孤島パズル

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種別
長編
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あらすじ

1996年08月01日 孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。バカンスに集う男女、わけありの三年前、連絡船の再来は五日後。第一夜は平穏裏に更けるが、折しも嵐の第二夜、漠とした不安感は唐突に痛ましい現実へと形を変える。晨星落々、青空に陽光が戻っても心は晴れない…。(「BOOK」データベースより)

評判

孤島パズルの評価:

7.13/10点 レビュー 24件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.13pt

孤島パズルの総合評価:

8.04/10点 レビュー 112件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.88
(4pt)

全てがほど良いミステリ

ここしばらく21世紀刊の国産ミステリを読んでいたので、少し古いもので「読者への挑戦」が付いている作品…と、こちらを選んでみました。
ストーリー展開、キャラクター描写、事件の謎や魅力、真相に至るロジックなど、どれもソツ無くほど良い加減で、バランスの良いミステリという印象です。
別の言い方をすると、キョーレツな印象には乏しいかもしれません。
(有栖川作品は他にもいくつか読んでいますが、どれもそんな感じ)
感心したのは、近年の若手ミステリ作家と比べると、地の文がとても上手いことです。
とりたてて個性的な文体ではなくも、その場の雰囲気や登場人物の心情などが、センスの良い表現で過不足なく語られていると思いました。
この作品を書いた時の有栖川さんがまだ「新人」だったことを考えると、最近の新人は地の文に関してはだいぶ力が落ちている気がします。
「読者への挑戦」は、真面目に考えましたが真相に到達できませんでした。
最終章を読んでみて、これは(勘ではなく推理で)当てるのは難しいなあ…と思った次第。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) Amazon書評・レビュー: 孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)より
4488414028
No.87
(5pt)

ペダンチック一歩手前の知的なプロット

処女作『月光ゲーム』のあと、三作目の『双頭の悪魔』があまりに素晴らしかったため手に取った、有栖川有栖のデビュー二作目。著者のあとがきでも「朝から深夜まで、書くことだけに没頭」したと記されているが、その言葉どおり、実に見事な推理小説に仕上がっている。

南海の孤島に集まった十三人。連続殺人事件が発生し、台風が接近、通信機は壊され、連絡船もあと三日間は来ない。伏線に次ぐ伏線、モアイ像にまつわる謎、そして思わず「あっ」と驚く結末。著者の最大の魅力は、ペダンチック一歩手前で抑えられた知的なプロットにあるのではないだろうか。

『捜査線上の夕映え』や『狩人の悪夢』も読んだが、本作の完成度はそれらとは比べものにならない。絶対にお勧め。なお、「東西ミステリーベスト100」2012年版では第95位に選出されている。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) Amazon書評・レビュー: 孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)より
4488414028
No.86
(4pt)

楽しく読める、クリスティ的なロジックミステリ

前作「月光ゲーム」に続いて読んだ。前作に比べると登場人物が少なく、ストーリーもロジックミステリに徹していて読みやすい。ただ、マリアとアリスのほのかなロマンス要素はあるものの、前作のような青春小説的な面白さはないし、特殊状況における冒険小説的な要素もない。また謎解きの部分については探偵本人が「紙切れより薄っぺらな小理屈」と語っているように、ごくわずかなヒントをもとに全ての謎の解釈に至っており、少し強引さを感じる。ただ、クリスティを読んでいるような雰囲気を味わえるので、読んでいて楽しいミステリであることは間違いない。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) Amazon書評・レビュー: 孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)より
4488414028
No.85
(4pt)

楽しく読める、クリスティ的なロジックミステリ

前作「月光ゲーム」に続いて読んだ。前作に比べると登場人物が少なく、ストーリーもロジックミステリに徹していて読みやすい。ただ、マリアとアリスのほのかなロマンス要素はあるものの、前作のような青春小説的な面白さはないし、特殊状況における冒険小説的な要素もない。また謎解きの部分については探偵本人が「紙切れより薄っぺらな小理屈」と語っているように、ごくわずかなヒントをもとに全ての謎の解釈に至っており、少し強引さを感じる。ただ、クリスティを読んでいるような雰囲気を味わえるので、読んでいて楽しいミステリであることは間違いない。
孤島パズル Amazon書評・レビュー: 孤島パズルより
4488012329
No.84
(5pt)

良い

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孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) Amazon書評・レビュー: 孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)より
4488414028

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