猫はチーズをねだる
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
猫はチーズをねだるの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
猫はチーズをねだるの総合評価:
10.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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ニュー・ピカックス・ホテルに謎の女性が宿泊します。あの古ぼけたホテルに2泊以上泊まるなんて・・・、住民たちの噂の的になります。そんななか、女性が宿泊する部屋が爆発。掃除係の若い女の子アンナ・マリー・トムズ(20歳)が死亡し、謎の女性は失踪したため、町中が騒然となります。いつものように、シャム猫のココは謎めいた行動をとりますが、クィラランにはその意味が分かりません。
事件に騒然としながらも、町は<食の大探求>と名づけたイベントで賑わいます。新聞のフード・フォーラム、男性のみの料理教室、厩舎横町に新たにオープンした料理店や食材店、パスティ(肉や野菜を生地で包んだ伝統料理)・コンテスト、名士オークション(町の名士と半日デートできる)、自転車マラソン、などで大いに盛り上がります。ところが、またもや事件が発生し・・・。
ココとヤムヤムはチーズ好きになり、チーズをせがみます「アオン」。クィラランはブドウの種ぐらいの大きさの欠片を与えることにしたようです。ホームパーティーでは、ココはチーズの欠片を追いかけ、ヤムヤムは客の靴ひもを熱心に探します(靴ひもを解くのがヤムヤムの趣味)。
本筋とは関係ありませんが、猫のひげの数が話題になります。ヤムヤムやブーツィー(恋人ポリーの飼い猫)は片側24本なのに対して、ココは片側30本。ココの卓越した能力の証しのようです。
本作では、ココとヤムヤムの優しさが描かれています。自殺しようとしたある男を2匹は慰めます。ヤムヤムは膝に乗り哀愁をたたえた瞳で男をじっと見上げます。それを見たクィラランは思います「彼女は魔女だ」。男はすっかり元気になります。
カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。