楽しそうだったから原作を読んだけど本当にがっかり作品だった。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリー・アリーナ (講談社文庫)より
4065118077
No.37
(3pt)

綾辻行人が大好きな人と大嫌いな人に

本格的推理が大好きな人は読むべき本。ただしこの本があくまで本格的推理風に過ぎないことは
覚悟しておくべき。

後半にはどんどん推理に無理が出てくることには、さすがに良い評価は与えられない。

その理由は、内容が叙述トリックの浅ましさをこれでもかと書いた言うべき恐るべき内容だから。

綾辻行人が大嫌いな私にしてみれば、暗に批判しているのではないかと下衆の勘ぐりをしたくなる。

あるいは、結局のところ読者は推理作家には構造的に勝てないんですよということを言いたいのかも。

現代のいわゆる新本格ものが好きな人と嫌いな人におすすめというべきだろうか?
ミステリー・アリーナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリー・アリーナ (講談社文庫)より
4065118077
No.36
(2pt)

知ってる構造すぎて...

多分あんま小説読んだことのない人が初見で驚くタイプ
この薄さならこう言う着地にするしかないから仕方ないと思うな

私の感想としては、3倍の量あってようやく知ってる神作品が視界に入るかどうかぐらいだったな
あと単純に構造の面白さだけで戦いに来てる感じする
ミステリー・アリーナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリー・アリーナ (講談社文庫)より
4065118077
No.35
(1pt)

映画とは全く別物。大量の不快表現がキツい

映画を観て魅力的だと感じた部分、要素、設定がひとつも登場せずびっくりした。
どころかとにかく現代では考えられない差別用語、他国ルーツや性蔑視、身体的特徴の悪口、聞くに堪えない罵倒を台詞で連発。それも樺山のヘイトキャラ付けか?とがまんして読んだが、最後まで特に意味もカタルシスもなく、
ラストは描写が面倒とばかりキャラが台詞でだーっとまくしたてて終わり。
いくら古い小説といえ、映画は本当に好みなのに原作が受け入れがたい場合もあるのだと学びでした。
また、明らかな言葉の誤用や通常会話になんとなくで難読漢字をあてているのもストレスフルでした。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリー・アリーナ (講談社文庫)より
4065118077
No.34
(4pt)

まさかの展開でした❗️

面白かったです。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリー・アリーナ (講談社文庫)より
4065118077

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