列車に御用心
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初版刊行(参考)
種別
短編集
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評判
列車に御用心の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
列車に御用心の総合評価:
8.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ジャーヴァス・フェン教授が、ハンブルビー警部らから
事件のあらましをきき、安楽椅子探偵を気取る話も含まれます。
どの話も、余計な装飾を施したり(掉尾の「デッドロック」は趣を異にして
ある種の哀感をもたせている)、わざとらしいギミックでごまかすこともなく、
正々堂々とした論理の流れで挑んでいます(手がかりという点で「高速発射」
「金の純度」は例外か)。
俯瞰すれば意外と単純なロジックでも、読んでいるときの謎に対する興味は
(すべての話ではないにせよ)失われることなく、結末で思わず膝を打ってしまうのは
作者の術中にはまった結果でしょう。
逆にいえば、単純明快な論理で感心させる作者は、推理小説において、相当の筆力を
持ち合わせていたに相違ありません。
なかには、「んなこと、ありえねぇ〜よ」(「苦悩するハンブルビー」)てのも
混じってましたが、論理の形相はみごとに活きています。
無駄を極限まで削ぎ落とし、ロジックの妙が冴える短編集のお手本のような一冊。