(短編集)

今だけのあの子

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種別
短編集
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あらすじ

2017年04月12日 今だけのあの子 (創元推理文庫)

結婚おめでとう。大学時代、新婦とは一番の親友だった。けれど恵には招待状が届いていない。たった六人しかいない同じグループの女子の中で,どうして私だけ。呼ばれてもいない結婚式に向かう恵の運命、そして新婦の真意とは(「届かない招待状」)。進学、就職、結婚、出産、女性はライフステージが変わることで付き合う相手も変わる。「あの子はいつまで友達なんだろう」。心の裡にふと芽生える嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと形を変えた。物語が鮮やかに反転し友情に潜む秘密が明かされたとき、人間の素顔が浮かび上がる。傑作ミステリ短編集。(「BOOK」データベースより)

評判

今だけのあの子の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

今だけのあの子の総合評価:

8.19/10点 レビュー 16件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15
(4pt)

面白い。

意外な結末。
今だけのあの子 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (創元推理文庫)より
448847411X
No.14
(4pt)

面白い。

意外な結末。
今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア)より
448801786X
No.13
(5pt)

苦手意識がある人にこそ

私は捻くれているので、叙述トリックというものがあまり得意ではない。
最後にどんでん返しが!と触れ込まれていると、そのトリックに騙されまいと注意深くより一層捻くれてしまう。そのせいで最後には、やっぱりね、そう思ったよ、なんだか前評判の割には大したことないなあ、とがっかりしてしまうことが多い。本来の読書の楽しみ方ができなくて悲しくなる。

ただ、本作は少し違った感想を持った。
叙述トリックよろしく、どの話も展開からすると予想外の、しかしなんとなく想定した方向に着地する。ただ、結末がどれも心地良い。主人公に成長がある。読後感が爽やかで、むしろ「だまされた」ことにも、「やっぱり!」と感じることにも、心地よく感じられるのだ。

どんでん返しに驚くというよりも、その裏に隠された人間ドラマや心理描写の巧みさに感動する。
こういった「人間の成長」や「希望の余韻」を残す作品には、どこか救われたような気持ちになる。本作が叙述トリックものとして語られる以上に、登場人物と、読む人の心に明かりを灯す物語であるという点にこそ、本当の魅力があると感じた。

叙述トリックにやや苦手意識がある人にこそ、本作をぜひおすすめしたい。
今だけのあの子 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (創元推理文庫)より
448847411X
No.12
(5pt)

苦手意識がある人にこそ

私は捻くれているので、叙述トリックというものがあまり得意ではない。
最後にどんでん返しが!と触れ込まれていると、そのトリックに騙されまいと注意深くより一層捻くれてしまう。そのせいで最後には、やっぱりね、そう思ったよ、なんだか前評判の割には大したことないなあ、とがっかりしてしまうことが多い。本来の読書の楽しみ方ができなくて悲しくなる。

ただ、本作は少し違った感想を持った。
叙述トリックよろしく、どの話も展開からすると予想外の、しかしなんとなく想定した方向に着地する。ただ、結末がどれも心地良い。主人公に成長がある。読後感が爽やかで、むしろ「だまされた」ことにも、「やっぱり!」と感じることにも、心地よく感じられるのだ。

どんでん返しに驚くというよりも、その裏に隠された人間ドラマや心理描写の巧みさに感動する。
こういった「人間の成長」や「希望の余韻」を残す作品には、どこか救われたような気持ちになる。本作が叙述トリックものとして語られる以上に、登場人物と、読む人の心に明かりを灯す物語であるという点にこそ、本当の魅力があると感じた。

叙述トリックにやや苦手意識がある人にこそ、本作をぜひおすすめしたい。
今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア)より
448801786X
No.11
(5pt)

女の友情は複雑

昔から「親友」という言葉に懐疑的だった。果たして相手は自分を本当に親友だと思っているのか。 5つの短編の中でも「届かない招待状」が秀逸。親友だと思っていた相手から結婚式の招待状が届かないことは割合ある話だ。逆に届いたのに欠席することもある。理由は出張と重なったり、祝金を出す余裕がなかったり様々だ。まあ同じ高校や大学、結婚式以降は少し距離を取る方が懸命だろう。「今だけのあの子」はよく出来た〈連作短編集〉だ。読みながら暗鬱な気分になるものの、決して希望のない終わり方ではない。全話が別の話であるものの、全ての話が繋がる伏線がある。芦沢央は長編も短編も素晴らしい。
今だけのあの子 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (創元推理文庫)より
448847411X

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